男の性格が見抜けるアタシ。DVで男性不信だけど家庭欲しい
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなた、服を売ってらっしゃったっていうふうに仰いましたけどもお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今、着てみたい服とか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ありますか?
相談者:
特にい、ないですね。
ドリアン助川:
特に無い。
相談者:
もう、まったく頓着がなくなってしまって、
ドリアン助川:
たぶん、それが問題なんだと思うんです。
街歩いて、服を見てみるとかあ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あるいは、その、ファッションの本を見てね、こんな格好してみたいな、って思う、格好があったらあ、それ絶対買ってね。
相談者:
はい、分かりました。
ドリアン助川:
うん、それを着てえ、その日を再スタートにしましょ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
どうも、ありがとうございました。
相談者:
ありがとうございました。
三石由起子:
がんばれ、がんばれ
相談者:
はい、ありがとうございます。
(内容ここまで)
かわいそうに。
三石さんからフルボッコ(笑)
「20代が良かった」、ってさ、ドリアンが、「いつが輝いてた?」って聞いたから答えたのに。
きっと、
「ああ、あたしって、いつもそう」
なんて、落ち込んでるだろう。
家庭を持ちたい。
接客の仕事がしたい。
あたしには、どっちも、とてつもない目標に見える。
自信がない、なんて、殊勝なこと言ってるようだけど、相談者の現実との間にギャップがあり過ぎるだけだ。
自意識が無駄に肥大化してるの。
思春期並みの大きさだ。
同居スネかじり38歳がどうやって男と深い仲になる?
その暗さで一体何を売ろうっての?
三石さんの日記っていうのは思いつきに聞こえるけど、でも、ドリアン氏の服買え、にしたって、言いたいことは何かって言うと、
あんた、いきなり、そこは無理だよと。
まずは、ちっちゃなことから、変えていこう、ていうことだ。
たぶん、頭でっかちのこの女はやんないだろうけどさ。
「欲しい服がない」
何気にヤバイよ、この状態。
ついでに言うと、
「友人がたくさんいる」
ていうセリフも。
「生活の基盤である、仕事をしたい気持ちはすごく強い」
(笑)
明日から本気出す、ってか。
メンタルがヤバイんだから、もっと低い目標にすりゃあいいのに。
一つの家事、朝食の用意だけを引き受けるとかさ。
じゃあもし、言ってることに嘘がないんだったら、明日からバイトしなよ。
それこそ半日でもいい。
コンビニでも、ファミレスでも。
毎日メイクして、朝食とって、決まった時間に出勤して、
人としゃべって、お礼言ったり、叱られたり、謝ったり、笑ったり、
まずは、そういう、普通の大人の日常を取り戻すことからだろ。
ただ、それすら、この女の自意識を今の半分くらいにしないと出来ないと思う。
ま、女にとって、一つの決断が迫られてる年齢になっちゃったっていうのはある。
しかし、実際にパートナーがいて悩むんならまだしも、こればっかりは、一人じゃどうしようもない。
現状打破に執念を燃やすか?
受容と達観か?
結局、この女、どっちも選べまい。
成り行きのまま年をとり、いつまでも、産まなかったコンプレックスに苛(さいな)まれる。
そのときの言い訳は、相変わらず、DVによる男性不信。
いつになったら現実を認めるのかね、この人。
あんたが男を遠ざけてるんじゃない。
男があんたを避けてるんだよ。
同様の相談はあるのだが、奇しくも、これも、
自分を見失い、一足飛びに願いをかなえたい女。
加藤-大原コンビによる、ちょっと違うアドバイスだ。
「女38歳独身・実家住まい・無職。まず何から始めるべきか」
管理人さんのコメントが秀逸だったので、もう一度読みたくて探していた。