私が寂しい。娘婿へ抱く複雑な思い
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もし、もし?
相談者:
はい。
加藤諦三:
今、中川先生にいいアドバイスで・・諭されましたね。
先ほど中川先生が言ったようなね・・お話で・・ものごとを解決していかれるなあ、と気がしてるんですけどね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分かりました。
(内容ここまで)
娘婿への評価が妻である娘と、こうも違っちゃうとねえ。
なんでしょうね、相談者の感情は。
頭では分かってるんだけど、込み上げてくるさみしさ。
義理とはいえ、優しい息子に対する感情。
あるいは、女が男に抱く感情に近いものも、ちょっとあるんじゃないかのなあ。
いや、相談者も意識していないかも知れませんけどね。
だからこそ、自分でもよく分からない感情の処理に困ってるわけです。
意識してなかったものが、いざ別れが現実になったことをきっかけに、こみ上げてきた。
こんなところではないでしょうか。
どんなに素行不良でも、自分にだけは優しい。
あばたもえくぼというか、欠点は見えません。
弁護士が常識を説いてもし方ないわけです。