女グセの悪い夫をののしる75歳の女は離婚するつもりはない
(回答者に交替)
マドモアゼル愛:
こんにちはあ。
相談者:
(泣)こんにちは。
マドモアゼル愛:
大変、なんか、大変でしたね、じゃあ。
相談者:
馬鹿でした、私が。
マドモアゼル愛:
25歳、
相談者:
こういう男に惚れて。
マドモアゼル愛:
うん、ま、
相談者:
一緒になっちゃったことが、
マドモアゼル愛:
うーん、あー、別れるチャンス、いっぱいあったんじゃないの?、でも。
相談者:
別れるチャンスは色々考えました。
マドモアゼル愛:
ううん。
相談者:
こ、ここ、2年ほど前には、真剣に、勉強してみましたけど、これという答えが出ませんでした。
マドモアゼル愛:
うーん、答えはね、確かに出ないんだよねえ。
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
ていうのはほら・・一緒に居たくない、も、大嫌いな人と、
相談者:
ええ。
恐いんです。
マドモアゼル愛:
別れないっていう結論を先に出してるから、
相談者:
(泣)ええ。
マドモアゼル愛:
一緒にいるしかないから、答え出ないんだよね。
相談者:
それ、答えはね、先生。
マドモアゼル愛:
はい。
相談者:
お金とか、経済の面だったんです。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
年金を半分にしたって・・何を半分にしたって、生きていける力は無いっていうことで、
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
それがネックです。
マドモアゼル愛:
だから、どんどん、歳がいけばいくほど、不利になってきちゃったよね、でも。
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
だからあ、それ、どんどん苦しくなってるわけでしょ?、だって。
相談者:
ああ。
マドモアゼル愛:
ねえ。
あと、身内の、人にも、なんか手を出したような、
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
ことを、なんかさっき・・
マドモアゼル愛:
で、それが分ったのはね、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
米をくれだの、金をくれだの、って言って掛かってきたんですよね、ある女が。
マドモアゼル愛:
ああ。
相談者:
なんで、そんな・・それと、私・・がパートに行ってる間に、町内の奥さんたちが、あんたに、そっくりな顔した人が、しょっちゅうお宅のご主人、女の人と歩いてるとかね。
マドモアゼル愛:
ああ、なんとなく分りました、分りました。
はい、はい、はい。
相談者:
◆△%&■◎なね。
マドモアゼル愛:
そら、ショックだよね、確かにね。
相談者:
そいで、それと、私、分ったのは、そういうとこと、
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
そいで、なんか、その女が、私にも電話掛かってきて、よったような(*)、用事で、
(*)よったような:
愛知方面の方言で、「わけのわらない」、「愚にもつかない」、「どうにもならないような」
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
「あんたんとこ、遊び行きたいんだけど」
とかね。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
それから、も一人の、他の女が、なんか、あの子がお前んとこ、遊び行きたいとか◆△%&■◎とかね。
マドモアゼル愛:
そらあ、酷いよなあ、確かにな。
相談者:
で、そういうことで、分り、もう一人は、私の目の前でも、おかしな行動をとる。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
目の前で、だけど、はっきり、そんな現場を見たってしょうがないから、
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
私はだまってね。
マドモアゼル愛:
でも、なんで、そこでさ、我慢しちゃったの?
そのとき、もう、やかん投げつけるとか、バケツ投げつけるとか、
相談者:
ああ、それは、家(うち)来てから、やります。
マドモアゼル愛:
ああ。
相談者:
思いのたけを誰もいないところで。
マドモアゼル愛:
ええ、旦那もいないところで?
相談者:
いや、旦那はいなきゃしょうがない。
マドモアゼル愛:
ああ、それあ、そうだよね。
相談者:
ええ。
ほいで、息子には、言えないから、息子とかね、そういうものにはね。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
うん、仕事やってるから。
それに、神経を、あれしたら可哀そうだと思ってね。
マドモアゼル愛:
うーん。
だから、要するに、外で、勝手に遊んできたっていうのだって、十分傷はつくけども、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
あなたは、だから、色んな意味で、身内にも、
相談者:
そう。
マドモアゼル愛:
に、裏切られた寂しさも、
相談者:
先生、そのおりです。
マドモアゼル愛:
あるわけだよね。
相談者:
そうです。
私はね、コンパニオンさんと遊ぼうと、
マドモアゼル愛:
ふうん。
相談者:
それはいくら馬鹿でも、この歳になったら分かります。
マドモアゼル愛:
ふうん。
相談者:
それから、私の知らない顔の人。
マドモアゼル愛:
ふうん。
相談者:
知らない人。
マドモアゼル愛:
ふうん。
相談者:
そういう人と、何をしようと、いいとは、言えないけど。
マドモアゼル愛:
面白くはないけど、まあ、
相談者:
し方がないでしょ?
マドモアゼル愛:
うん、まあ、流れとして、
相談者:
そいで、うちに来て、ニコ・・普通にしてればいいがね、うちに、うちに来て。
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
普通に。
おお。
うん。
マドモアゼル愛:
だから、これ見よがしに、あなたに分かるのを、分ってて、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
そういう酷いことしたっていうのを許せないてのは、僕も分ります、それは、ほんとに。
相談者:
だけど、それをね、許せないんですけど。
マドモアゼル愛:
それは許せない。
相談者:
それを、なぜ、そういう風に、人を小馬鹿にしたようなね、
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
人を、なめたような態度とるのか、そこが煮えくり返るんですよね。
マドモアゼル愛:
そら、そうだねえ。
相談者:
人間として。
マドモアゼル愛:
でも、それだけ、あなたのこと、意識はしてるよね、変だよね、それも。
相談者:
あ、そうですか。
マドモアゼル愛:
ううん。
相談者:
それから、ま、例えば市場から帰ってくるでしょ、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
そいで、まあ、色々、持って、歩いてくるわね。家の方に。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
その間、ずうっと・・ご近所の奥さんが車で駐車場入ると、戻ってってね、私から。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
私から、身を引いて、どっか、わけの分らん、自分の車のトランクの裏の方見たり、ニタニタ笑って、ま、そいでも、忘れ物、したんで、帰って来るんだろうって、知らん顔して、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
私は、あのお、エレベータ、馬鹿だから、待ってたら、
マドモアゼル愛:
ふん。
相談者:
そしたら、その奥さんと饒舌に笑って、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
一緒に入ってくるんだよね。
マドモアゼル愛:
ええー。
マドモアゼル愛:
あの、今ね、お話を聞いていて、旦那さんが、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
普通でなくて、あなたに相当酷いことをしたってことは、よく分かりました。
相談者:
はい。
分ります。
マドモアゼル愛:
分りました。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
そいで、私も、その通りだと、ほんとに思います。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
はい。
そいでいてでも、別れない。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
という結論ありきで、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
さて、その人とどうやってうまくいくっていうことになると、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
魔法の杖しかないんだよ。
相談者:
はあ、あら、そら、無理ね。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
魔法の杖なんて何ですか?
マドモアゼル愛:
無いもん。
だから、魔法の杖しかない・・
相談者:
でも、先生、じゃ、もう一つお聞きしたいことがあったんです。
マドモアゼル愛:
はい。
相談者:
離婚ていうのは、ある先生は、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
旦那に金が無けゃあ、しょうがねえぞ、って言ったんですね。
マドモアゼル愛:
うん、うん。
ま、年金が半分貰えるは、するよね、相当酷いことしてるんだから、あの、あまり興奮しないで、ちゃんと説明すればね。
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
分ってはくれると思うのよね、おそらくね。
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
でも、その、半分のお金では、あなたは、生活していけない、今度は、自分・・の不安があるわけ?
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
そいで、ダメなわけでしょ?
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
そ、
相談者:
お金のことだけなんです。
マドモアゼル愛:
でも、それだったら、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
多少・・不便でも、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
何か、やっぱり、あの、我慢するとか、息子たちにも、ちょうど、このことを、もう、分ってるでしょうから、息子さんも。
お母さんがどんなに苦労したかっていうことは。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
じゃ、そうするとね、具体的に言うと、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
もし、半分お金貰えるとしたら、幾らもらえるのかしら?、毎月。
相談者:
具体的・・あれって私、よく分からないんですけどねえ。
例えば、一ヶ月が10万としたら、それを、一ヶ月が半分にされてくんでしょ。
マドモアゼル愛:
そうだよねえ。
相談者:
一人で生きてくのにどのくらいいるか、ちょっと、私、分んない・・
マドモアゼル愛:
今度はこうなると、ほら、自己防衛の話になるわけよ。
相談者:
ほおおお。
マドモアゼル愛:
ね。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
自分を守り・・たいっていう気持ち・・が、実は、酷いことを受けたくないっていう気持ちと、実は似てるんだよね。
どちらも。
相談者:
え!。
私は、あの、その利害関係・・
マドモアゼル愛:
だって普通、嫌な人からは、サッて誰でも逃げるもん。
相談者:
んん。
マドモアゼル愛:
そのときに、逃げたら生きていけないとかって、考えないよ。
相当酷かったら。
相談者:
あのお、普通だったらね、
マドモアゼル愛:
ううん。
相談者:
もう、おれる状態じゃないです。
マドモアゼル愛:
でしょう?
相談者:
普通の人はおりません。
マドモアゼル愛:
だから、そいだけ、不安が、それでも、生きていけないから、っていう不安がやっぱ、大き過ぎたのね。
相談者:
もう一つね、
マドモアゼル愛:
ん?
相談者:
恥ずかしいけどね、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
私、自分の貯金は、半分はあの男にやりたくないんです。
マドモアゼル愛:
うん、うん。
相談者:
この男に。
マドモアゼル愛:
あの、どんくらい、結構溜まってるの?
相談者:
なんとも言えません。
マドモアゼル愛:
要するに、生きていけるくらいはあるの?
相談者:
それは、無理(笑)
マドモアゼル愛:
無理。
うーん。
相談者:
そいで、私は、も一つは、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
弁護士さんかどなたかに頼んで頂いて、息子にもちょっと来てもらって、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
息子は、私に、5万やそこらへんは、助けてもらえるだけの能力はある子です。
マドモアゼル愛:
そうだよね。
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
だから、そこらへんで、本気になればね、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
その元に、絶対、苦労をしたって、私は、別れてね、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
晩年を、楽しく生きたいっていうね、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
強い思いが無いと、誰も相談に乗れないのよ。
相談者:
ああ、そうですか。
マドモアゼル愛:
だって、このまま、別れないで、何かいい方法ありませんか?って言われて、今がいることが、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
地獄なんだから、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
やっぱり、ここで、新たにこれまで決断出来なかった、別れる、とかいう、視点を持ってね、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
行動しないと、次の未来って、やっぱ、開けないじゃないですか。
相談者:
ああ、そうですね。
マドモアゼル愛:
あの・・そういう不幸な状況にあったから、仕方ないとはいえ、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
やっぱり、自分を大事にし過ぎてると思って、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
却って変な所に、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
恐がって、居ちゃった、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
あなたの弱さもあったと思うのよ、僕。
相談者:
あ、それだけです。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
それだけで、◆△%&■◎ひいてきました。
マドモアゼル愛:
そこを捨てない限り、次の未来も、やっぱ、開けないような気がするのよねえ。
相談者:
ああ、そうですか。
マドモアゼル愛:
うーん。
相談者:
はい、じゃあ、
マドモアゼル愛:
だから、今すぐ決めることは出来ないかもしれないけれど、
相談者:
ええ、ええ。
マドモアゼル愛:
もし、私が離婚したら、今、どういうことが救って貰えるのか?、また、どういう絵が作れるんだろうか?、
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
の、シミュレーションって言うんだけどね、
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
それを考えてるだけでも、あなた元気になっていくはずなのよ。
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
気持ちが楽になるはず。
相談者:
あ、そういうことを具体的になったらいいな、って考えると、
マドモアゼル愛:
そう。
相談者:
ちょっと元気になるんです。
マドモアゼル愛:
ね、元気になるよね。
相談者:
ええ。
だけど、その・・段取りが分からないんです。
マドモアゼル愛:
うん、それは、
相談者:
まず、誰に、どういう風にお話していいか。
マドモアゼル愛:
やっぱり僕はね、弁護士に、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
覚悟が決まったら、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
もう、変に考えないで、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
あのお、正直にお話された方がいいような気がしますよ。
相談者:
あ、そうですか。
マドモアゼル愛:
うん。
そうやって、行動に出ることが、次の展開を生むんじゃないのかっていうアドバイスがしたかったんです。
相談者:
ああ、ありがとうございます。
マドモアゼル愛:
はい、ね。
相談者:
はい。
(再びパーソナリティ)