これは怒っていい。認知症の父が金払ってないと言われる
テレフォン人生相談
2015年3月28日 土曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女50歳 夫54歳 子ども3人
今日の一言:
他人の失礼な態度を許してはいけません。
(家族構成、年齢のやりとりは省略)
加藤諦三:
で、今、(子どもは)3人とも家に居るんですか?
相談者:
いいえ。
長男だけ一緒です。
加藤諦三:
それで、下の2人は、今、もう、家を出て、
相談者:
あ、はい、学生で。
加藤諦三:
あ、
相談者:
はい。
加藤諦三:
学生で、
相談者:
はい。
加藤諦三:
要するに、下宿してるわけですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分りました。
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
父親のことなんですが。
加藤諦三:
ああ、はい、はい。
相談者:
はい。
認知症になっ・・た父親なんですが、
加藤諦三:
はい。
相談者:
父親・・には、兄弟がおりまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その叔父さんがですね、
加藤諦三:
はい。
相談者:
病気になりまして、
加藤諦三:
父親のお兄さんの方?
相談者:
いえ、弟の方です。
加藤諦三:
弟の方ですか。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それが?
相談者:
父親の、自・・宅の、前で、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
建設業をしておりまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
ええ、あのお、敷地内で、作業場がありまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
仕事をしてたんですが、
加藤諦三:
はい。
相談者:
叔父さんも病気になりまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、仕事が出来ないということで、
加藤諦三:
はい。
相談者:
場所を整理するということで、
加藤諦三:
場所を整理するって、どういう・・あの、
相談者:
あのお、
加藤諦三:
父親の、
相談者:
そこに建ててた、
加藤諦三:
はい。
相談者:
作業場を
加藤諦三:
はい。
相談者:
全部、壊して、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、仕事は、そこでやらないということで。
で、その解体費用は、
加藤諦三:
はい。
相談者:
知ってる業者さんがいないのでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
私の、知り合いの方が、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あの、解体・・業・・の方を知ってるということで、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その方を紹介して、
加藤諦三:
はい。
相談者:
見積もりを取っていただき、
加藤諦三:
はい。
相談者:
解体する・・ことも決まりまして、今は、もう、更地になったんですが、解体して整理したんですが、
加藤諦三:
はい。
相談者:
そのお、えーと、見積もりの段階で、
加藤諦三:
はい。
相談者:
えっとお、あ、叔父さんの知ってる方があ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
解体費用が高いんじゃないか?、という話に、なりましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その後ですね、叔父さんの方から、
加藤諦三:
はい。
相談者:
実は、父親・・に、倉庫兼、駐車場を、建てたときの、
加藤諦三:
うん。
相談者:
お金を、まだもらってないと。
いう話に、なったんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
それで、それは、父から、私、聞いて無かったので、
加藤諦三:
はい。
相談者:
それも、もう、えーっとお、遡れば、もう20年くらい、前の話なものでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その、そのお、の話を、今の時点で、言われて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
私はどうしたらいいものかと思いまして、その・・ときのお金を貰ってないと言われましてえ、
加藤諦三:
つまり、叔父さんから、あなたに請求が来てるということ?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
叔父さんが?
相談者:
はい。
加藤諦三:
要するに叔父さんが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その倉庫兼駐車場を作って、
相談者:
はい。
加藤諦三:
20年くらい前に。
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
でえ、父親が当然払うべきだと・・いうことですか?
相談者:
ええ、それも、えーっとお、まず何の証拠も、無いんですね、そういうものが、無いけど、口約束だった・・ということで、叔父さんも、今は、病気になっていて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
えっと、ま、認知症・・の軽い症状を・・脳梗塞で、軽い症状、
加藤諦三:
なに?、叔父さんの方も、今、脳梗塞で、
相談者:
はい、叔母さん・・が、叔父さんから、あの、最近になって、その話を聞いたと。
加藤諦三:
ああ、なるほど。
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなたに、
相談者:
はい。
加藤諦三:
お金を請求して・・きてるのは、叔母さんですね?
相談者:
どうしても返してくれって、いうような言い方では無いんですけどもお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
貸してて、まだ返してもらってないと、あの、その叔父さんは、
加藤諦三:
はい。
相談者:
言っていると。
加藤諦三:
はい。
相談者:
はい。
加藤諦三:
叔父さんが言っていると、
相談者:
はい。
加藤諦三:
叔母さんが言っているわけですよね?
相談者:
はい、わたしに。
加藤諦三:
はい、それで?
今日のあなたの相談っていうのは・・
相談者:
はい。
加藤諦三:
正直な話、なんか、こう、証拠があるわけでもないんだけれども、
相談者:
そのように、言われて、わたしは、どうして・・いったらいいのか・・
加藤諦三:
そのように言われて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
いや、わたしは何にも、そういう話、聞いてません、
相談者:
はい。
加藤諦三:
というふうには、あなたは、
相談者:
あ、聞いてませんとは、言いましたけれど、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あの、口約束だからっていう・・ことでえ、はい。
で、聞いてないこと・・なので、っていうことではお話したんですが、
加藤諦三:
はい。
相談者:
私も、なにか、こう、すっきりしないものがありい、
加藤諦三:
すっきりしないっていうのは、叔母さんに言われたことが気になってということ?
相談者:
気になって、はい、父からも一言もそういうこと、未だ、元気なときも、何も言われて来なかったものですからあ。
加藤諦三:
うん。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それが、あなたは、今、すごく気になってるわけ?
相談者:
はい。
気になっております。
その、作業場を、整理するときに、の、解体費用が高いということを言われてえ、で、わたしが紹介した、あの、知り合いの方、から紹介を受けてえ、あの、
加藤諦三:
むしろ、そっちが気になってるわけ?
自分が解体費用の・・解体業者を知ってて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その解体業者を、紹介して、実際、更地にしたと。
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、お金が請求・・ま、当然、払うと。
それに対して、叔父さんの、知り合いが高いと言ったということですよね?
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
と、こういうふうに理解していいわけ?
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなたの、叔父さん・・の関係者。
が、
相談者:
はい。
加藤諦三:
色々、言っている、という・・あなたからすると、
相談者:
はい。
加藤諦三:
あれですか?、その解体費用だとか、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そのお、倉庫が建った、駐車場が作ったのが高いとも・・なんか知らないけど、どんどん、どんどん、話が次々、
相談者:
はい。
加藤諦三:
出てきてですね、
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
しかも、20年前、30年前・・でも、どんどん、どんどん、昔の話が出てきて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そう言われて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
いうことですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい、分りました。
(回答者に交代)