従兄が祖母からせしめた1億。奪い返すには?
(内容ここまで)
ああ、腹立つ。
弁護士に。
その完全な他人事に。
こういうの聞くと、巷でたまに浮世離れした判決が出るのも頷ける。
「お婆ちゃんがそうしたくて」、だと?
問題は、援助した当時ではなく、今の気持ちだ。
じゃあ聞こう。
お婆ちゃんは、どんな意図で帳面に記録してきたと思ってんの?
したくて、屋敷を抵当に取られたんか?(笑)
したくて、借金踏み倒されてんのか?
お前は六法全書と心中しろ。
相談者、もしや、加藤先生からキツイこと言われるかも、と思ったんだけどね。
「何で当事者でもないあなたが、この問題に、なんたらかんたら・・」
てな感じで。
待ってたら肩透かしくらったわ。(笑)
てか、ホッとした。
格言は祖母の心情にフォーカスしたものだった。
加藤先生も、私の見立てに近いと確信した。
色んな見方があろうが、
相談者は、お婆ちゃんがノートを見せながら話す従兄との経緯(いきさつ)を聞いて、怒りがこみ上げてきた。
目的は制裁、と言う相談者の言葉に嘘はない。
これがあたしの見方。
もちろん、怒りの中身には、従兄と同じ孫としての不公平感もあろう。
あるいは、祖母亡き後の相続のことも含まれてるのかもしれん。
だとしてもだ。
祖母の心情につけ込む従兄のクズっぷりは許せん。
今現在、お婆ちゃんが慎ましい生活を強いられてるとしたら、なおさらのこと。
真っ当な怒りだ。
だいたい、相談者に、従兄とのことを、打ち明けるお婆ちゃんが、
「余計なお世話」
なんて言うわけがないんだよ、頭は六法全書の坂井さんよ。
一番簡単で確実な抵当分の求償くらいやってあげろよ。
てか、やるべきだ。
お金はいくらも戻ってこないかもしれん。
それこそ、自己破産でもされたら終わりだ。
しかし、制裁にはなる。
従兄に冷や水かけてやれ。