自分の親を怖れる50歳の夫が、わたしの家族の悪口言う。
テレフォン人生相談 2015年2月24日 火曜日
相談者: 女36歳 夫50歳
パーソナリティ: 勝野洋
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者:
主人が、わたしの、家族の・・悪口ばかりを、こう、言うんで、それが、すごく、ちょっと、困っています。
勝野洋:
あなたお幾つですか?
相談者:
36です。
勝野洋:
ご主人は?
相談者:
主人は50です。
勝野洋:
お子さんは?
相談者:
子どもはいません。
勝野洋:
それで、お二人でお住まいですか?
相談者:
結婚して8年なんですけど、
勝野洋:
はい。
相談者:
最初の5年は、わたしの父と、3人で暮らしていたんですけど、
勝野洋:
はい。
相談者:
はっきり喧嘩とか・・は、無いんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
主人がちょと、嫌なこと言われたりした・・ていうのがあって、
勝野洋:
はい。
相談者:
んで、それを、ちょっとわたしにも、ちょっと愚痴ることが多くなったので、3年前に、隣に、越してもらいました、父・・は。
で、父は今、一人暮らしです。
勝野洋:
一人暮らし。
相談者:
はい。
勝野洋:
お母さんは、もう・・
相談者:
わたしがあ、5歳のときに、
勝野洋:
はい。
相談者:
離婚しましてえ、で、もう、連絡・・は、一切ありません。
勝野洋:
それで、あのお、ご主人のご両親は?
相談者:
義理の母が72で、
勝野洋:
はい。
相談者:
父はもう、7、8年前に、亡くなったんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
なんか、あんまり、主人と、仲が、そんなに良くないみたいで、
義理の母から、結構、義理の父が、
勝野洋:
はい。
相談者:
ちょっと入院しているから、ちょっと見舞いに、顔を見せて欲しいとかっていう連絡が、あっても、
勝野洋:
はい。
相談者:
一切、連絡・・無視の状態で、
勝野洋:
はい。
相談者:
で、義理の父が亡くなったときも、葬式・・等は一切、参列しませんでした。
勝野洋:
ご主人が?
相談者:
はい。
勝野洋:
実際のお父さんと、お母さんなんでしょ?
相談者:
そうです。
勝野洋:
で、お父さん亡くなって、・・で、葬式出なかった?
相談者:
はい。
勝野洋:
あの、ご主人は、兄弟は?
相談者:
一人っ子です。
勝野洋:
あ、一人っ子。
相談者:
はい。
勝野洋:
なるほど。
それで、あのお、ご主人が、悪口を言う・・っていうふうに・・
相談者:
あ、そうですね、あの、悪口っていうのが、
勝野洋:
はい。
相談者:
あのお、あたし・・の父のことだと、
勝野洋:
はい。
相談者:
父がまだ、20代のときに、
勝野洋:
はい。
相談者:
母を16・・歳くらいで、ちょと妊娠させて、結婚したんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
父がちょっと、体が弱いのか、精神的に、ちょっと、きついのかでえ、
勝野洋:
はい。
相談者:
働かなかったんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、わたしと姉、がいるんですけど、
勝野洋:
はい。
相談者:
父と母が、離婚した後に、兄弟2人、父の下で育ったんですけど、
勝野洋:
はい。
相談者:
それでも、ちょっとやっぱり、働かなくて、
勝野洋:
はい。
相談者:
月に、ま、5、6回、日雇いの仕事・・をして、
勝野洋:
はい。
相談者:
わたしがちょっと子どもの頃、こう、ビール瓶拾って、現金・・にしたりとかあ。
あの、パン屋さんで、パンの耳、タダで貰ってきたりとかあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
まあ、お金ないから、毎日、こう、袋ラーメン一食の生活とか、わたしはあまり、気にせずに、
勝野洋:
はい。
相談者:
主人に、言ったらあ、
「お前の親父はロリコン」、とかあ、
父親がなにか、60過ぎて、シルバー人材センター、ていうところに登録して、
勝野洋:
はい。
相談者:
週三回、こう、清掃の仕事してるんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
なんか、
今さらあ、とか、
遅すぎる、とかあ、
そういう感じで、ちょっと、おんなじことばっかりを・・攻撃してくるんですよお。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、あたしのことは、
元貧乏人とか、
なんか、
よく這い上がった、褒めてやる、とかあ、
なんか、そんな感じで、顔合わせるたんびに、朝晩言われて、
勝野洋:
はい。
相談者:
で、あたしの姉とも、も、そんなに、ほんとに、結婚して、1回か2回ぐらいしか会ったことがないのに、
勝野洋:
はい。
相談者:
ちょっと、こう、話で、こう、わたしが昔、60巻くらい集めていた漫画があるんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
それを、ちょっと、姉が黙って持って行ってえ、
で、姉の家に行ったときに、こう、見たら、甥がこう、漫画に落書きしてたんですよ、こう、子どもだから、
勝野洋:
はい。
相談者:
そんな悪気無く。
わたしはあまり気にせずに、そういう話したら、
「それ泥棒やないかあ!」、とかあ、
「お前の姉は、手癖が悪い」、とかって言われてえ、
で、ま、わたしのことは、ともかくう、ちょっと家族のことも悪く言うのも、
まして顔なんて、も、ほとんど見てないのに、言っても、
「もう無理」、とかって言われて、
勝野洋:
うん。
相談者:
なんか、もう、自分が、その親に対しての恨みつらみがあるからあ、
「お前たちの、その貧乏なのに、ニコニコ笑顔でいるのを見ると、余計に腹が立つから」、
って言われてしまって、ほんとに、そういうことさえ言わなければ、いい人なのに、って言ったらアレなんですけどお・・、
どうもそこだけ、直してもらえないっていうところがあって。
もう、わたしの顔見たら・・ウサ晴らすように・・。
会社の人の悪口とかあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
近所の人の悪口とかあ、そういうのは一切無く、あたしの・・家族・・と私の悪口ばっかりでえ。
ちょっと、わたしとしては、なんとか、そういう今までの恨みとかを捨ててえ、前向いて生きて欲しいんですけどお、ちょっとどうしたらいいのかな、と思って。
それが、あの、相談です。
勝野洋:
あのお、ご主人の、お父さんの葬式に出なかったと言われましたよね?
相談者:
はい。
勝野洋:
これって、原因ってなんか、分ります?
相談者:
ま、主人が、高校卒業してからは、もう、一人で、田舎から出てきて、もう、一切連絡は断っていた、っていうのは聞きました。
で、クリスマスとか、なんか、そういうときに、義理の両親とかが、こう、ちょっと、遊びに行きたいから、泊めて、欲しい、とかって言っても、ま、色々理由つけて、
「仕事が忙しいから無理」、とかって言って、
「もう、二度と会いたくない」、って言ってました。
勝野洋:
あなたたちの結婚式のときは、いらしたんですか?
ご両親は、その、ご主人の。
相談者:
あ、いや、その、二人だけで挙げました。
勝野洋:
あ、2人だけで。
相談者:
わたしも、実は、顔見たこと無いんです。
勝野洋:
え!、顔見たこと無いんですか?
相談者:
はい。
勝野洋:
あの、ご主人の、ご両親の?
相談者:
はい。
勝野洋:
で、今も、そのお、お母さん・・72歳でいらっしゃいますよね?
相談者:
はい。
勝野洋:
お会いしてないんですね?、じゃあ。
相談者:
と、それがですねえ、あのお、
勝野洋:
はい。
相談者:
一週間くらい前に、インターホン押したら、こう画像が残るんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
最初はなんか、セールスか何かかな、と思って、で、ちょっと主人が見たら、ちょっとこれ、義理の母・・かもしれない、って言われてえ。
で、ここ一週間くらい、来てる可能性はあるんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
でも、わたしが初めて、その・・画像見たときに、高齢の人があ、ちょっと悲しそうな顔いしてたから、
「もしお母さんだったら可哀そう」、って、ちょっとポロって言ったら、すごく、激昂・・ていうんですかね、
勝野洋:
はい。
相談者:
怒ってえ、
「そんなんだったら、お前も、おんなじ目見てみろ」、って言われて、
仕事着とかも、もう、くちゃくちゃにして、もう、仕事に行けないような状態にされたりとかあ、
わたしの持ってるもの、ゴミ箱に入れられたりしてえ・・、
そんな思い・・させられてたんかなあ、と思ったら・・可哀そうな、気はしたんですけど。
勝野洋:
うん。
相談者:
うーん、わたしはだから、その、インターホンで見たのが・・最初ですね。
勝野洋:
なるほど。
分りました。
それでは、あの、ご相談内容としたら、その、ご主人のそのお、あなたと、あなたの家族に対する、悪口?
相談者:
はい。
勝野洋:
直って欲しいと。
相談者:
はい。
勝野洋:
いうことですね?
相談者:
はい。
(回答者に交代)