歯科医に一目惚れした42歳の女。踏み出せないのは自己肯定感の欠如
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
すごい、いいアドバイスですねえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
今回のことがね、成功しても、失敗しても、成長への、きっかけであり、チャンスだということですよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、お父さんに対する憎しみはあるの?
相談者:
もう、消えました。
加藤諦三:
消えてないんじゃないの?
僕は消えてれば、そんなに、こと・・わら・・れるの怖がると思えないんだけど。
相談者:
あー
加藤諦三:
要するに、その心の傷が、
相談者:
はい
相談者:
すごい、残っていて、
相談者:
はい
加藤諦三:
断られることが怖いんですよ。
相談者:
そうですねえ。
加藤諦三:
今、そのことを解決するのはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
その、お父さんとの関係を、
相談者:
はい
加藤諦三:
逃げないで、
相談者:
はい
加藤諦三:
正面から、
相談者:
はい
加藤諦三:
向き合うこと。
その勇気ですよ。
相談者:
はい、分りました。
加藤諦三:
その勇気があれば、歯科医の先生に、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、好きだという、ことを伝える勇気も出てくると思いますけどね。
相談者:
はい
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい。
ありがとうございました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
一目惚れは、孤独の心理です。
(内容ここまで)
お、初コンビ?
なかなか息があってた。
てか、ネタで楽しんでないか?
さて、
電話相談の限界っていうのか、
外見スペックが分からないままアドバイスしたって、し方が無い気がする。
どう見ても、身上スペックがハンデなんだから、よけいにね。
そりゃあ、人の好みは様々。
可能性なんて言い出すとキリがないんだけど、誰が見たって、っていうのはある。
アプローチのし方が功を奏するかも、
という女もいれば、
何が悲しくて、アンタと付き合うの?
という女もいるってこと。
もし、後者なら、今さらとか、なんと言われようが、まず女磨きからだ。
今ふうに言うと、女子力アップ。
もちろん、来たるべき次のためにだ。
42歳が、最終診療日にやったらイタイだけ。
半年後にまだその気なら検診に行けばいい。
ま、でも、何もしないよ、この人。
だって、
受付に聞くとか、
食事に誘うとか、
高橋君にとっちゃ挨拶代わりだろうけど、
この人にとっちゃ、清水の舞台からなんとかだもん。
たぶん、このまま最後の診療が終わって、ちょん。
気持ちの問題は時が解決してくれるってのかな。
ま、シチュエーション的に、吊橋効果(*1)、とか、ゲレンデマジック(*2)的な錯覚が大きいような気がするけどね。
ひょっとして、まだマスク外した顔見てないとか(笑)
(*1)吊橋効果:
不安や恐怖を感じてるときに出会った人に好意を持ちやすいこと。
まさに、患者にとっての医者。
(*2)ゲレンデマジック:
スキー場での恋愛確率の高さ要因の総称。
リフトや、転倒などのハプニング等、きっかけの作り易さ、
雪の反射やウェア、ゴーグル等による見た目3割増し、など。
医者の白衣、マスク姿などは、まさにこれにあたる。
お父さんとの関係を正面から向かい合うこととは具体的にどうすることでしょうか。
父親に対する思いを内省したり書き出したり1人でやるのが難しければカウンセリングに行って話したりすることじゃないでしょうか。