（再びパーソナリティ）

勝野洋：
よろしいですか？

相談者：
はい。
大丈夫です。

勝野洋：
私も一言よろしいですか？

相談者：
はい、どうぞ。

勝野洋：
あのお、もちろん、先生言われたように、結論出すのはあなたなんですが、

相談者：
はい、はい。

勝野洋：
娘さん、へのフォローをね、

相談者：
はい、そうですね。

勝野洋：
確実にお願いしますね。

相談者：
あ、はい、

勝野洋：
やっぱり、ご主人はお父さんですからね、実際の。

相談者：
ええ、いや、自分の、親も、離婚したんで、それは、すごい、気にしてはいるんです。

勝野洋：
そ、それは、いや、だから、すごく傷つき易いと思いますので。
もう傷ついてると思います。

相談者：
はい。
申しわけないです。

勝野洋：
じゃ、これでよろしいでしょうか？

相談者：
はい。
どうも、ありがとうございました。
どうも。

（内容ここまで）

なに？、このＤＱＮ。
って思いました、最初はね。

でも、聞き終わって、私は好き、この人。
裏表がないっていうか、ウソがないっていうか。

たぶん、中川さんも、最後、危なかしくって、助けたくなって、
「弁護士付けろ」、なんてアドバイスしたんだと思う。

それにしても、
家に帰らず、生活費だけ送ってくる夫。
羨ましいと思ったリスナー、いるかもね。

相談者も、「今が一番心地いい」　って、まあ、はっきりと。

財産分与も慰謝料も望めない離婚だったら、今の生活をこのまま継続すればいいと思うんだけど。

離婚の心構えを持っていれば、動き出すのは、例えば夫が生活費を入れなくなったときでも遅くはない。

中川さんは、年齢を指摘して、今、はっきりさせた方がいい、って言ってたけど、再婚の可能性を言ってんのかな。

そもそも、相談者が、離婚に追い立てられてるのは、姑に知られちゃったからでしたよね。

姑に、相談者が、「大丈夫ですよ」、って、まったく、どっちがどっちなんなんだか、おかしくて。

でも、どうして夫は離婚しないんだろ？
相談者も応じるのに。
マンションを賃貸に出すことだって出来るのに。

夫が帰らない理由として、女がいるっていう中川さんの見立ては合ってると思うんだけど、相談者に知られてないんだったら、有責配偶者にもならない。

うーん、夫の企みがよくわからない。

ひょっとして、ほんとに、離婚を切り出した方が慰謝料を支払わなくちゃいけないって思ってんのかね。
あほう学部じゃん。

結婚５年目で子供作って、途端に離婚が浮かんだってことは、
夫の本性が、妊娠中に明らかになったってことなのかね。

よく１８年も我慢したと思う、私みたいなのから見ればね。

けど、この人、状況が自分自身の選択だってことをよく理解してるし、人を変えることは出来ないって分かってるから、依存もしてない。
だから、不満があっても、そこに執着せずに、ここまで来れたんだと思う。

中川さんから年齢指摘されても、笑ってたでしょ。

「夢見ちゃいけない」って言われて、見てないよって返してたでしょ。

勝野さんから、「娘さんを考えて」って言われて、即謝ってたでしょ。

そんなこと、全部、分かってるんです、この人。

投げやりじゃなくてね、リアリストですよ。

 

あたし的に今日一番のツボは、

勝野洋：　私も一言よろしいですか？
相談者：　はい、どうぞ。

声出して笑った。