中2息子の不登校。「自殺する」は「愛して欲しい」の言い換え
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちはあ。
大原敬子:
子どもが、学校に行きたくないとか、不登校の場合のほとんど原因が、お母さんが自分の中に居ないんです。
相談者:
ああ、そうですかあ・・
大原敬子:
お母さんが家に居てもですね、働いても、お母さん、ここに居るって子は、そんな不登校にはならないですよお。
相談者:
・・
大原敬子:
不登校の原因を、よく夫婦関係とかって言いますけども、一番の原因は、夫婦の仲は悪くてもいいんです、実は。
相談者:
はい、はい、はい・・
大原敬子:
子どもはね。
相談者:
はい。
大原敬子:
お母さんが、
相談者:
ええ。
大原敬子:
必ず僕をどっかで見ているってことがあると、子ども、そおんなに酷い不登校にならないんですね。
非行には走っても、元に戻って来るんです。
相談者:
・・
大原敬子:
それほど、母と子の関係って大きいんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
その5歳のときのお子さんね。
相談者:
はい。
大原敬子:
あのお、2人で別居しようって話し会いしたわけ?、
それとも、感情で出たんですか?
相談者:
感情です。
最初は、
大原敬子:
お子さん連れて出てったの?
相談者:
はい、感情で出ました。
大原敬子:
どんなことで色々あなたに煩わさしたの?
相談者:
やっぱ、顔にすごく、コンプレックスを持っていましてえ、
大原敬子:
誰が?
相談者:
子どもが。
大原敬子:
5歳から?
相談者:
あの、小さい・・・はい、そうですねえ。
大原敬子:
小さいときに、どうして顔にコンプレックスを・・
相談者:
先天性の、こう、病気・・を持っていましてえ、
大原敬子:
はい。
相談者:
でえ、そのことで、あのお、お友達に、顔のことを言われることがあったりしてですね、
大原敬子:
はい。
相談者:
5歳のときに、その、僕・・車に飛び込んで死にたくなっちゃった・・って言ったことがあったんです。
あのお、その、公園で遊んでるお友達に言われた後・・にですね・・
でえ、それで、ちょっと、あのお、これマズイなと、思いまして、色々、あの、病院を探して、手術をしてっていうことが、ありました。
そういうときも、あのお、主人は、そんな、男の子のくせに・・って、
そんな、顔のことで、っていうようなこと言って・・ま、真剣に取り合わなかったとか・・
そ、そう、そういうところも、やっぱ、こう、食い違いが、沢山、あの、ありまして・・
大原敬子:
ようやっと分りました。
あなたのね、
相談者:
(笑)すいません(泣)
大原敬子:
ご主人様に対する薄情さ。
ご主人、薄情ですよねえ?
分りました、女の◆△%として。
辛かったでしょう。
相談者:
(泣)
大原敬子:
はあ・・
分りました、別居の意味が・・
相談者:
(泣)
大原敬子:
ふうん・・
相談者:
(泣)◆△%&■◆△%&■
でも、悪い人ではないの・・よく分かってるんです・・
やっぱり大事なときには、
大原敬子:
うーん・・
相談者:
乗り超えれないなっていうのがあった・・
大原敬子:
そうですよねえ・・
相談者:
話が出来なくなってしまった・・
大原敬子:
あのね、
相談者:
はい。
大原敬子:
自分はこの子と一緒に生きたいと思う。
でも、自分の中で自分を責めるあなたもいるんですね、母親として。
相談者:
います、はい。
大原敬子:
ありますよね?
相談者:
はい。
大原敬子:
だけども、この夫と向き合うと、どうしても、夫に対しても、負い目があるんですよ、自分の中にね。
相談者:
はい。
大原敬子:
認めたくないのに。
相談者:
・・
大原敬子:
そうすると、夫が鈍感で、無意識に言っちゃいますね?
相談者:
はい。
大原敬子:
それで、◆△%&が全部、自分が責められてるって感じちゃうんですね。
相談者:
・・はい。
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
はい。
大原敬子:
そしたら、あなたが別居ってのも、とってもよく分るし、離婚しないのも分ります、それは。
相談者:
・・
大原敬子:
だから、こうなってきたら、あなたの生き方ってのはね、
相談者:
はい。
大原敬子:
このお子さんと生きることですよねえ。
だから、
「僕は二十歳になったら死んじゃうよ」
って言ったときに、
相談者:
(泣)
大原敬子:
あなた驚かないで。
どんなに悪いこと言っても。
「大丈夫。お母さんも一緒にそのとき死ぬからね」
って。
「どんなときでも一緒だよね」って・・
相談者:
・・言ってます。
大原敬子:
うん、ほんとに思うのよ、あなたが。
そしたらね、息子さん、頑張ったわけじゃない、お勉強も。
相談者:
はい。
大原敬子:
この、息子さんの、発想の生き方も、一つはあなた・・逆転の発想で、使ってみたらどうかしらね?
相談者:
・・
大原敬子:
人生は、先・・明日は分からないですもんね?
相談者:
はい。
大原敬子:
あたしだったら、息子が、一番、やりたいこと?
相談者:
はい。
大原敬子:
受験をしたいときはさしてあげましたよね?
相談者:
はい。
大原敬子:
学校行きたくないって言ったら・・命があるならば、学校なんてどうでもいいですよね?
相談者:
はい。
大原敬子:
その子にとって、わたしにとって、あなたが命なんで、一番大事なもの、何か?
このお子さんでしょ?
相談者:
はい。
大原敬子:
そしたら、このお子さんが、
「お母さん、いいのかな?、今日は学校休んで」
って思ったときに・・命さえあればいつでも学校行けるんですよね?
相談者:
はい。
大原敬子:
そしたら、あなたの中で、頭を整理することじゃないかしら。
相談者:
はい。
大原敬子:
あのお、お子さんが行きたくないって言うんならば、
相談者:
はい。
大原敬子:
まず、行かせないことですよね。
相談者:
はい。
大原敬子:
その代わり、朝ちゃんと起きてますか?
相談者:
起きてなくて、逆転しちゃってて、それもすごく困ってるところです。
大原敬子:
いや、それはね。
相談者:
はい。
大原敬子:
「お母さん、今日、学校行って来るので、しばらく休んでも構わない」
って。
相談者:
はい。
大原敬子:
だけれども、朝7時には必ず起きること。
相談者:
はい。
大原敬子:
お茶碗は必ず洗って欲しいこと。
相談者:
・・はい。
大原敬子:
たくさん要求したらダメなんです、これ。
相談者:
はい。
大原敬子:
最初の頃は。
相談者:
はい。
大原敬子:
お昼ごはんは・・お母さん、今、お仕事なさってる?
相談者:
はい。
大原敬子:
じゃ、誰が、お昼はど・・どうなってんですか・・
相談者:
母、ですね。
大原敬子:
あ、じゃ、お母さまと一緒に、
相談者:
はい。
大原敬子:
お食事したときに・・その自分のお茶碗だけ洗うこと。
相談者:
はい。
大原敬子:
お風呂入ってますか?
相談者:
はい。
大原敬子:
必ず?
相談者:
入ってます。
大原敬子:
で、10時には、
相談者:
はい。
大原敬子:
も、ベッドに入ること。
相談者:
はい。
大原敬子:
これだけを守ってくれれば、お母さまは、学校休むことを、応援するってことですね。
で、それ、2週間、
相談者:
はい。
大原敬子:
続けて、もしそのお子さんがほんとに守ったとしたなら、
相談者:
はい。
大原敬子:
何か、学校にあるんですね。
相談者:
はい。
大原敬子:
そのときは今度は、学校の、たぶん、中学校で、数学と、
相談者:
はい。
大原敬子:
英語だけはして欲しいんです。
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
それは、あなたが側についていて・・教えなくていいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そばについてること。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、勉強部屋ではなくって、あなたと一緒に、食卓テーブルですることなんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そのとき、必ず、お紅茶とか、
相談者:
はい。
大原敬子:
楽しく、ごっこ遊びです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そうすと、子どもがだんだん、心が開いてきますから、
相談者:
はい。
大原敬子:
あなたは、ほんとに、腹くくって、
相談者:
はい。
大原敬子:
あながこの坊やちゃんを、絶対に大事にしようと。
相談者:
はい。
大原敬子:
思って、
相談者:
はい。
大原敬子:
やって欲しいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
そうすると、今日、お子様と、
相談者:
はい。
大原敬子:
「明日どう?」って、
「行きたくない」、って言ったときに、まず、約束させますね。
相談者:
はい。
大原敬子:
そのとき、お母さまは、明日すぐ、学校行って欲しいんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、すごく精神的に不安定で、体調が悪いので、
相談者:
はい。
大原敬子:
もうしばらく休ませますけれども、
相談者:
はい。
大原敬子:
家庭ではこのようにしていますっていうことを、メモしたものを、ワープロですね、
相談者:
はい。
大原敬子:
打って、学校の先生渡すんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
是非とも、
相談者:
はい。
大原敬子:
今、これを、早急に解決出来ないけれども、
相談者:
はい。
大原敬子:
今、このお子さんが、一歩前に、出ることをしてあげないと。
相談者:
はい。
大原敬子:
このお子さんも、どうでもよくなっちゃうんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
だから、
「あ、そうか、お母さんが、こうしてくれたんだな」
「しばらくは大丈夫だな」
休みも、はっきりと、休みってなると、心落ち着くんですね、居場所出るんです。
相談者:
はい。
大原敬子:
で、お勉強んときは、必ず、お紅茶か、何か、置いてくださいね。
相談者:
あ、分りました。
大原敬子:
で、あなたが側に居てくださいね。
相談者:
はい。
大原敬子:
先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)