多重人格?、両親への暴力は記憶がない29歳の女
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
ちょっと整理したいんですが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、精神科医、には、何年前から行ってんの?
相談者:
現在行ってる場所はあ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
えーっとお、半年ぐらい前・・です。
高橋龍太郎:
うん、うん、今、行ってるところ以外。
相談者:
以外は、3年前にい、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
2週間行ったくらいで、やめました。
高橋龍太郎:
その前は?
相談者:
その前は行ったことありません。
高橋龍太郎:
カウンセリングは?
相談者:
カウンセリングは5年くらい前です。
高橋龍太郎:
5年くらい前にどれくらい行ったの?
相談者:
から、今現在に至るまです。
高橋龍太郎:
あ、カウンセラーは同じ人?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
いわゆるその、診断として、何か、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
病名を言われたことあるの?
あなたは、カウンセラー・・
相談者:
は、ありません。
高橋龍太郎:
カウンセラーや、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
精神科医にも言われてないの?
相談者:
精神科医ではあ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
対人恐怖症的な、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ことを・・
高橋龍太郎:
言われてるの?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ふうん。
お薬は使ってるの?
相談者:
お薬、はい、飲んでます。
高橋龍太郎:
ふうん・・
基本的に、その、あなたが、どういう、性格傾向や、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
どういう病的な症状があるかっていうのを、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まず、やっぱり、カウンセラーや、精神科医に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
聞いた方がいいよ。
相談者:
うーん・・
高橋龍太郎:
たぶん、あなたの中にい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
衝動性と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それからあ、なかなか注意力が集中出来なくて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もの覚えが良くなかったりい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから、仕事が、なかなか、うまく持続できなかったり、っていうような、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういう部分が少しあなたの中にあってね、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、そのことが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、表面化すると、ストレスやなんかで。
相談者:
ふん・・
高橋龍太郎:
お母さんへの暴力になっちゃうっていうことがあるので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、基本的に言うと、お母さんとの関係は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もう、ある意味では卒業しないとね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だってえ、もう、30だからさ。
相談者:
(笑)はい。
そこ・・
高橋龍太郎:
30になってさ(笑)
自分がストレス感じて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お母さんのとこ殴りこみに行ってもしょうがないでしょう?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ね。
だからあ、お母さん無しでえ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分で自立していかないと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生活、も含めて。
相談者:
うーん・・
高橋龍太郎:
で、そのためには、それだけ、長く支えてくれる、カウンセラーと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから、今の精神科医の、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
アドバイスに従ってえ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、ましてや、だって、そうすると、手帳(*)も持ってるんでしょう?
(*)
手帳:
精神障害者保健福祉手帳のこと。
障害者手帳の一つで、表紙は「障害者手帳」。
交付により各種サービスや就労支援の対象となる。
重い方から1級~3級まで。
身体障害と異なり、2年ごとに更新が必要。
相談者:
手帳は持ってません。
高橋龍太郎:
あ、手帳は持ってない?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ただ、もし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お薬を使うような、ケースだと、手帳も取れるから。
相談者:
あ、はい
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
あ、自立支援(*)は受けてます。
(*)
自立支援:
広い意味があるが、ここでの意味は、自立支援医療(精神通院医療)。
継続的な精神医療に対する公費による負担。
これにより、通常は3割負担のところ、1割負担で済む。
高橋龍太郎:
自立支援は、受けてるけど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
手帳も取れると思うの。
相談者:
ああ、そうですか、はい
高橋龍太郎:
うん、で、手帳とると、3級の資格がたぶん取れるから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういうところでアドバイス受けながら、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
障害者枠の就労が出来るから。
相談者:
あー、はい
高橋龍太郎:
で、障害者枠の就労っていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
みんな仕事が続かない。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あるいは、他の人に比べて、ちょっと・・集中力とかあ、パフォーマンスが悪いっていうことを承知で、受け入れてくれる、職場だから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そうすると、今までのように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
他の人と比較して、ちょっと問題があるからといってすぐ説教されるってことは全然ないの。
相談者:
うーん・・はい
高橋龍太郎:
で、あなたみたい・・な、脆い所がある人は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人から何か叱られたり、文句言われちゃうと、もうそれだけで萎縮しちゃうから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういう所があんまり無いような職場でえ、
相談者:
うーん・・
高橋龍太郎:
ただし、お給料はもちろん安いよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
でも、自分が定収入があるってことは、ものすごく、あなたの自信に繋がっていくから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういう枠組みで、今、カウンセラーはいる、精神科医はいるう・・
もう、完全に、なんか、えー、将軍に囲まれた、女王様みたいないい布陣だから。
相談者:
ああ・・はい
高橋龍太郎:
ね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それで、前に進んでってごらん。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もう全然、そんな心配しなくても大丈夫。
相談者:
うーん・・
高橋龍太郎:
お母さんは、無理して連絡取らなくても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お母さんの方は、あなたを見ててくれるから。
相談者:
はい、分かりました。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
大丈夫?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そいで、さっき言った、そういう・・なに、その、暴力振るってるとき、半分、記憶に無かったりするんでしょ?、きっと。
相談者:
ないです・・
高橋龍太郎:
ね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、それも、その病気の内の、一つだから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お薬で、それはある程度、治まるので。
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
問題ないと思うよ。
相談者:
はい、分かりました。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)