妻が勝手に離婚届を出し、5歳の息子を置いて家出した

(回答者に交代)

大原敬子:
お願いします。
あのね、

相談者:
お願いします。

大原敬子:
今、わたしは、加藤先生のお話を聞いていて、

相談者:
はい。

大原敬子:
5歳の男の子だけを、考えてたんです、ずっと。

相談者:
はい。

大原敬子:
その、お母さんが、男の人を作ったとか、

相談者:
はい。

大原敬子:
全部を抜きにして、

相談者:
はい。

大原敬子:
この5歳のお子さんが、もう現実に、今、その母親を、居なくなったという、喪失感ですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
加藤先生仰いましたけども、

相談者:
はい。

大原敬子:
すごい・・特に、女の子よりも、男の子の方が、心のダメージは強いんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
それでね?
とても、難しいことなんですけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
現実に、あなたのような、環境の方で、

相談者:
はい。

大原敬子:
今、すーごく立派になったお子さんがいるんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
でね、もしかしたら、その、方の、少しでも、

相談者:
はい。

大原敬子:
これは僕が出来るかな?っていうものをね、

相談者:
はい。

大原敬子:
やっていただいただけでも、このお子さんは救われると思うんです。
そしてね、

相談者:
はい。

大原敬子:
人は両親が揃ってるから、その子が幸せになるとか、

相談者:
はい。

大原敬子:
病気ばかりだとか、

相談者:
はい。

大原敬子:
生き別れたっていうのは、

相談者:
はい。

大原敬子:
もう、これは、その子の運命ですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
その、運命の環境をですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたの、父親の愛でね、変えることも出来るんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
それで、今からお話しますけども、

相談者:
はい。

大原敬子:
もし、私話していて、

相談者:
はい。

大原敬子:
いや、これは不可能だと思ったら、

相談者:
はい。

大原敬子:
不可能と仰ってください。

相談者:
はい。

大原敬子:
まずですね、小学校6年までは、

相談者:
はい。

大原敬子:
産んでくれたお母さんは、いいお母さんだって言うことによって、子どもの心は救われるんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
ただしね、それを裏切られた、夫とか、妻は許せないから、ついね、

相談者:
はい。

大原敬子:
相手をですね、感情で怒ってしまうんです。

相談者:
そうですね、はい。

大原敬子:
それを聞いたときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
一番、震えて、怯えて、

相談者:
はい。

大原敬子:
地獄に落ちるのは、子どもなんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
私もよく祖母が言ってましたけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
いい人、悪い人は、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもが、しっかりと、根付いたときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもが判断することであって、

相談者:
はい。

大原敬子:
周りの人間が、

相談者:
はい。

大原敬子:
いやあ、あの行動だから、あんな悪い人だったよ、っていうことは誰も言えないって言うんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
だから、必ず、子どもが、しっかりと判断できて、

相談者:
はい。

大原敬子:
一番判断できるのが、中学校から高校生なんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
そのときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分が今まで描いた母親と、

相談者:
はい。

大原敬子:
違っていたときには、子どもが自ら断ち切ったときには、

相談者:
はい。

大原敬子:
その子の心にはトラウマにならないって言うんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
だから、あなたにお願いしたいのは、あなたにとっては悪い妻かもしれませんけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもには、何の罪もないですよね?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
そして、お母さん、お母さんって言ってるんですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
今、部屋の中に、きついんですけども、そのお母さんの写真を、あなたは置いとくことできますか?

相談者:
・・
自分としては、ちょっと、

大原敬子:
きついですよね?

相談者:
ええ、きついですね、はい。

大原敬子:
これは無理ですか?

相談者:
でもまあ、子どものためになるんならば、

大原敬子:
すごいですねえ。

相談者:
(泣)はい。
(泣)子どものためになるんならあ(泣)
泣・・泣・・
◆△%&だったら■◎@#×ます。

大原敬子:
出来ますか?

相談者:
はい。

大原敬子:
なぜかっていうと、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもは、実際に、側に居て、

相談者:
はい。

大原敬子:
生まれてこなければ良かったとか。

相談者:
はい。

大原敬子:
そういうお母さんがいるよりも、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分が捨てたお母さんでも、

相談者:
はい。

大原敬子:
このお母さんだよ、って言ってくれると、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分の中に、理想のお母さんをイメージできるんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
そうすると、いつかこのお母さんが迎えにくるっていうこと・・(泣)
・・
夢があるんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
(泣)
僕は、頑張れるってものがあるんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
だから、もし、あなたが、

相談者:
はい。

大原敬子:
これがお母さんだよ、今に迎えに来るからね、ってことが、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたが出来たならば、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもはそれを支えに生きていけるんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
もう一つは、

相談者:
はい。

大原敬子:
生き物はダメなんですけども、植物です。

相談者:
はい。

大原敬子:
一番いいのは、植木なんですけどね。
お花は枯れちゃうので。

相談者:
はい。

大原敬子:
この、木が、これだけ大きく成長したときに、
お母さんが来るんだよ、ってことが欲しいんですね。
だから毎日、
「お母さん、今日、僕、こうしたよ」
「お母さん、僕はこうだったよ」
ってことをね、お父さんに言えないこと。

相談者:
はい。

大原敬子:
お婆ちゃんとか、色んな人に言えないことを、この木にお水をあげながら、話してごらん?

相談者:
はい。

大原敬子:
これはですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
別れがあって、

相談者:
はい。

大原敬子:
子ども心に

相談者:
はい。

大原敬子:
祖母とはもう永遠に会えないかなって思ったときに

相談者:
はい。

大原敬子:
祖母が、(泣)この木がお婆ちゃまと思って、

相談者:
はい。

大原敬子:
水をあげなさい。

相談者:
はい。

大原敬子:
人はねえ、大好きな人が側にいなくても、

相談者:
はい。

大原敬子:
この木が、心を伝えてくれるんだって言ってくれたんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
そしてわたしは、それを、ほんとに、もう、ある程度、小学校5、6年でしたから、

相談者:
はい。

大原敬子:
なんとなく、嘘と分っていましたけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
それに、(泣)しがみついたんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
どういう心境になるかって言いますとね、

相談者:
はい。

大原敬子:
あたしの場合には、カエデだったんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
カエデの葉っぱが落ちますよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
そうすると、祖母がね、
「葉っぱはねえ」って。
「ああ、これで、この木がね、丈夫になったと思ったときに、」

相談者:
はい。

大原敬子:
「葉っぱは、自ら、離れていくの」
って言ったんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
その言葉を思い出しながら、秋になると葉っぱが早く落ちて欲しい。
大きくなって欲しい。

相談者:
はい。

大原敬子:
それを語ってる間に、祖母が心ん中に住むんですね、不思議なことに。

相談者:
はい。

大原敬子:
たぶん、このお子さんも、現実のお母さんではなくって、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分の中に、自分で作ったお母さん像があって、

相談者:
はい。

大原敬子:
そのお母さんが、そのお子さんの、5歳のお子さんの、心の中に住むんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
住んだときに、どんなに辛いことがあっても、

相談者:
はい。

大原敬子:
心の中に住んだお母さんっていうのはね、消えないんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
わたし今、あなたに、ほんとに念じてるのは、

相談者:
はい。

大原敬子:
是非ですね、坊やちゃんの心のお母さんを、

相談者:
はい。

大原敬子:
作って欲しいんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
必ず、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたに色んなことを語り掛ける、

相談者:
はい。

大原敬子:
中学生の男の子になりますよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
これは出来ますか?

相談者:
今でも、恨みは恨みであるんですけどもお、

大原敬子:
ええ。

相談者:
やっぱり、一緒に暮らした日々の方が楽しかったんで、
やっぱり、(泣)裏切られても、やはり、◆△%&■◎はなれない。
・・
それが息子のためになるんならば、自分の感情殺してでも、そういうふうにしたいと思います。

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい。

大原敬子:
これは、相談の答えになってるかどうかも、今、自分で分からないんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
(泣)ほんとに、力が無くって、ほんとに、申し訳ないんですけども、

相談者:
いえ。

大原敬子:
でも、あなたが、

相談者:
はい。

大原敬子:
仰いましたよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
辛いけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どものためには出来るっていう。

相談者:
はい。

大原敬子:
(泣)とにかく頑張っていただきたいなと思うんですけどね。

相談者:
はい。

大原敬子:
先生いかがでしょうか?

(再びパーソナリティ)

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