大好きな夫の言葉に傷ついて身体の不調を訴える61歳。本人も気づかない凄い力
(回答者に交代)
大原敬子:
いやあ、あなた、羨ましいですねえ。
相談者:
え?
大原敬子:
も、ほんっとに、うらやましい。
このお歳でですね、
相談者:
はい。
大原敬子:
今回、こういう件で、あなたは、初めて、頼る夫とか、私の夫、っという位置で、あなたは見ていますけども、
相談者:
はい。
大原敬子:
そうではないんですね。
相談者:
は。
大原敬子:
もう、食べたいほど好き。
そうでしょう?
相談者:
はい。
大原敬子:
骨まで食べたいんです、夫の全ては。
相談者:
でも、相手には、嫌われてる。
大原敬子:
そら、そうでしょう。
で、今、言います。
というのはですね、あなた、ご主人様がね、
「お前のことは、一ヶ月くらいで忘れちゃうよ」、ていう言葉と、
もう一つはですね、
「変な顔」、て言ってますね。
相談者:
はい。
大原敬子:
これは、子供が幼児性を帯びて、
「はん」、お母さまが、「変な顔」、って言ってるときの感情なんです、これ。
「はん、変な顔」、って(お母さんが)言ったときには、子供が、何言っても聞きませんよね?
(この例えは、相談者が子供役で、夫がお母さん役)
相談者:
ああ。
大原敬子:
その感情を、あなたが出しますから、夫は、
「お前、変な顔」、って答えてるんですよ。
そのくらいに、ぐちゃぐちゃに、あなたは、夫を・・責めまくってるんですよ。
も、こっちの手、あっちの手で。
そして、
「お願いだから、私の顔を見て」、ってことなんですね。
相談者:
(笑)あはは。
大原敬子:
聞きたいんですけど、この人が、あなたの、この、いたぶりなんかで、死んでしまったら、あなたは、嬉しいですか?
相談者:
私は、ちょっと、ほんとのことを言いますと、その方が楽で。
大原敬子:
独占が出来るからね。
相談者:
え?
大原敬子:
独占欲があるから。
相談者:
自分の苦しみが、
大原敬子:
そのくらい、あなたエゴなんですよ。
相談者:
はい。
大原敬子:
でも、実際・・彼が死んでしまったときに、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたはどう思うかしら?
相談者:
はい。
大原敬子:
「ああ、ホッとする」、と、ほんとに思うでしょうかね?
相談者:
いえ、それは、まあ、悲しくて・・
自分一人で、
大原敬子:
生きる意味はないですよね?
相談者:
思いますね。
大原敬子:
思いますね?
それをまず、置いとく、第一段階。
相談者:
はい。
大原敬子:
まず階段上がりました。
相談者:
はい。
大原敬子:
これほど、相手が好き。
相手は67歳なのに。
相談者:
はい。
大原敬子:
そう思える彼と出会った、ってことです。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、次の段階です。
この彼が、あなたの、この、攻め込んでくる、ものに、彼が耐え切れなくなって、
相談者:
はい。
大原敬子:
病気になったら、どうしますか?、ってことです。
相談者:
看病する。
大原敬子:
今、あなたが、看病します、っていうのは、こっから、看病している間、他の女性に行かないだろう、っていうあなたの安心感だけなんです。
相談者:
それ・・
大原敬子:
それ、愛ではないですよ。
だから、彼は、グサっと一言を言っちゃうんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
僕は君を好きだけども、
相談者:
ええ。
大原敬子:
僕が好き以上に、もっと私に、好きな方を、私に寄こせ、って、あなた、言ってるんですよ。
相談者:
ううん。
大原敬子:
それ、どうにもなんないことです。
そしたら彼は、どこに逃げ場がありますか?
あなたの好きは、愛ではないですよ。
相談者:
はい。
大原敬子:
独占する愛っていうのは、全部を失くすんですよ。
相談者:
そういう危険を感じます。
大原敬子:
(笑)ほんとに分かってんのかな?、あなた。
どうも、今、私が話していても、今の自分の感情を、彼がこちらに向ける方法と、彼が冷たく言った言葉を、どうかして晴らしたい、それしか無いんですもの。
相談者:
あ、そうです。
大原敬子:
じゃ、今、彼が、
「分かった。悪かったね」、って。
「君を傷つけたんだ」って。
「じゃ、二度と言わないよ」、って言ったら、それで済むんですか?、あなたは。
相談者:
一応、謝られましたけど、忘れられなくて、その言葉が。
大原敬子:
あなたが忘れられないことは、相手は何をすれば、あなた、忘れられるの?
相談者:
誠意を持って、
大原敬子:
誠意を示せって言うならば、あなた、
「こういうことをしてちょうだい」、って言えばいいんじゃないの?
相談者:
それが、自分で、何をしてもらったらいいか分からないんです。
大原敬子:
憎しみだから。
相談者:
うん。
大原敬子:
要するに、もう、ことごとく、イジメたいんです、彼を。
そういう人を彼がほんとに好きになりますか?、奥さん、あなたを。
相談者:
・・
大原敬子:
手のつけようが無いですもの。
謝ってもダメ。
誠意を示すって言うけれども、あなたから、こういう誠意を、って言ってくれない。
で、何をするの?
相談者:
え?
大原敬子:
因縁です。
相談者:
因縁?
大原敬子:
あなたが納得するものを、相手にさせるっていうイジメでしょ?、これは。
相談者:
そうですか?
大原敬子:
そうじゃない。
相談者:
・・
大原敬子:
「私(相談者)、分からないのよね」
「でも、許せないの」
「誠意を示しなさい」、
って(あなた)言うんですよ。
で、
(夫が)「これか?」、って言ったら、
(相談者が)「それじゃないの」
(夫が)「これか?」
(相談者が)「これでもない」
どんどん、相手を追いやって。
要するに、絡んでるんでしょ?、相手に。
絡むことでしか、彼との関係を結べないってことでしょ?
相談者:
はい。
大原敬子:
残虐性じゃない、これは。
相談者:
・・
分かりました。
大原敬子:
何が分かった。
相談者:
あのお、どうしようもないことを言ってるって。
大原敬子:
そうなんです。
相談者:
・・
大原敬子:
それくらいに、もう、好きで、好きで、たまらないの。
で、本当は、私が思っている夫になって欲しい、と思ってるんですけども、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたのやり方が、意味が分からないんですよ、感情的で。
相談者:
あ。
大原敬子:
そう考えたら、あなた自身が、今日からですね、好きな夫が、長生きすることを考えた方がいいですよね?
もっと、最低条件は、側(そば)にいるっていうことです、彼が。
相談者:
はあ。
大原敬子:
ね。
相談者:
側(そば)に?
大原敬子:
で、もう一つ、私たちは、ドンドン歳をとるんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
自分がやきもちを焼いているのが、
相談者:
はい。
大原敬子:
20、30、40代の顔ではないんです。
相談者:
あは。
大原敬子:
この年齢の顔でやきもちを焼くことの現実を見なくちゃいけないんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そのときに、相手はどう見てるかです。
やっぱり、夫婦っていうのは、お互いに年齢をとっていったら、年齢をとっただけのものが、必要じゃないかな?、って私は最近思うんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
ただ、私は最後に、あなたに、これだけは、私、真剣に、あのお、あなたは、誤解するかしれませんけど、
相談者:
はい。
大原敬子:
こんっなに好きな人がいたなら、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたは人生をもっと、大事しなくってはいけないなっていうことと、
相談者:
ああ。
大原敬子:
大事な人に、こうして、絡み付いて、搾り取って、殺してしまうことは、してはいけないですよ。
相談者:
はい。
大原敬子:
私は、永遠に、好きな男性であって、異性であって、
相談者:
はい。
大原敬子:
夫であって、私に生きるエネルギーの、この、原木です、あなたにとっては、を、大事にしなくちゃいけないってことを、あなたが、今日、自分で省みることだと思うんですけども?
相談者:
あ、そうですか。
大原敬子:
先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)
心が決まってないのに気軽に別れてもいいとは言わないほうがいいと思います。