30過ぎたしダンスにも飽きたし、赤ちゃん欲しい、てか

(回答者に交代)

塩谷崇之:
あのお、今日は弁護士として、こちらには来ているんですけどもね、今お話伺っている限りでは、法律問題というよりはね、人生の問題かなという風に思うんですけどね。

まず一つは、このご主人は、ご両親の期待に応えるような生き方をずっとしてきたんだと思うんですよね。

相談者:
はい。

塩谷崇之:
で、そういう生き方をしてきた人が、期待に応えないで、自由に生きている人をみると、ですね、結構イライラするんですよ。

相談者:
はい。

塩谷崇之:
自分は、一生懸命、親だとか、周りの期待に応えられるように一生懸命、我慢して生きているのに、なんで、この人は好き勝手やるんだろう?、と、嫌いなことは嫌いだと、嫌なことは嫌だと言えるんだろう?、と、それはすごくイライラするっていうのは、たぶんあるんじゃないかなあと思います。

相談者:
はい。

塩谷崇之:
うん。
で、そろそろ赤ちゃんが欲しいんだけど・・あなた、意を決して、仰ったんだと思うんだけども・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
たぶん、聞いたときにね、私がご主人の立場だったら、今さら何を言ってるんだと、・・思うんじゃないかと思うんですよね。

相談者:
そうですよね。

塩谷崇之:
うん。
で、しかもね、なんていうんでしょうかね、自分の今までの態度についてね、思い返してみて、今まで、ごめんなさいと・・で、もう一度、2人でやり直したいと・・なんていうのか、あなたの反省が含まれたような言葉で話してたらいいんだけども。
うーん、いきなり、その今までの3年間のことを・・飛び越えて・・そろそろ赤ちゃんが欲しいんだけど、と言われても、たぶん、素直に、はいとは言えないような気はしますね。

相談者:
はい。

塩谷崇之:
だから、決して、周りの期待に応えていく生き方がいいっていうわけじゃないんですけれども、・・

相談者:
はい。

塩谷崇之:
やっぱり、そのお、結婚をして、妻として・・の・・期待に応えてあげられなかった。

相談者:
はい。

塩谷崇之:
それから、母親になって、家庭を築いていくってことについても期待に応えてあげられなかった。
そして、嫁として・・嫁としてという言い方がいいかどうかわかりませんけど、同居している父親といい関係を作って、という期待にも応えてあげられなかった。

別に、その期待に応えられなかったあなたが悪いんじゃないんですけども、ご主人との関係で言うと、・・
私は、そのお、十分に期待に応えられなかったことについて、今になって思うと、そういう部分があったと思いますと、それについて、どうすればいいのか、あなたと一緒に考えていきたいと、いうような意思表示をしてあげないと・・

相談者:
はい。

塩谷崇之:
うん。
今までずっと、ダンスで家を空けてた奥さんが、突然、そろそろ子供を作りたいと、いう風に言い始めたとしても・・やっぱり、ご主人は素直に受け止められないとは思いますね。
これは、別に弁護士としてじゃなくて、私もご主人と同じような世代ですから、一人の男として、奥さんから、そういう風に言われても素直にそうだね、っていう風には言えないんじゃないかなと思うんすね。

相談者:
分かりました。

塩谷崇之:
やっぱり、今まで、ずっと話聞いてると、要するに期待をされてて、その期待に応えられなかった。というのが、何回かそういうのが積み重なって、今に来ているんでね、またそろそろ赤ちゃんが欲しいっていう風に期待されて、ていうのが結構ご主人にとって苦痛なんじゃないかなって思うんですね。

だから、そんな余計な言わずにですね、もうご主人と、セックスをしたいのであればね、赤ちゃんを作りたい、とかいうそういう大義名分がなくてもいいですから、もう余計なことを言わずにベタベタ(笑)するとかね。

で、元々結婚する前は、そういうこと考えずにまあ、ある意味本能のままにね、愛し合ってたわけでしょう?

相談者:
はい。

塩谷崇之:
うん。
だから、そのころと同じようにね、妻なんだから、夫なんだから、母親になるんだから、そういう・・その立場とか、何が期待されてるかということを度外視してね、もう一度、結婚前のときみたいにね、普通に男女として、愛し合ってみたらどうかなって思うんですけども。

相談者:
はい。

(再びパーソナリティ)

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