（回答者に交代）

坂井眞：
あのお、一つ確認をしたいんですが、

相談者：
はい。

坂井眞：
えー、さっき、その、弟さんが、

相談者：
はい。

坂井眞：
放棄を・・したんですか？っていう話があったんですけど、

相談者：
はい。

坂井眞：
結局、弟さんは、みんなの話し合いで、もらえることになった土地について、

相談者：
はい。

坂井眞：
別に要らないって言ってるわけじゃないですよね？、今の話だと。
結論から言うと、

相談者：
はい。

坂井眞：
弟さんは、その土地要らないとは今、言ってないですよね？

相談者：
言ってないです、はい。

坂井眞：
そういう前提でいいですか？

相談者：
はい、いいです。

坂井眞：
うん。
そうすると、も一つ確認しておきたいのは、

相談者：
はい。

坂井眞：
あなたが住んでいらっっしゃる、

相談者：
はい。

坂井眞：
建物と仰ったけど、そこの敷地は、お父さんの遺産なんですか？

相談者：
そうですね、はい。

坂井眞：
と、えっと、土地と建物と預貯金って言ったけど、土地は、２筆（ひつ）ある？

相談者：
そうですね、はい。

坂井眞：
建、あなたが、

相談者：
一軒家と、あの、土地が、あの、建てた、あの平地が一軒、一つあるんですよ。

坂井眞：
と、一軒家っていうのは、建物と土地。
で、それをあなたが、相続する話になってる？

相談者：
そうです、そうです。

坂井眞：
で、それとは別に、更地の、何も建っていない土地がもう一筆あって、

相談者：
そうです、はい、はい、はい。

坂井眞：
それは、弟さんが、

相談者：
はい。

坂井眞：
手に入れる。

相談者：
そうです、はい、はい。

坂井眞：
相続すると。

相談者：
はい。

坂井眞：
で、お父さんの、意向としては、

相談者：
はい。

坂井眞：
弟さんがそこに家建てればいいじゃないかと。

相談者：
そうです。

坂井眞：
こういう話ね？

相談者：
あ、そうです、そうです。

坂井眞：
で、お母さんとお姉さんは、

相談者：
はい。

坂井眞：
預貯金を、ま、何某かもらって、それで、いいよ、と言う。
こういう話だったのね。

相談者：
そうです、はい。

坂井眞：
で、そうするとね、

相談者：
はい。

坂井眞：
最初の皆さんの、合意の話・・

相談者：
はい。

坂井眞：
でいくと、

相談者：
はい。

坂井眞：
弟さんは、その更地の土地？、

相談者：
はい。

坂井眞：
について、貰うんだったら、

相談者：
はい。

坂井眞：
その後、弟さんがどう、それを、使おうと、

相談者：
はい。

坂井眞：
勝手なんで、

相談者：
ええ。

坂井眞：
弟さんがね、

相談者：
ええ。

坂井眞：
騙されちゃうとかいうんだったら、そらあ兄弟で、心配して、いい、いんだけど、当たり前なんだけど、

相談者：
今、結局、騙されてんじゃないかって、思ってえ、心配をして、それ言ったつもりなんですよ。

坂井眞：
で、弟さんは、どうも、話聞くと、

相談者：
ええ。

坂井眞：
余計なお世話だ、みたいな感じですよね？、今の話。

相談者：
あ、そうです、そう、そうです。

坂井眞：
ご兄弟でね？
お前は信用出来ないから、お前が相続するはずだったものを俺の名義にしろ、って言っても、なかなか相手としては、

相談者：
◆△%&■◎

坂井眞：
そうだよね、とはって、

相談者：
あ、そうですね。

坂井眞：
ならないと思うんだけど。

相談者：
あ、そうです。

坂井眞：
ね。
だから、そこがね、

相談者：
はい。

坂井眞：
あのお、心配してのお気持ちなんだろうとは思うんだけど、その辺を、

相談者：
はい。

坂井眞：
あのお、むこうからしてみると、

相談者：
はい。

坂井眞：
例えば、そんなこと言って、結局、自分が沢山取るんじゃないか？、って思うかもしれないし、

相談者：
はい、そうです、そうです。

坂井眞：
ね。

相談者：
はい。

坂井眞：
で、そうじゃないよ、ってことが、伝わればいいだろうし、

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
それに、もう一つ法律的に問題なのは、

相談者：
はい。

坂井眞：
とりあえず、わたしの名義にしておけばいいじゃない、っていうのは、

相談者：
はい。

坂井眞：
結構、面倒くさい話になる可能性があるのでね。

相談者：
あ、そうなんですか。

坂井眞：
うん、だってえ、まだ、これえ、あなたが住んでらしたご実家の土地建物も、

相談者：
はい。

坂井眞：
それからあ、えー、更地の土地も、まだ、登記は動かしてないんですよね？

相談者：
そうです、今、父の、名義のままなんですけどお。

坂井眞：
どっちもね？

相談者：
はい。

坂井眞：
で、それを、あの、相続、という、

相談者：
はい。

坂井眞：
ま、登記原因って言うんですけどお、

相談者：
はい。

坂井眞：
名義を変える理由は相続で、

相談者：
はい。

坂井眞：
えー、一旦、動かすのいいんだけれども、

相談者：
はい。

坂井眞：
あの、気軽に、とりあえず、俺の名義にしとけば安全じゃないか、って心配で言ってるにしても、

相談者：
はい。

坂井眞：
それ、相続で動かすしかないんで、

相談者：
あ、そうなんですか？

坂井眞：
だって、お父さんが亡くなったことが原因なわけですよ。

相談者：
◆△%&■

相談者：
で、誰が相続するかっていうことで、

相談者：
はい。

坂井眞：
あなたの名義にするっていうことは、

相談者：
はい。

坂井眞：
ご実家の土地建物はそれで元々の話だから、いいんだけど、

相談者：
はい。

坂井眞：
更地までそうしちゃうと、

相談者：
はい。

坂井眞：
あなたが相続したことに、なっちゃうので、

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
今度、じゃあ、弟に、戻すよ、

相談者：
はい。

坂井眞：
ていう、ま、簡単に考える・・んだけど、

相談者：
はい。

坂井眞：
そうすると、これ、あなたの財産を、法律的には、あなたが相続した財産を、弟さんに売る話になるので、

相談者：
あ、そうなんですかあ、ええ、ええ。

坂井眞：
売らないで、あげちゃったら、贈与になるから。

相談者：
あ、はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
税金、すごく掛かっちゃうわけですよ。

相談者：
あ、そうなんですか、ええ。

坂井眞：
うん、出来なくはないけど、

相談者：
はい。

坂井眞：
税金、覚悟しないとダメですよね。

相談者：
あ、そう・・はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
で、いやいや、これ、実は仮の姿なんですよ、と言っても、

相談者：
はい、はい。

坂井眞：
税務署がそんなこと許してくれるかどうかは、これはなかなか厳しい

相談者：
あ、そうですよね。

坂井眞：
ものがあるから。

相談者：
ええ、ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
こっちの都合でやってるだけで、

相談者：
あ、そうです、そうです。

坂井眞：
相続で、とりあえずしてみましたと。

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
弟が騙されるといけないから、

相談者：
はい、はい、はい。

坂井眞：
わたしのところで預かってたんです、って言ってみても、

相談者：
はい。

坂井眞：
税務署が、
「そうですか、じゃ、贈与税かけませんよ」
と、気楽に言ってくれるとは、どうも思えないので、

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
そんな簡単な話じゃないと思うんですよ。

相談者：
ええ、ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
そやって仮に名義を、戻したとしたって、

相談者：
はい。

坂井眞：
「そんなはずないだろう？」
って税務署が言って、税金かけてきたときにどうするの？と。

相談者：
ああ、そうですよね、ええ。

坂井眞：
いう大きな問題があると思うから。

相談者：
ええ、それも、ちょっと、あれも、言、あの、やってもお、ちょっと、お金かかっちゃうんじゃないか？って話、ほんと、言ってたんでえ、

坂井眞：
うん。
だから、あの、

相談者：
ええ。

坂井眞：
弟さんが、

相談者：
ええ。

坂井眞：
あなたの気持ちを、納得してくれて、応じてくれたとしてもね、

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
その後、もっと、大きな、問題が出ちゃうかもしれないから、

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
あまり、簡単に考えない方がいいっていうのが一点ね。

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
それと、やっぱり、最初に、申し上げたように、

相談者：
はい。

坂井眞：
あなたは善意で言ってるのかもしれないけど、

相談者：
ええ。

坂井眞：
弟さんにしてみたら、ま、お互い４４の一人前の社会人じゃないですか。

相談者：
あ、そうですね、はい、はい、はい。

坂井眞：
で、兄弟から、
「お前の生き方は信用ならんから、相続するはずだったもんは、俺が預かるぞ」
って言われたら、

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
言われた方は、わたしは、面白くないんじゃないかと思うんだよね。

相談者：
あ、そうです、はい、そうですね、はい。

坂井眞：
なんで・・なんでそんなこと言われなきゃいけないんだと。

相談者：
ええ。

坂井眞：
あの、俺がどう生きるか俺の勝手だし、

相談者：
ええ。

坂井眞：
俺が相続したものを、どう使おうが、おれの勝手だろうと。

相談者：
はい。

坂井眞：
兄弟に口出される理由はないぞと、いう気持ちになる人は、まあ、普通、いるような気がするので、

相談者：
あ、そうです、そうですね。

坂井眞：
そういうことにならないようにした方がね、

相談者：
はい、はい、はい、はい、

坂井眞：
せっかく相続で、話がついているのに、

相談者：
はい、はい、はい、はい。

坂井眞：
うまく、分けて、話が円満についてる話だったらね、

相談者：
ええ、ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
たまたま、むこうで、なんか、ちょっとお、安心出来ない話があるからといって、

相談者：
はい。

坂井眞：
もう、それは元々、あの、お父さんの、作った財産かもしれないけれども、

相談者：
あ、そうですね、ま、１００％そうですね、はい。

坂井眞：
分ける、ことになっちゃったら、

相談者：
はい。

坂井眞：
行くはずだった人のところ・・分り易く言えば弟さんね。

相談者：
はい、はい。

坂井眞：
その人がこれから、どう使うか決めていい財産になっちゃうから、

相談者：
はい、はい、はい、はい

坂井眞：
気持ちは分るけど、分けちゃった後のことについて、

相談者：
はい。

坂井眞：
お前は信用ならんぞって、いう話っていうのは、

相談者：
はい。

坂井眞：
ちょっと、言われた方からすると、面白くないんだろうなと。
だから、兄さんに名義なんかあげる理由無いぞと、言われちゃうんだと思うんで、

相談者：
たぶん、先生の言ってるとおりだと思いますね、はい。

坂井眞：
そこんところね、

相談者：
はい。

坂井眞：
そうじゃなくて、もし心配だって言うんだったら、

相談者：
はい。

坂井眞：
別に名義は彼にしたっていいけれども、

相談者：
はい。

坂井眞：
騙されないで財産取られないようにしろよ、とかね、

相談者：
はい。

坂井眞：
そういう話にした方が、誤解がなくていいんじゃないですかね？

相談者：
あ、そうですか、ええ、ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
なんか、聞いててね、

相談者：
はい。

坂井眞：
せっかく、あのお、分け方について、家族で仲良く、円満に、話がついてるのに、

相談者：
はい。

坂井眞：
なんか、そっから先の話でもめちゃうと・・ね、なんか、お父さんも、悲しむんじゃないですかね？

相談者：
ええ。

坂井眞：
あなたの真意をね、

相談者：
ええ。

坂井眞：
弟さんに分ってもらわないと。
で、そのためには自分に名義変えろって、あんまり気楽に言わない方がいいし、

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
もし、そうなっちゃうと、税金の問題が出ちゃう可能性があるから、

相談者：
はい、そうですか、はい、分りました。

坂井眞：
あのお、それで、弟さんのその・・まだ結婚されてないんだよね？、弟さん。

相談者：
そお・・ですね、はい。

坂井眞：
結婚されてない彼女のお母さんが、

相談者：
はい。

坂井眞：
弟さんが相続する財産をどうこうしろって口出ししてくるんですか？

相談者：
そうですね、なん・・ええ。

坂井眞：
ま、結婚してても、ほんとは関係・・ないはずなんだけどね。

相談者：
そうなんですよ、だから、姉、一番上の姉には、も、関係ないのに、なんでそういうことを、言ってくるからあ、あったま来ちゃうんだよねえ、って言ってるんですよ。

坂井眞：
でも、それでえ、どうするかは、弟さんが決めることだよね？、理屈で言ったらね。

相談者：
ああ、はい、はい、はい、はい、

坂井眞：
だからあ、

相談者：
ええ。

坂井眞：
それは、あんたが決めることだけれでも・・弟さんがね、

相談者：
ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
でも、兄弟としては心配なんだよね、っていうのを分ってもらわないと、この話は、

相談者：
それは、言ってるんですけどもお、ま、２、３日したら、ま、ころころ変わっちゃってるんでえ・・

坂井眞：
そこのね、そこを言うところまではいいんだけど、

相談者：
ええ。

坂井眞：
心配だから俺の名義にとりあえずしろ、っていうところは誤解を招くような気がするなあ。

相談者：
あ、そうなんですか。
はい、分りました。

坂井眞：
うん、それやると、また税務の問題出るから、やめた方がいいんだけど。

相談者：
あ、そうですか。

坂井眞：
そのあたりは、ちょっと気を使って話した方が・・

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
いいと思いますねえ。

相談者：
あ、そうですか。

坂井眞：
うん。

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
はい。

今井通子：
それじゃ、弟さんとも、なんか、温和に話しあってください。

相談者：
はい、分りました、はい、すいません。

今井通子：
どうも、失礼しまあす。

相談者：
はい、失礼しまあす。

相談者：
はい。

（内容ここまで。次は管理人コメント）
嫉妬心も混ざってはいるけど、真っ当な兄の指摘。