定年間近の担任からの嫌がらせで不登校の10歳の孫

(回答者に交代)

大原敬子:
ねえ、今、お婆ちゃま、もう、感情害して・・可愛い孫が、って思ったら、堪らないでしょ?

相談者:
ああ、そうですよね。

大原敬子:
すごく、そのお気持ち分ります。
ただね、ちょっと伺っていいですか?

相談者:
はい。

大原敬子:
この3週間、学校休んでましたよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
学校からは、どのような連絡がありましたか?

相談者:
あのお、最初の頃は、2週間ほどは、

大原敬子:
はい。

相談者:
クラスの子が、来週の、こう、目標とか、授業の、あれとかっていうのを、紙をプリントを持って来てくれてたんですよね。

大原敬子:
ええ。

相談者:
で、その間に先生が、あのお、電話が来たんです。
で、うちの娘が電話をして、

大原敬子:
先生ってのは、今の先生ですか?

相談者:
そうです。

大原敬子:
問題のある。

相談者:
はい。

大原敬子:
で、どのような対応なさいました?

相談者:
一応その、嫌がらせをされたっていうことは、先生に言わないで、

大原敬子:
うん。

相談者:
体調が崩れて、様子が・・ちょっと今は言えないんですけど、休ませます、っていう風にして、休ませてたんですよね。

大原敬子:
はい。

相談者:
で、先週なんですけども、

大原敬子:
はい。

相談者:
先生の方から、あの、家庭訪問さしてくださいっていうことでえ、

大原敬子:
はい。

相談者:
最初はお断りしたんですけどお、

大原敬子:
はい。

相談者:
も、これ以上、休ませるわけにはいかないので、

大原敬子:
うん。

相談者:
やっぱり、はっきり言った方がいいんじゃないかと思ってえ、

大原敬子:
はい。

相談者:
そいで、家庭訪問を受けたんですよね。

大原敬子:
はい。

相談者:
したら、先生に、この状態を、孫と、

大原敬子:
はい。

相談者:
うちの、あの、娘と、

大原敬子:
はい。

相談者:
2人で、あの、先生と、話し合った結果、先生は、うちの孫にだけ、してるわけじゃないと。

大原敬子:
うん。

相談者:
みんなに言ったから、

大原敬子:
うん。

相談者:
なんも気にしなくていいんだよ、みたいに・・自分が何もね、そこまで傷つけるようなことはしてないって言うんですよね。

大原敬子:
はい。

相談者:
だから、先生のいいところをね、思い出してね、学校にいつでもね、来たくなったら来てちょうだい、って言って帰ってったんですけど。

大原敬子:
はい。

相談者:
はい。

大原敬子:
ま、まとめてみますとですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
今、ま、お嬢さんでも、あなたでも、今、学校側に、

相談者:
はい。

大原敬子:
何をしたいかっていうのが、まとまってないんですね。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
大事なことは、

相談者:
はい。

大原敬子:
明日でもいいですから、

相談者:
はい。

大原敬子:
お母さまか、どなたかいらして、

相談者:
はい。

大原敬子:
ま、一番いいのはお母さまです。
で、メモを書くんです。
まず、最初に、

相談者:
はい。

大原敬子:
娘が行くっていうことはね、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生がどのような対応してくれるかってことを、

相談者:
はい。

大原敬子:
聞くんです。
どういう対応してくれるか?ってことです。

相談者:
どのような対応してくれるか、はい。

大原敬子:
例えば、先生、出来たら、ここまで迎えに来て欲しい、とか。
あなたが無理だろうと思うことは抜きにして、
こうしてくれたら娘が行けるっていう条件がありますよね?

相談者:
はい、はい。

大原敬子:
それをまず、文書にして持って行くんです。
先生のところに。

相談者:
ああ。

大原敬子:
担任の先生に。

相談者:
はい。

大原敬子:
それも授業中ではなくって、

相談者:
はい。

大原敬子:
必ず、電話をして、

相談者:
はい。

大原敬子:
放課後です。

相談者:
はい。

大原敬子:
そのいくつかの案件を持ってったときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生がどう対応するかによって、また次の段階にいくんです。

相談者:
ああ、はい。

大原敬子:
たぶん先生は、

相談者:
はい。

大原敬子:
文書で来たときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
適当にはしないはずなんです。

相談者:
ああ、そうですか。
うーん。

大原敬子:
ですから、

相談者:
はい。

大原敬子:
これは、脅しではなくってですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
相手が、感じるものです。
あれ?、これ、適当には出来ないな、と。

相談者:
はい。

大原敬子:
先生はみんなにやってるんだよお。
だから、気にしないで、先生もね、っていう感覚を、

相談者:
はい。

大原敬子:
もう一度、先生に、反省を促して、いただくためには、

相談者:
はい。

大原敬子:
非難中傷はダメなんですね、先生に対しては。

相談者:
うーん、はい。

大原敬子:
ただ、言っても、だって、これ、そうでしょう?
だって、お宅のお孫さんがそう思ってしまったら、僕は、どうしようもないって開き直りもあるんですよ。

相談者:
ああ、そうですね。

大原敬子:
これ、賢く、生きることなんですよ。
賢く生きるっていうことは、

相談者:
はい。

大原敬子:
すっきり、終わることなんです。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
分る?

相談者:
はい。

大原敬子:
すっきり終わるってことは、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生と、

相談者:
はい。、

大原敬子::
あなたたちご家族が、対等な形で終わることがスッキリなんです。

相談者:
うん。

大原敬子:
そう思いません?

相談者:
うーん、難しい。

大原敬子:
そのためには、

相談者:
はい。

大原敬子:
必ず、早い方がいいんです、これ。

相談者:
はい。

大原敬子:
あのお、明日でもいいから、

相談者:
はい。

大原敬子:
やって欲しいことです、先生が。

相談者:
はい。

大原敬子:
例えば、あたしだったら、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分に孫がいた場合ですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
その場合には、まず、怒りもありますから、

相談者:
はい。

大原敬子:
これ、どちらが本当か、言えないんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
ただ、ご相談者の方に、わたしが、つくとしたら、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生が来ていただきたい、ということです。
お忙しいけれども。
一点。

相談者:
あ、迎えに来て欲しい、っていうことですか?

大原敬子:
はい。

相談者:
言っても大丈夫ですか・・

大原敬子:
2点は、

相談者:
はい。

大原敬子:
笑顔で・・迎えて欲しい。

相談者:
笑顔で迎えて欲しい、はい。

大原敬子:
3点は、帰るときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
「何々ちゃん、明日も元気で来るんだよ、先生も待ってるから」
この3つです。

相談者:
あー・・

大原敬子:
これをしていただけますか?
これをしていただいたら、も、どんなことでも先生感謝申し上げます。

相談者:
あー、はい。

大原敬子:
先生が、有って、

相談者:
はい。

大原敬子:
うちの子が有る、って。

相談者:
はい。

大原敬子:
たまたま、うちの子はデリケートかもしれませんけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生の長年の、

相談者:
はい。

大原敬子:
教育の、体系の中から、

相談者:
はい。

大原敬子:
一人でもいいから、

相談者:
はい。

大原敬子:
救っていただきたい、って。

相談者:
はい。

大原敬子:
これをお願いできますでしょうか?って、メモを書いて持っていくんです。

相談者:
あー・・
分りました。
これを、今の言ったことをメモして、

大原敬子:
そうです。

相談者:
預ければいいですかね・・

大原敬子:
あの、子どもにとってはね、

相談者:
はい。

大原敬子:
もし、先生が、家まで・・ってなってしまったら、

相談者:
はい。

大原敬子:
じゃ、先生、校門の前で待っていていただけますか?ってことです。
校門の前で、
「あ、何々ちゃん、おはよう、来たんだね、偉いねえ」

相談者:
ああ。

大原敬子:
その一言がお願いしたい、って。

相談者:
ああ。

大原敬子:
要するに、

相談者:
はい。

大原敬子:
迎えるときと、

相談者:
はい。

大原敬子:
送るとき。

相談者:
はい。

大原敬子:
あとは何も求めません、ってことです。

相談者:
ふうん・・

大原敬子:
ヘタなことをやってしまったら、

相談者:
はい。

大原敬子:
子どもの・・これ事実は絶対分からないです、実は。

相談者:
ふうん。

大原敬子:
ただ、お孫さんが怖れてることは確かなんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
恐れているってイコール、傷ついてるってことですよね。

相談者:
はい。

大原敬子:
ただ言えることは、あたしが何でそれを書いて、行ってくださいって言ったのは、

相談者:
はい。

大原敬子:
このお嬢さん、結構、行動的で、

相談者:
はい。

大原敬子:
前向きで、自分を主張してるんです、結構。

相談者:
ああ、そうですね。

大原敬子:
例えば、一番後ろに廻っても、
「先生、これ見て」、って言うくらいですから。

相談者:
はい。

大原敬子:
自分ってものを、すごく持ってるお嬢さんなんです。

相談者:
ふーん。

大原敬子:
だから先生も、つい、ああ、分かった、分った、っていう、荒く扱ったんではないかな?って・・ま、あくまでも憶測ですよ。

相談者:
ええ。

大原敬子:
ただ、すごく内気で、おどおどするお嬢さんでは無いんです。
だけど、それが再三続いて、

相談者:
はい。

大原敬子:
彼女の、気丈・・の心が、

相談者:
はい。

大原敬子:
砕けたんでしょうね。

相談者:
あー。

大原敬子:
頑張って、頑張って、頑張って。

相談者:
はい。

大原敬子:
ということは、このお嬢さん、あるいは、この先生に、

相談者:
はい。

大原敬子:
認めてもらいたいって気持ちがすごく強かったかもしれないんですね。

相談者:
ああ、そうだと思います。

大原敬子:
ね。
で、認めて・・欲しいっていうことを、

相談者:
はい。

大原敬子:
この際、感情で言ってしまったときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
お嬢さんの一生がかかってるんです。

相談者:
はん・・

大原敬子:
わたしはそれを思ったときに、

相談者:
はい。

大原敬子:
心ん中で、すごく悔しくっても、

相談者:
はい。

大原敬子:
この子を救うには、この先生しかないんです。

相談者:
ああ。

大原敬子:
傷つけるも、つけないも。

相談者:
ああ。

大原敬子:
敵ながらも、この先生なんですよ。

相談者:
ああ、そうですか。

大原敬子:
そうなったら、親は賢くなって、

相談者:
はい。

大原敬子:
先生に、

相談者:
はい。

大原敬子:
対しての、お願いの、条件ですよお。

相談者:
はい。
わかりました。

大原敬子:
これをしたら、どんなにもね、親はね、

相談者:
はい。

大原敬子:
感謝する、って、万感の思いで先生にお願いしたいってことをね、

相談者:
はい。

大原敬子:
お頼みするんです。

相談者:
分りました。

大原敬子:
そしたらこの先生が、家庭訪問までする先生ですから、

相談者:
はい。

大原敬子:
あと一ヶ月、無事に治まりたいと思ってるはずなんです。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
ですから、穏便に済ませることも愛ですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
是非ね、

相談者:
はい。

大原敬子:
明日、

相談者:
はい。

大原敬子:
言葉ではなくって、

相談者:
はい。

大原敬子:
メモにして、

相談者:
はい。

大原敬子:
学校に、

相談者:
分りました。

大原敬子:
お願いすることが、

相談者:
はい。

大原敬子:
親としても知恵だと思いますけども、いかがでしょうか?、先生

相談者:
ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)

「定年間近の担任からの嫌がらせで不登校の10歳の孫」への2件のフィードバック

  1. 不登校当事者の立場からの見立て

    この先生は子どもからは人気はないが、勉強面ではキッチリと結果を出すので父兄や同僚からは絶大な信頼を寄せられており、本人もそれを知っている。自分のやり方(昔風)を疑う事は決してなく、子どもの感情は無視してまでも効率的にクラス運営をこなしていく。子どもは先生の冷たさに気づいているが、親が先生を信じている為に子どもの思いは理解されない、、

    マド愛先生もよく言われていますが、不登校の本当の原因は学校ではなく家庭にあるという事が現代のコンセンサスになっているようですが、先生によっては面と向かってそれを匂わす方がいます。多分この先生も、本当はあなた方が変なのよ?私は悪くないの、という気持ちで家庭訪問されたのでしょう。ちなみに一週間連続で欠席した場合は担任の家庭訪問は義務付けられているようですよ。

    大原先生のアドバイスはさすがです。何かに気づいてしまう子どもは、どうにかこうにか学校に自分を合わせていくしかなく、親はそばで精一杯の登校サポートをしていくしかありませんよね。本当に難しいね、子育て。

  2. 回答者さんの言うとおりの関係ならいいけど……
    他にも犠牲者いるんだよね?問題のある先生なんだよね?
    生徒1人をサンドバッグにするイジメ教師っているからなぁ
    もしそういうイジメ教師なら、朝のお迎えとかマジ勘弁だわ

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