愛情不足で育てました。キレる子供に育ちました
(回答者に交代)
大原敬子:
大変ですね?
大変ですねえって、私言ってるんですけども、
あら?、何が大変なのかな?、って思ってるんです。
相談者:
そうなんですか?
大原敬子:
そうなの。(笑)
相談者:
(笑)
大原敬子:
あのね、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなた自身の、今日の相談だと私思ってるんです、長女ではなくてね。
相談者:
私ですか?
大原敬子:
そう。
それは、なぜ、そこに、まず・・えー、一つの柱を立ったかというとね。
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたの中に、あなたのその考え方が、と、お婆ちゃんとの確執が、
相談者:
はい。
大原敬子:
この長女の今の、あなたが言った、冷たく、ね、冷たい行動してる、ってところに繋がったくるかもしれませんけれども。
非常に、不思議だったのは、
相談者:
はい。
大原敬子:
本当は、ご主人様とか、家の中の重さに、今、耐え切れないんだと、私思ってるんです実は。
相談者:
うん。
大原敬子:
というのは、泣い・・あなたが急に泣き出しましたねえ?
それは、長女がこうなんでしょう?・・こうなったら、きっと不登校に違いないわ・・なったらあの子はどうしよう・・ってんで、あなたの世界観の、想像の中で、あなた今、涙してるんです。
相談者:
ああ。
大原敬子:
泣くことも・・泣くに泣けない人っているんですね。
それは周りに緊張感があるから。
でも、こういう想像で・・ああ、長女が可哀そう・・こうなっちゃうのよね、っっていうときに、初めて涙を流すと、
相談者:
はい。
大原敬子:
流してるうちに、あなたの心が落ち着くんですね。
相談者:
ああ。
大原敬子:
今日、とても不思議な現象を今見たんです。
そこから私が感じたことですから、少し、参考として聞いていただけますか?
相談者:
あ、はい、分かりました。
大原敬子:
まず、この・・次女だったら、思いっきって叱っても、お婆ちゃまは何も関与して来ないんです。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
でも、この、長女の場合に、
相談者:
ええ。
大原敬子:
今でもですね、
相談者:
ええ。
大原敬子:
はっきりと言いたいことが言えない状況になってるはずなんです。
相談者:
言えないですね、長女には。
大原敬子:
でしょ?
相談者:
遠慮があります。
大原敬子:
そうですよね。
相談者:
はい。
大原敬子:
それが、今、今日(こんにち)、あなたが、重いってのは・・一つはご主人様のことの不満です。
相談者:
あ、はい。
大原敬子:
2つ目は、仕事の重さ。
相談者:
ああ。
大原敬子:
でも、全部、それは、
相談者:
はい。
大原敬子:
うーん、五分の一、五分の一なんです。
相談者:
残りの五分の三は、
相談者:
はい。
相談者:
長女が、
相談者:
はい。
大原敬子:
自分の子であって、
相談者:
はい。
大原敬子:
自分の思うとおりに出来ない重さです。
相談者:
・・
大原敬子:
その重さの中には、
相談者:
はい。
大原敬子:
不憫さと、
相談者:
はい。
大原敬子:
他人の感情が入ってるってことと・・さっき言いました、五分の一のお婆ちゃん。
相談者:
はい。
大原敬子:
それから、ご主人様に対する恨み。
相談者:
はい。
大原敬子:
全部が、あなたの生きた、十何年間の、
相談者:
はい。
大原敬子:
小いちゃな・・その何て言うのかしらね、心の、不満とか、イライラとか、憎しみ、
相談者:
はい。
大原敬子:
混ぜこぜに、かぶってしまったお嬢さんがそこに居るんです、今。
相談者:
ああ。
大原敬子:
で、今日は、「この娘があ」、って言うんですけども、
相談者:
はい。
大原敬子:
ようく、お嬢さんの一つひとつ、かいつまんでいくと、
相談者:
はい。
大原敬子:
あ、これ、夫だわ、って・・この原因は夫。
あ、これ、お婆ちゃん。
ていうの、出てくるはずですよ。
相談者:
はい。
うん。
大原敬子:
ね。
相談者:
はい。
大原敬子:
それを、現実に見てしまったら、
相談者:
はい。
大原敬子:
同居出来ない、とあなたが思ってらっしゃるんですねえ。
相談者:
ああ、はい。
大原敬子:
そうすると、娘の、この冷たい言葉は・・ていうことでね、
相談者:
はい。
大原敬子:
矛先を変えることによって、
相談者:
はい。
大原敬子:
激しい憎しみじゃなくって、
相談者:
はい。
大原敬子:
お嬢さんとの向かい合った戦いは、
相談者:
はい。
大原敬子:
親子であるだけに、
相談者:
はい。
大原敬子:
不安と恐れだけしかないんですね。
相談者:
・・
大原敬子:
不安と怖れの悩みのほうが、あなた、今、楽なんです。
相談者:
ああ、はい。
大原敬子:
現実の憎しみと怒り。
相談者:
はい。
大原敬子:
五分の一、五分の一、それは重たいんです、あなたに。
相談者:
・・
はい。
大原敬子:
それを全部かぶって、今日ご相談なさったんじゃないかなと思うんですけども。
相談者:
ああ。
そうですね。
憎しみと怒りは・・おっきいですね。
大原敬子:
大きいでしょう?
相談者:
はい。
大原敬子:
で、じゃ、これから、どうするか。
今分かってくださいましたね?
五分の一はご主人様です。
相談者:
はい。
大原敬子:
五分の一か、五分の二はお婆ちゃんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
でも、本当は、ご主人様です、それ全部は。
実は。
相談者:
はい(笑)
大原敬子:
お婆ちゃんは、
相談者:
はい、うん。
大原敬子:
ちょこちょこ言ってますけども、
相談者:
ええ。
大原敬子:
えらい災難。
相談者:
(笑)
大原敬子:
と、私は思いますよ。
相談者:
そうです。
大原敬子:
分かります?
相談者:
はい、分かります。
大原敬子:
だから、今、私がお願いしたいのはね、
このお姉ちゃんと妹さんの関係を、
相談者:
はい。
大原敬子:
とにかく、仲良くさせることなんです。
相談者:
ああ、はい。
大原敬子:
で、お姉ちゃんが、
「なによ、そんな」
「たかがその成績」、って(言ったら)、
「そうだよね、お姉ちゃん言いたいもんね」、って、言ってあげるんです。
相談者:
ああ。
大原敬子:
そして、必ず、台所とか、妹が見てない所で、
相談者:
はい。
大原敬子:
抱きしめて欲しいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
出来ます?
相談者:
うん。
大原敬子:
必ず。
相談者:
出来ます。
大原敬子:
「な、なによ、急にお母さん抱いて」、って言ったら、
「お母さんね、」って、
「いつもこうして抱いてみたかったの、あなたを」、って。
相談者:
はい。
大原敬子:
それから、前も・・いつも言うんですけども、子供が、
「あ、この人、あたしのお母さんだわ」、と思う時ってのは、
相談者:
はい。
大原敬子:
お姉ちゃまにですね、親指と、
相談者:
はい。
大原敬子:
人差し指と、中指です。
相談者:
はい。
大原敬子:
これって、すごく唇の感覚いいんですねえ。
相談者:
はい。
大原敬子:
も、きれいな、おにぎりじゃなくていいんです。
食パンでもいいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
それを、つかめるくらいの大きさです。
相談者:
はい。
大原敬子:
それを、お姉ちゃんのお口に持って行くんです。
相談者:
はああ。
大原敬子:
「食べてね」、って。
「お母さんだけの秘密」って。
相談者:
はい。
大原敬子:
そうするとね、「何よっ」、て言うかもしれませんけど、
相談者:
ええ。
大原敬子:
また来ます。
一度、二度、拒絶されても、あなたがすることによって、
相談者:
はい。
大原敬子:
一度、二度の拒絶は、(お姉ちゃんの中で)
「こうして、お母さんは、」
相談者:
はい。
大原敬子:
「妹と仲良くやれと言ってるんだわ」、ていう想像になっちゃうんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
一度でやめてしまうと、「やっぱりね」、と思いますから。
相談者:
あ、はい。
大原敬子:
あなたが本当に妹さんとお姉さんを・・長女をですね、仲のいい姉妹にするならばね、
相談者:
はい。
大原敬子:
根気よくやってみてください。
相談者:
はい。
大原敬子:
それで、あなたが、いつも、お婆ちゃんに、
「お婆ちゃん、ありがとう」、って言葉、言って欲しいんです。
相談者:
あ、はい。
大原敬子:
大丈夫?
相談者:
はい。
大原敬子:
そいで、あとは、ご主人様の件は、加藤先生に聞いてください。(笑)
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)