知らぬは相談者ばかりなり?土地名義を書き換えたい37歳独身女の必死

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、はい。

加藤諦三:
今あ、大迫先生が言われたように、これ、あなたが当事者では無いんですよねえ?

相談者:
はい。

加藤諦三:
ですから、当事者でないのに、解決しようとすると、すごく複雑で困難なことだっていうのは・・

相談者:
分ります。

加藤諦三:
承知してます?

相談者:
はい。

加藤諦三:
だからあ・・自分の位置をしっかり考えて、それで自分は、どう行動したらいいかってことを考えるってことは出来ません?
これ、全部、当事者じゃないから。

相談者:
はい。

加藤諦三:
僕からのアドバイスはね、まず、自分の位置をはっきり分ること。

相談者:
・・

加藤諦三:
それで、事態を正しく把握すること。
そしたら・・これは、もう、降りようと。
この問題からは。

相談者:
はい。

加藤諦三:
わたし、この家出て、もう、一人で生活始めようっていう結論が出てくるかもしれないでしょ?

相談者:
はい。

加藤諦三:
あなた、ここに、居るということが前提で、当事者でないのに、当時者たちの気持ちを、超えて、自分で空回りしてんですよ。
言ってること分る?

相談者:
分りました。

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
困難なときには、正しく、情報を把握することが第一です。

(内容ここまで)

叔母さんじゃなくて、おばさんなのね。(笑)

結局、亡くなったお爺さんと、お父さんとの続柄は何?
年齢的に違和感のない、最も近い続柄は、お父さんの叔父かな。

あと残された道は取得時効だっけ?
でもこれって、既成事実でもって、本来の持ち主から所有権を奪うことでしょう?

法律だからしょうがないけど、善意が仇になるというか、居座り得というか、お人よしにつけ込むみたいで釈然としない。
自宅の新築にも協力してくれた親戚に対してやるようなことか?

可能性も低そうだし、名義変更は諦めるというか、
いや、もう、動かない方がいい。

だって、担保に差し出すくらいなんだから、おばさんは、少なくとも今までのところ、この土地に執着していないんだし、お父さんとの関係も悪くない。

そもそも、事情知らなかったのアンタだけでしょ。

名義を書き換える?、おばさんから?
そんな、動きを感ずかれるだけで、おばさんの機嫌を損ねるに決まってる。

タダで借りてるだけで、ありがたいと思って、大人しくしとけ。

ただ、それも、お父さんとおばさんが生きてる間だけだ。
代替わりすれば、おばさんの娘たちが権利を主張し出すと思っていないとね。

だいたい、相談者自身が、すでに今現在、権利を形にしようとしているんだから、おばさんの娘たちだっておんなじことするさ。

今、アパート建ててるんだよね?
自宅と同様、またおばさんの土地に、父のものが出来るわけだ。

どうなることやら・・

相談者に出来ることがあるとすれば、おばさん一家との間に、父を飛び越えて人間関係を作ることだ。

そうすれば、このウヤムヤの権利関係を、ウヤムヤのまま保つことが出来よう。
はっきりさせようとするのは、まったく方向が逆だ。

だが、

この、根クラで、自分勝手な娘に、その器量はあるまい。

いまだにスネをかじる(たぶん)37歳の独身女が、
父亡きあとも、
アパート経営で安泰と思っていた自分の将来。

暗雲が立ち込めてきた。

 

「知らぬは相談者ばかりなり?土地名義を書き換えたい37歳独身女の必死」への1件のフィードバック

  1. 20220728を読んで、コメント見て7年前飛びました。
    ビックリ・・
    すごいなー。
    私が感じた、この方の違和感は、相談の最後の最後、終わる直前の
    声が、それまでと違って、すごいトーンが下がること。
    両方ともそうだった・・病からなのでしょうか?
    ご家族の方全員が心配されてるのかもしれないなと、感じてしまいました。

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