（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
あのお、お嬢さんにとっては、安全っていうのが・・これは、誰にとっても安全が第一なんですけども、

相談者：
はい。

加藤諦三：
人の上に立つことが、お嬢さんにとって安全なんです。

相談者：
あ、はい。

加藤諦三：
で、なぜそうなっちゃったかということなんですけどもね。

相談者：
ええ。

加藤諦三：
そこに、あなたと、夫との関係が出てくるんですけれども、

相談者：
ああ。

加藤諦三：
で、長女を育てる・・ときってのは、

相談者：
はい。

加藤諦三：
要するに、夫との関係から、苦しみを、

相談者：
はい。

加藤諦三：
解決するための子育てだったんじゃないですかね？

相談者：
ああ。

加藤諦三：
で、次女は、好きな◆＠#×子育てなんですよね？

相談者：
ああ・・そうです。
・・
そうでした。

加藤諦三：
そうするとね、長女からすると、

相談者：
はい。

加藤諦三：
自分は世界と敵対してるんですよ。

相談者：
ああ。

加藤諦三：
だって、

相談者：
はい。

加藤諦三：
あなたは、長女を自分の味方として、

相談者：
はい。

加藤諦三：
育ててないですもん。

相談者：
・・

加藤諦三：
夫との関係の憎しみがありますから。

相談者：
そうですね。

加藤諦三：
長女からすると、世界は敵なんですよ。

相談者：
そうでした。

加藤諦三：
そしたら、どうしたって、長女は、自分の安全を守ろうとすれば、

相談者：
うん。

加藤諦三：
「そんなことも出来ないの」、って人を馬鹿にすることしか、自分の安全守れないですよね。

相談者：
そうですね。

加藤諦三：
ですから、大原先生の言われたような、

相談者：
はい。

加藤諦三：
対処のし方をすれば、

相談者：
はい。

加藤諦三：
お嬢さんの心の傷は癒されてきて、

相談者：
はい。

加藤諦三：
すべて解決に向かうという風に、

相談者：
はい。

加藤諦三：
僕は思うんです。

相談者：
はい。

加藤諦三：
よろしいでしょうか？

相談者：
はい。
やってみます。
はい。

加藤諦三：
じゃあ、それで、子育てをやってください。

相談者：
はい、ありがとうございました。

加藤諦三：
はい、どうも、失礼します。

相談者：
はい、失礼したします。

加藤諦三：
人を馬鹿にする人は、世界は自分に敵対していると認識しています。

（内容ここまで）

その人との問題は、その人との関係で解決する。てか向き合う。
その人との問題を、他の人との関係に投影しない、代理させない。

それは、そうなんですが、誰しも、そうしようと思ってやってません。
そう、無意識。

で、感情は、向けやすい人に向けられていく。

相談者の場合、長女がその防波堤となって、次女にその矛先が向くことはなかった。

リスナーとしては、これまでの長女への具体的な子育てを一つ、２つ、聞いていただくとありがたかったんですが。

あと、相談者が長女に遠慮してしまうメカニズムとかも。

 

ま、相談者さえ分かれば、それでいいんだけど。

でも、１０歳かあ、ちょっと、大きくなってしまいましたね。

長女のクラスでの振る舞いを知らせてくれたのは、担任の先生なんでしょうか。
１、２年の担任だったら良かった。

大原さんは、根気が必要と言ってましたが、すぐには無理だよ、ってことです。