弟が出会い系彼女に騙されないように、 弟が相続した土地を自分名義に
(内容ここまで)
今井さんの「なるほど」がどれだけテキトーかが分った(笑)
説明がうまい相談者ってのもあまり見ないけど、
にしても、今日の相談者の話の分りにくさはトップクラスだ。
例えば、
「親父が話を、自分と、弟を交えて話をした・・らしいんですよ」
ああ、相談者含めて親子3人で会話したんだな、って思ってると、
最後に「らしい」で締められると、途端に、???となる。
ら、らしい?
な、なんで、伝聞?
「一軒家と、あの、土地が、あの、建てた、あの平地が一軒、一つあるんですよ。」
これなんかは、単に、
・家付きの土地が一つと、
・更地が一つ
を説明してんだよ。
その点、やっぱ弁護士って、すごいわ。
矛盾点だけを確認して、すぐに辻褄のあう話に組み立ててしまった。
弟は、土地を放棄するつもりはないよね?
弟は、相談者の提案を嫌がっているよね?
相談者の答えはYES。
つまり、なんで分りにくいかっていうと、タダでさえ説明下手プラス正しい日本語が使えないのに、相談者の話は、自分の願望や正当化がごちゃ混ぜにされているからなの。
せっかく専門家に相談してるのに、
話をオブラートに包んで、それで自分の思い通りのアドバイス得られたからって何の役にも立たないと思うんだけど。
一方で、弟と彼女は出会い系で知り合ったなんて、聞かれもしないことは言うしさ。
これ、どういう心理かというと、
弟がロクでもない女に騙されているという相談者の見立てを強化してるつもりなんだよ。
そして、その根っこにあるのは、弟に対する嫉妬。
相談者自身が決して認めたくない感情でもある。
無意識だろうけどね。
で、相談者の考えが無理筋だと指摘された後の返事が、
はい、はい、はい、はい、・・
これは、話を早く終わらせたいんだな。(笑)
話は分りにくいけど、その仕草は心の内を反映してて、とても分りやすい。
さて、
なんか、そんな兄のことにばかりに気をとられてしまったけど、
兄の危惧そのものは、当たってるような気がする。
弟だって感づいているさ。
兄から言われれば反発したくなるけど、自分でも彼女が口出すことに違和感があるからこそ、2転、3転しているわけだよ。
結婚願望との板ばさみでね。
もう少し、相談者が知り得る彼女に関することを言わせたかった。
きっと、土地の件だけでなく、他にも相談者や姉が心配するに値するおかしなエピソードがあるはずだ。
だったら、兄と弟の共有名義にしとくってダメなの?
これで勝手に処分は出来ない。
持分割合を、1:99くらいにしとけば、後で兄の持分を弟に譲渡したところで、贈与税なんて発生しないだろうし。