言葉を誤解され職場を転々。診断後も心無い言葉に凹む手帳持ちアスペルガー
(再びパーソナリティ)
勝野洋:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、いいです。
ありがとうございます。
勝野洋:
あ、私も一言よろしいでしょうか?
相談者:
はい(涙声)
勝野洋:
今ね、先生が言われたように、
相談者:
はい。
勝野洋:
すべてはお金じゃないんですよね。
相談者:
はい。
勝野洋:
先生言われたように、ほんとに魂ですよ。
相談者:
はい。
勝野洋:
で、僕はあなたのあの、声を聞いててね、
相談者:
はい(涙声)
勝野洋:
あなたのこの人間性っていうか、ほんとにいい人だなあと思いましたよ。
相談者:
いやあ、いい人じゃなく、ただ、お人よしで、
勝野洋:
いや、お人よしでもいい人なんですよ。
相談者:
はい。
勝野洋:
そういう、ね、人がね、こうやって、今、あの、一緒に、んん、僕と話せて、ていうか、先生と話せてね、ほんと僕も嬉しく思いますよ。
自分を信じてください。
相談者:
はい。
そうしないとですね、はい
勝野洋:
自分をずうっと信じて。絶対に。
それを繰り返してください、自分の中で。
相談者:
はい。
勝野洋:
そうすると、自信がついてきますから。
相談者:
はい(涙声)
勝野洋:
で、そして、もっともっと、人に優しくしてあげてください。
相談者:
はい。すんません
勝野洋:
これでよろしいでしょうか?
相談者:
はい、どうもありがとうございました。
勝野洋:
はい
高橋龍太郎:
はい
勝野洋:
はい、失礼しまあす
どうも
相談者:
失礼します
(内容ここまで)
障害者枠雇用自体が少なくてなかなか就けないもんなのね。
アスペって、私も知ったのは数年前でしょうか。
WikiPediaを読んでて、まず思ったのは、私にも当てはまりそうな項目がいくつかあること。(苦笑)
障害者年金を貰おうなんて考えてないけど。
確かに、アスペって周知しておけば、周りとの無用な衝突はなくなりますね。
だから、相談者のこれからは、良くなっていくと思う。
心無い人はどこにもいるけどね。
だいたい、年金受給してるなんて、こういう無駄な正直さがアスペのアスペたるゆえんなんだが。
高橋先生が言ってる高スキルの例は、相談者にとっては慰め程度かもしれん。
でも、以前、クローズアップ現代でやってたのは、単調だけど、正確さが求めれる仕事なんかに、能力を発揮できる例でした。
融通の利かなさが、逆にプラスに働くとかなんとか。
介護職なんて、相手の感情を読みながら、やらなければならない仕事でしょうに。
相談者は、アスペにとって最もハードルが高い仕事をずっとやってたってことになる。
いずれにしても、
「おまえ、おかしいから病院へ行け」、
って薦めたくれた上司との出会いをまず感謝すべきじゃない?
最後の勝野洋とのやりとり。
高橋龍太郎に乗ってせっかく激励しようとしたのに、否定されてムッとする勝野洋。
分かった?
これがアスペのトラブルの仕組みの一端。
意図を読めず、予定調和を認めない。
それは敵味方問わず容赦ない。
相談者 「僕の言ったことでね、傷ついたとかですね、そういう風に言われてですね、辛い想いして来たんですよ」
昔、アスペルガー障害 と診断された中学男子が翌日自殺してしまった という話を聞いたことがある。今、治験が進められているんだけどどうなっているんだろう。