契約社員が契約を切られた。 私は必要のない人間で自殺がよぎる
(回答者に交代)
森田浩一郎:
うん、僕はね、あなた・・今、色々、話を、加藤先生となさっていたけれども、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
そのお、入院はしたことないけど、精神科に予約を取って、時々行くと。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
そういう状態じゃ、ダメですよ、あなたの場合。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
もうちょっとねえ、あなた自身の心の中にあることをねえ、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
いいですかあ?
相談者:
はい。
森田浩一郎:
専門家と話をすることによって、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
どの辺の所に、問題があるのかということを、やっぱり専門の、ま、カウンセラーというかねえ、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
神経科でもいいし、心療内科でもいいし、精神科の先生もいいけど、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
ま、今、皆さん、医者も忙しいから、あまり、話しを聞いてくれないんだけども、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
うまく、いい方と会うと、ゆっくり話しが出来る場合があると思うんですよ。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
その場合は、その先生とですね、きちっと、例えば、一週間のうちに、2回とか、一週間に一遍とか、定期的に会って、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
今、私が、どんな気持ちでいるとか、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
先生とこに来てから、どうなったとか、前の歴史とか、これからどういうことを考えてるかっていうようなことを全部、腹の中を打ち明けて、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
お父さんと話しをしても・・おそらく、お父さんにしてみれば、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
自分の子供だしねえ、解決・・なかなかつかないよ。
で、昔の同僚と、付き合って、いて、まあ、電話とか、メールなんかするって言うけど、その友達とじゃ、なかなか、この問題は解決つかないと思うんですよ。
相談者:
ああ、はい。
森田浩一郎:
ただ、驚いたのは、あなたが、その・・自殺なんていう言葉をね、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
出すってことは、もう、完全に、申し訳ないんだけど・・まあ、はっきり言えば・・僕は、診断見てないから、つけられないけど、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
ウツであるとか、何か、他の、そういうような・・ま、いわゆる、カテゴリの中にある病気の中に、はまってるんじゃないかと思うんだけどな。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
まして、この、会社を辞めたときに、契約が終わりと言われたときに、自分で・・そら会社はアレでしょう?、今、もう、こう・・こういう・・契約社員だったの?
相談者:
あのお、まあ、・・り、臨時というか、はい、そういう感じで・・はい。
森田浩一郎:
で、そうなると、会社っていうのは、今、もう、ずっと終身雇用じゃなくって、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
こう、いわゆる、ま、臨時というか、そういうのが多いのが、今、問題になってるわけですよねえ。
相談者:
ですね、はい。
森田浩一郎:
で、それを、一々・・ああ、俺は、もう必要ないんだなあ、と思って、自分の心にぶつけて・・俺は、もう、生きてく価値が無いんだ、っていう風になったら、みんな・・みんな、変な話だけど、神経病になっちゃいますよね。
相談者:
んー、そうですね。
森田浩一郎:
うん、ならないから、みんな、次から次へと、色んなとこ、働くとこ変えて、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
ま、頑張ってるわけですよ。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
僕は、あなたに頑張れとは言わないけどね、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
これで・・せっかく電話を頂いたんだから、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
この電話で、今、加藤先生とお話をして、僕と話しをしてるんだけれども、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
とにかく・・働く気持ちが無いのは、なんか、必要とされてない、ということを、思うこと自体が、少しおかしいんですよ。
相談者:
は、はい。
森田浩一郎:
前みたいに、一回勤めたらもう、定年までいられるっていう状態じゃないんですね、日本の社会も。
相談者:
そう・・みたいですね。
森田浩一郎:
うん。
だから、自分が必要無いなんて、自分で思っちゃったら、人生終わりになっちゃうから、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
だから、まずね、僕は、そのお、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
ま、飯はなんとか、お父さんと2人でやりくりして、食べてるようだし、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
経済的にも、なんとか、少しは、やれるっていうんだったら、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
ま、とにかく、きちんと、予約ではなくって、定期的に通うこと。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
一軒行ってダメだったら、違うお医者さん行って、最初から、話しをするとね、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
分かりますよ、この人は聞いてくれる人で、いいなあ、というのと、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
この人はダメだなあ、と思うのがあると思うよ。
相談者:
あ、はい。
森田浩一郎:
なかなかね、医者と患者さん・・ま、あなた患者さん、病気としたらだよ、合う、合わない、てのもあるんだよ。
相談者:
ああ、はい。
森田浩一郎:
分かる?
相談者:
はい。
森田浩一郎:
うん。
だから、まして、こういう、ま、いわゆる、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
心の病気っていうかな、
相談者:
はい。
森田浩一郎:
こういうのは、時間掛かるんですよ。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
それに・・やっぱり、・・お薬も必要ですよ。
ちょうど、合うような薬が、今、出てて、色々といいのがあるから。
相談者:
はい。
森田浩一郎:
あんまり一人で悩まないで、せっかく専門家がいるんだから、助けを借りなさいよ。
相談者:
あ、はい、分かりました。
そうします。
森田浩一郎:
分かった?
相談者:
はい、そうします。
森田浩一郎:
はい。
(再びパーソナリティ)