（回答者に交代）

マドモアゼル愛：
私も分からないんですよ、実は。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
何でこういう問題が生じると思う？

相談者：
さあ・・私に何か原因があるんでしょうか？

マドモアゼル愛：
ううん。
個々が悪いっていうんじゃなくてね。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
お互いの、ほんとの、さっきも言ったように、ベースにおける信頼関係がないからじゃない。

相談者：
はー。

マドモアゼル愛：
だから、架空の、ある程度の、不信があるようなもので、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
ああだ、こうだっていう反応だけは大きくなると。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
実際は、事実はどこにあるのか分かんない・・これは奥さんを責めてるんじゃなくてね、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
言えることは、２人の間に信頼関係が無いんだっていう・・露呈だよね、一種の。
そして、奥様からしてみれば、そういう不信を、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
なぜ自分の脅威として、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
すぐ、また・・こうしなければ良かったっていう・・自分の安全策として・・しか、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
捉えようとしないのか、っていうあたりが、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
この結婚の、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
一つのカラーを、感じさせるんですよ。

相談者：
はー。

マドモアゼル愛：
だから、奥様にとって安心なのは、形の上の、安全は絶対逃したくないという、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
おそらく、この結婚のスタートに、もう、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
そういう奥様の気持ちが強かったんじゃないかって気がする。

相談者：
はー。

マドモアゼル愛：
そうでなければ、もっと早く言ってくれてれば止めたのに・・的な、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
ことは、何か、・・違う匂いが感じられるのよね。

相談者：
はあ、そうですかあ。

マドモアゼル愛：
うん。
正直、好きなの？、旦那さんのこと。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
そしたら、もうちょっと、自分の安全の・・別に、２人の・・やっぱり、手応え・・。
だって、一応、ま、あの、ちょっと幼稚なところはあるとは言え、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
旦那さまは、あなたに嫉妬するくらいなんだから。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
それは、安心感にならないんだ？、こういう場合の。

相談者：
ちょっと、こんな話をしていいのかも分からないんですけれど、

マドモアゼル愛：
うん、うん。

相談者：
結婚してからは、夫婦関係が一切無いんです。

マドモアゼル愛：
それは、不安だよね。

相談者：
その前が、多少は、あったんですけども、

マドモアゼル愛：
えっと、結婚して何年でしたっけ？

相談者：
５年。

マドモアゼル愛：
それ、ほとんど無い？

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
それは確かに不安になるよね、確かに。

相談者：
そうなんです。

マドモアゼル愛：
ちょっと、あの、伺いたいのは、この結婚は、どちらがリーダーシップをとって決めた結婚ですか？
奥様じゃない？

相談者：
主人の方です。

マドモアゼル愛：
旦那さまが？

相談者：
はい。
むこうの方からアピールしてきました。

マドモアゼル愛：
はあー。
そうすると、手に入れっちゃったものを・・

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
よくあるんですよ、そのお・・手に入れっちゃったものには、関心を失くしちゃうようなタイプの男の人っていうのはね。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
そういう、幼稚性の問題なのかなあ、というところで・・
分からないことは、色々あって、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
とにかく、本当に、その・・前の恋人との関係が、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
ほんとに、そういう形になっていて、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
そちら・・も失いたくない、だから、これは、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
だから、要するに、手に入れてたときは大したことなかったけども、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
今、結婚して、彼女が・・元の彼女が遠くなったときに、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
ま、みんながこちらに向いていなければ、振り向かせなければ安心できない、ナルシスト的なね、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
その欲求が旦那さまに、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
強いんだろうね、きっとやっぱりね。

相談者：
はー、そうだと思います。

マドモアゼル愛：
そうじゃないと、こういう・・ケースって、あり得ないと思うよね。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
はい。
そうなると、やっぱり、この人ってのは、自分のことにしか、ほんとうの意味で関心がない・・子供だよね。

相談者：
はー。

マドモアゼル愛：
やっぱり。
そういう幼稚性がないと、こういう、なんか、すべての現象って理解できないような気がすんのね、なんかね。

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
はい。
そいで、じゃ、これはもう、加藤先生が、ご専門の立場ですしね、ちょっと、あの、こういうケースの中で、

相談者：
はい。

マドモアゼル愛：
ま、奥さまとしては、どう、対処していくのがいいのか、ちょっと、まあ、僕も含めてね、伺ってみたいなと思いますんで。

相談者：
はい。

（再びパーソナリティ）