怯えて出て行った妻。状況は離婚要件に該当するか?
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今あ、坂井先生にねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
色んな、詳しい、離婚の説明と、いいアドバイスを頂きましたよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
アドバイスとしてはね、もう一つ、自分の心の葛藤に、正直に向き合ってください。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの心の葛藤が、相手から見ると、目に見えないプレッシャーになってるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
もっというとね、相手に目に見えないプレッシャーをかけることで、自分の心の葛藤を解決してんです。
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
これが内的拘束性です。
相談者:
はい
加藤諦三:
ですから、今日は、じっくり、自分と向き合ってみてください。
相談者:
はい、ありがとうございますう。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
失礼しまあす。
加藤諦三:
モラルを持ち出して相手をいじめる。
モラルハラスメントです。
(内容ここまで)
結局、モラハラかどうなのかは、分からずじまい。
加藤氏も、坂井氏も、訝(いぶか)ってましたけどね。
ただ、本人認めてるように、キレる奴(≠出来る奴)であることは間違いないみたい。
いや、朝帰りは別にして、時間とか、態度だとか、しょうもないことでね。
扉を壊したとな・・
モノDVっていう言葉もあるんだよ。
いわゆる、物に当たるっていうやつ。
これ、一人ぼっちでやるんなら、まだいいんだけどさ。
怒りを見せてるわけだよ。
妻の恐怖は理解できる。
側にいた2人の子どもだって怯えてたと思うよ。
一瞬で気持ちなんて冷めちゃうもんだからね。
ややこしいのは、そんなことをする人にはとても見えない(聞こえない)、優しそうな雰囲気のこういう男が、そういう性質を宿していることだ。
こういうの、反省して直るもんなの?
あのね、軽く考えてる男も多いんだけど、
腕力的に圧倒的にかなわない人と空間を共にする緊張感。
危害を加えられるかもしれない恐怖感。
分かんないでしょ?
あんた、機嫌の悪い屈強な大男とエレベーターで2人っきりになったときを想像してみ?
女にとって、男はそういう存在でもあるんだよ。