40歳独身男・実家住まい。 難しくなってきた怒りのコントロール

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
率直にあなたの・・お声を聞いているとね、感情を見張りながら喋っているのが分かるのよ。

相談者:
あ。

マドモアゼル愛:
それで生きてきたら、そらあ、疲れるなっていう・・気が、まず第一印象としてね、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
あったわけよね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、人間生きていく中で、嫌いな人って、いっぱい出てくるもんだと、僕は思うんですよ。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
当たり前のように。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、そのとき、嫌いな感情を、まあ、表現出来たとしたら、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
意外と、次の日会ってみると、全然嫌いじゃなかった。ていう発見も、多いと思うのね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
しかし、嫌いな感情を抑えたときは、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
もう相手との仲に、それを出しちゃいけないという強制力だけが働いて、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
次なる新たな感情が芽生えていることも、次なる関係性が芽生えてくることも、実は閉ざしてしまうよね。

相談者:
ああ。そお・・

マドモアゼル愛:
そうすると、不快なことって、世の中にいっぱいあるから、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
常々、それを見張ってなくちゃいけない・・様になってしまう。
なので、常に、仰るように、自分の感情の、コントロールに気を遣わねばならないように、なっていくと思うのよ。
それは、疲れるよね。

しかし、ご本人は・・限界にきている・・その感情のコントロールに使うエネルギーが限界にきているにも関わらず、限界にきてしまったから自信を失くして・・さて、感情のコントロールするにはどうしたらいいのか?、というご質問になっちゃった。

相談者:
はあ。

マドモアゼル愛:
ね?
そいで、嫌いな人はじゃあ、居ないのかな?、少なくとも、嫌いという感情を自分の心の中に、あからさまに、出しちゃいけないから・・その前にセーブしようとすれば、世の中には・・悪いけれども、あなたには、好きな人が一人も居なくなるはずよ。

相談者:
はあ。

マドモアゼル愛:
だって、好きな人の前では、感情のコントロールをしなくちゃいけないという・・そういう張り詰めた気持ちを持ちながら、好きになることは出来ないもの。

相談者:
はあ、そうですね。

マドモアゼル愛:
だから・・正直に考えてもらいたいんだけども、今、周りに好きな人、一人も居ないと思うよ。

相談者:
はあ。

マドモアゼル愛:
本当に。
それは、裏返して見ると、嫌いな人を隠しているということでもあるよね。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
例えばですよ、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
現代人ていうのは、やっぱり、忙しいし、人間関係も高度になってるし、仕事も煩雑になっているから、ま、基本的に、ストレスに攻撃されてますよね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そんな中で、怒りの感情をコントロールするんではなくて、逆に、怒りを、やっぱり、自然に、出していく・・ていうことによってね、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
自己防衛も出来るし、自分の、嘘でない、なんていうか、気持ちを出すことで、救われていく部分があるよね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
常に怒りを制御しなくちゃいけないと。
あなたはずっと生きてきてるからね、弾力性を、いつしか失ってきていて、そして、それが、非常に耐え難いところにまで、ストレスとなって、今、きている。
いうものを感じるのね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
その原点が何か、加藤先生に、また後でゆっくり掘り下げて頂きたいなと思うけれども、それが、ま、基本的には、お父さんとの関係に、その、有ったのかもしれない。

相談者:
そお・・

マドモアゼル愛:
場合によっては、お父さんなんか俺、嫌いだ、っていう気持ちが、素直に、出せたならば、もっと違ってたかもしれないし、それは分からないけれどもね、

相談者:
ええ、仰るとおり、ずっと自分の中に、いつの間にか、こう、怒りの感情に、蓋をしてた・・だから、僕はあのお、ちょっと恥ずかしい話で、あまり、喧嘩をしたことがないんです。

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
それでえ、ま、事を、すべて、抑えてたってところも、あったりしたんで、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
何か・・いきなり、そのお、蓋が開きつつあるからだと思うんですが、じゃあ、それに、なったりしたら、どうしたら、いいのかなと、思ったりしたこともあったりしたんですけど。

マドモアゼル愛:
仰るとおりだよね。
自分の、怒りというものに対して、ちゃんと向かっていくと、もう、さっきと全然違う、あなたの、本当の声になってきてる・・(笑)・・だよね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
だから、やっぱり、抑え過ぎてきたことだけは、間違いないと思うのよ。
そして、その結果、憎しみや怒りを抑えると、・・デリケートな、柔らかい、色々なものの、感性や、受取ることが、逆に出来なくなっちゃうわけよね。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
うん。だから、この怒りの問題は、やっぱり、怒りをどうしてコントロールしたらいいかじゃなくて、逆に、もっと、自分の怒りの本質を知って、それをどうやって、具体的に出して、もっと、自由で軽い、自分になっていくのか、その原点に当たるような所から、ちょっと、加藤先生にバトンタッチして、私も伺ってみたいな、という風に、思うんですね。

(再びパーソナリティ)

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