妻が別居を切り出した理由を額面通りに受取る相談者
(回答者に交代)
大原敬子:
あの、お友達の家によく遊びに行くっていうのは、それは、ずうっと・・最近も頻繁にですか?
相談者:
そうですね、はい。
この前も、一泊しに行ったばっかりですね、はい。
大原敬子:
一泊・・泊りがけってのは、ここ最近・・
相談者:
泊りがけです。
大原敬子:
多いですか?
相談者:
いえ、そのとき初めてです。
大原敬子:
初めて。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、その前のときに、奥様がお友達の家に、月に何回くらい、いらしてました?
相談者:
・・んん、平日の夜にも行ったりするので、5、6回・・6回・・
大原敬子:
それは最近ですか?
相談者:
はい、最近・・最近というか、結構、半年くらい・・1年くらい・・
大原敬子:
半年くらい、1年くらいから行きだして、
相談者:
はい。
大原敬子:
泊りがけが今回。
相談者:
はい、そうです、はい。
大原敬子:
あのね、今、お話を聞いていて、あなたは、すごく真面目で、誠実で、とにかく、結婚生活をちゃんとしようという方なんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
ただ、相手の心と、触れようというものが、なんか少ない感じがするんですね、私は、聞いていて。
相談者:
あ、そう、嫁からも言われました。
大原敬子:
そうでしょう?
なぜかっていうと、もう、この人は何も言うことは何もないけれど、
相談者:
はい。
大原敬子:
ここの・・心の中にグサっと入ってくることが無い。
相談者:
はい。
大原敬子:
表面的には何不自由なくないんですけれど、
相談者:
はい。
大原敬子:
女として、つまらないところがあったのかもしれないんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、その女の人が言った言葉は・・あなたが何の不思議もないように、聞いて、それをすぐに行動に移す安易さがあるんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
というのはですね、奥様が仰ってましたね、ま、両親は嫌だってこと。
相談者:
はい。
大原敬子:
次に給料が少ない。
相談者:
はい。
大原敬子:
妻が、給料が少ない?
こんな冷たい女かと思うんですけど、あなたは、給料が少ない、そうか、アルバイトしよう、と言ってしまうんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そして、突然ですね、今度は、あなた、こんな暴言を吐いたわよ、ってこと言ってるんです。
つまり、私(妻)があなたに、あなたが求めることを拒絶するには、このような理由があるからです、ってこと言ってるんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
物理的に、あなたが、
なあるほど、給料が少ない、あ、それが不満なんだ。
あ、そうか、両親ね。
過去、確かに僕は言った。
この三つが嫌いな条件か、ってとってしまうんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そこに、今回、大きな夫婦間のズレがあったような気がするんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
そういう真面目さであるけれども、もっと心が欲しかったってのがあるんじゃないかと思うんです。
相談者:
・・
大原敬子:
で、聞きたいんですけども、あなたはこのお嫁さんと・・本音ですよ、
相談者:
はい。
大原敬子:
結婚生活ですか、それとも、夜の生活・・っていうか男と女、
相談者:
はい。
大原敬子:
どっちが大事なんですか?
今の段階の・・真面目に答えて欲しいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
瞬間に頭に浮かぶのは。
相談者:
結婚生活です。
大原敬子:
で、もっと詳しく言って、どういうこと?
相談者:
・・
そうですね、気持・・変な話、なんか、・・愛が欲しいって思って、最近。
大原敬子:
そちらの方でしょう?
相談者:
はい。
大原敬子:
たぶん、そうだと思ったんです。
もし、これ、あなたの愛を満たしてくれる女性がいたら、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたはこの状況をどうしますか?
相談者:
はあ、自信はないですね。
大原敬子:
そこなんです答えは。
相談者:
はい。
大原敬子:
愛を満たしてくれる人に・・僕が生きていけないから、
相談者:
はい。
大原敬子:
そのためには、これに応じようってのが、あなたの、瞬間、頭に浮かんだ、対応策だったんじゃないかなと、思うんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
もしこのお嫁さんが、この携帯も何でも無かったとしましょうか。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、実家に行きました。
で、あなたは、県営を探しました。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、君の条件を揃えたから来てね、と言います。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、夜の生活、ずうっと拒まれたら、あなたどうしますか?
相談者:
・・
大原敬子:
一家団欒は手に入れることが出来ても、最悪、あなたが求めている、愛の触れあいが無いときに、
相談者:
はい。
大原敬子:
この今回の行動は、後悔あるかないかを聞きたいの。
相談者:
後悔するかも知れません。
大原敬子:
後悔したらどうする?
覚悟は出来ている?
相談者:
はい。
大原敬子:
どういう覚悟?
相談者:
離婚する覚悟は、あります。
大原敬子:
それ間違いないのね?
相談者:
はい。
大原敬子:
そしたらね、
相談者:
はい。
大原敬子:
この・・男性がいるかどうか、もう、憶測ですから。
あなたが頭に描いたのが当たっているハズです、夫婦ですから。
相談者:
はい。
大原敬子:
私がとやかく言うことじゃないんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そしたら、あなた、これから・・(妻が)友達の家で一晩泊まった。
相談者:
はい。
大原敬子:
3ヶ月前に、既にスナックに行っていた。
相談者:
はい。
大原敬子:
色んなことを考えてですよ。
相談者:
はい。
大原敬子:
自分の中で・・嫉妬ではなくって、事実を束ねて、
相談者:
はい。
大原敬子:
でも、一応、今あなたが言ったように、実家にお願いして・・あなたは、毎日行くこと。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、ひとまず、自分の、気持ち・・のもので、一本化するんです。
要するに、一貫性を持つっていうことです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そのときに、あなたの、誠実で・・表面しか見えないあなたでも、あれ?、僕が行ったら、お嫁さんが土日居なかったとか、
相談者:
はい。
大原敬子:
そういう事実を自分が見るんです。
事実を見ながら、見ながら、自分が、一番、最悪考えてた憶測と重ね合ってきたときに、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたの一貫性が生きるときがあるんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
分かりますか?
相談者:
分かります。
大原敬子:
あなた、もう、ここまで行動してしまったんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
人生は、一度渡ってしまった川は、ずぶ濡れになっても渡ることなんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
男の逞しさってのは、俺はこの川を渡れない、っていう自分の器を知っている人なんですね。
そういう人は、遠回りしてもいいから、川上に歩いてくんですね、時間を掛けて。
相談者:
はい。
大原敬子:
必ず細い所があるんですよ。
相談者:
はい。
大原敬子:
逞しい男とか、逞しい生き方ってのは、自分の合った器で、自分の目的に歩く人なんです。
で、私はあなたを見たときに・・軽率に渡ったならば、まず、川を渡ってしまったんだから、
相談者:
はい。
大原敬子:
もうここは、男として貫くこと。
相談者:
はい。
大原敬子:
早まったと思っても、どんどん・・細い所がありますから、その細い川の所で、あなたが渡ろうとしてる瞬間が、
相談者:
はい。
大原敬子:
この携帯電話の事実と、お嫁さんの心と、
相談者:
はい。
大原敬子:
自分のやった行動が全部、見えます。
相談者:
はい。
大原敬子:
見えたときに・・あなたが最初に石投げましたね?
最悪これを覚悟したっていう。
腹を括っていますから、今回みたいな、軽率な行動は、絶対しないと思います。
今、あなたがすることは何ですか?
今日やることは何なの?
相談者:
今日やることは、・・取り合えず、むこうの親に挨拶しに、行くんですけれども、
大原敬子:
うん。
挨拶して、次は?
相談者:
えっと2人で話しをして
大原敬子:
うん。
相談者:
信じるよ、と伝えようと思います。
大原敬子:
はい。
で、次は?
相談者:
未来のために、なんとか、うまく、・・やっていけるように、
大原敬子:
聞いて・・
相談者:
頑張るよと。
大原敬子:
頑張るよと。
そのときに、うまくやっていくのは・・迷惑でなければ、僕、土日は行く、と。
相談者:
はい。
大原敬子:
それから、仕事があるけれども、普通の日も、顔だけ観に行くからねってことは、
相談者:
はい。
大原敬子:
必ず加えることなの。
相談者:
はい。
大原敬子:
これが切れない、まず条件なんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、あなたの頭の中に、瞬間でも・・携帯の・・も、すごくあなたお若いのでね、激しく揺れる気持は分かるけども、
相談者:
はい。
大原敬子:
この携帯を、今、出したら・・信じてくれなかったってのは、一番の別れの言葉ですからね。
相談者:
ああ、なるほど。
大原敬子:
そうですよ。
分かる?
相談者:
はい、分かりました。
電話のことは忘れます。
大原敬子:
忘れる。
ここはぐっと腹を押さえて、
相談者:
はい。
大原敬子:
やっていって頂きたいんです。
相談者:
はい。
今井通子:
お分かり頂けましたか?
相談者:
はい。
今井通子:
それでは、頑張ってね。
相談者:
はい、頑張ります。
(内容ここまで。次は管理人コメント)
そこまで惚れてんだったら待ってたら?
コブ付きでも良ければね(笑)