ケリがついた相続を進んでないと錯覚する相談者

(内容ここまで)

ああ、面白かった。

水溜りで、溺れるー!って騒ぐコントがあるんですが、そんな感じ。

始めは、相談者はもしや、トンデモ弁護士に当たってしまったのか?
なんてワクワクしたんだけど。

遺産分割協議書にはもうサインしたって・・
それ、最初に言えよ。

てか、
今日の相談は自分の弁護士に聞くことなんだけど、勝手に不信感を持ってるってことね。

長男に遺産の半分以上を隠されたみたいで、そこは同情してたんだけど、法定相続分を超える650万を勝ち取った相談者が、

「しゃあない」

と言ってるわけだから、それ以上の金額を要求していたんだよ、この人。

一体何を根拠に法定相続分を超える金額を要求していたんでしょう?
長男が継いだ家土地相当?

だったら、坂井さんが言うような主張を、長男もしてきます。

遺産使い込み長男 VS 法定相続じゃ足らない次男
そらあ、まとまらないさ。

割りを食ったのは妹2人。

もしかするとチョットは有ったかもしれない兄に対する畏敬の念は、ゼロを振り切って、マイナスになっちゃったな。

いつか、それを実感すると思うよ、相談者。

 

さて、

相談者が弁護士に支払うお金は、

650万の15%で97万5千円。
着手金が別だとすると、合計約130万円。

この案件だと、弁護士からすれば割りに合わないかもしれんね。

でも、払わなきゃ、払わないで済んだお金だよ。
しかも、長男も弁護士に依頼していて、似たような金額を出すわけだ。

つまり、兄弟仲良くっていうか、自分たちだけで協議すれば手にできた、2~300万が消えたわけだよ。

ああ、もったいない。

お母さんも泣いてます。

 

「ケリがついた相続を進んでないと錯覚する相談者」への1件のフィードバック

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