ポピュラリティを意識せよ。 生き方に悩む42歳独身男へ
テレフォン人生相談 2015年2月26日 木曜日
相談者: 男42歳 独身 一人暮らし
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
今日の一言:
人間の心の一番底にあるもの。
「自分の人生に意味が欲しい」です。
(家族構成、年齢のやりとりは省略)
加藤諦三:
あのお、両親は、まだ、ご存命・・
相談者:
元気で・・元気です。
加藤諦三:
元気ですか。
はい。
で、兄弟は?
相談者:
えーっと、一人っ子です。
加藤諦三:
一人っ子ですか。
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
一人で暮らしていると。
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい、分りました。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それで、どんな・・
相談者:
これからの生き方について、どのように、やっていけばいいかを教えていただきたいんですが。
加藤諦三:
はい。
今まで、ずっと結婚はしなかったわけですね?
相談者:
ああ、はい、そうです。
してません。
加藤諦三:
でえー、学生時代終わってから、
相談者:
はい。
加藤諦三:
就職・・働くのは、働いてるわけね?
相談者:
はい、ずっと働いてます。
同じ・・ところで。
加藤諦三:
あ、同じ会社で。
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
あのお、すごく・・学生時代も、中学校とか、高等学校・・の・・ときは模範的な生徒みたいな子で、何にも悪いことしないで、真面目に、
相談者:
あー、はい、はい、まあ、一応。
加藤諦三:
ですよね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
でえ、働き出したのは何歳くらい?
相談者:
今から18年前ですよね、はい。
20・・4ですかね。
加藤諦三:
24歳。
相談者:
4ですよね、はい。
加藤諦三:
それまでは学生?
相談者:
あー、はい、ちょっと、浪人して、
加藤諦三:
あ、浪人して、
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、学生時代も、まあ、悪いことしないですよね?
相談者:
ああ、ああ、はい。
加藤諦三:
男子学生が色々、ま、この年齢・・
相談者:
ああ、はい。
加藤諦三:
悪いことするけれども、
相談者:
ああ、はい、いえ、
加藤諦三:
あなたは悪いことしてないよね?
相談者:
逆に言うと、イジメられてた、
加藤諦三:
ああ。
相談者:
ま、一番ではないけど・・二番目くらい・・に、いじめられてたくらいかなって・・自分ではそう思ってる・・だからと言って、登校拒否には、
加藤諦三:
にはならなかったよね?
相談者:
ならないです、はい、はい。
加藤諦三:
うーん。
で、今・・18年間、一つの会社ですね?
相談者:
ああ、はい、そうです、はい。
加藤諦三:
ということは、会社では、信頼されてるわけだ。
相談者:
ん、まあ、ですね。
加藤諦三:
ふうん。
あいつに、任しておけば安心だと、あいつはもう、嘘ついたり、ごまかしたりね、人を騙したり、
相談者:
ま、そういう意味では、
加藤諦三:
うん。
相談者:
まあ、そう、そういう面では、そう・・でしょうね。
加藤諦三:
うん。
でえ、ご両親との関係でも、やっぱり、真面目だったわけですよね?
相談者:
まあ、普通だと思いますね、はい。
加藤諦三:
うん。
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、恋愛なんかは、あんまり無かったわけ?
相談者:
いや、まったく、無いです、はい。
加藤諦三:
まったく無かった。
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
うーん。
好きな人が出来て、声を掛けるのが、恐くて掛けられなかった・・ていう、
相談者:
もう、あれ、うん、さっき言ったように、ま、いじめられた、面もあったから、そうです、
加藤諦三:
うん。
相談者:
うん、対人恐怖症ってのも、あったのかな、そういう、うん。
加藤諦三:
うーん。
言葉は悪い・・失礼だけど、臆病、
相談者:
あー、そうですね。
加藤諦三:
臆病なんですよね?
相談者:
ああ、はい。
加藤諦三:
ふうん。
でえ、お父さん、お母さん・・どっちか、恐かったと思うんだけど、
相談者:
父さん・・の方・・うん
加藤諦三:
お父さんの方が恐かった?
相談者:
はい。
加藤諦三:
うーん。
さっき、ま、対人恐怖症って言葉を、
相談者:
ああ。
加藤諦三:
あなた使ったけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
ま、お父さんと、が恐いっていうのと、同じようにみんなが恐いんじゃないの?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
でも42歳まで、よく頑張ってきましたよねえ。
相談者:
あ、はい、ですか。
加藤諦三:
ま、いじめられたというけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
これから先、どうやって生きて、いったらいいのか、分んないっていいましたけど、いつ頃からですか?
もう自分は、どう生きていっていいか分からないと感じだしたのは。
相談者:
10年くらい前からですかね、ま、うーん。
加藤諦三:
うーん。
で、今日、その、これからの、生き方が分からないっていう質問ですけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
要するに、もう・・会社に行くのは、行っていると。
相談者:
はい。
加藤諦三:
日常生活は出来ていると。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だけど、もうなんか、生きてくのが、ものすごく辛いってこと?
相談者:
や、別に、そういうわけでもないですけどもお、極端な話、ま、財産的な面は、あるので、もう、人生の半分も、過ぎたんで、もう、極端な話、仕事も、辞めて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
もう、だらだらした生活でも、過ごそうかなって思って、
加藤諦三:
ああ。
相談者:
それでもいいのかな、と思って、別に、60が定年っていうわけでもない・・ていうわけでもない、
加藤諦三:
ふうん。
要するにもう、何があっても、もう、どうでもいいや、っていう、
相談者:
うん。
加藤諦三:
そういう気持ちになっちゃった?
相談者:
うん・・うん、どういうふうに、生きればいいですかね・・
加藤諦三:
分んないということですね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい、今日は、あの、スタジオにですね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
ま、そういう心の洞察に、もう、ほんとに優れた、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしているので、
話して、意見聞いてください。
相談者:
はい。
(回答者に交代)