妻との関係を修復したい34歳。軽い返事に大迫女史が心配する
(再びパーソナリティ)
勝野洋:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい
勝野洋:
あの、これえ、先生言われましたけれども、
相談者:
はい
勝野洋:
ほんっとうに、母親大変ですねえ。
だから、それを、
相談者:
はい
勝野洋:
あなたが、そこのところを中心に、今後も考えてあげて、
相談者:
はい
勝野洋:
あなたの誠意を見せ・・る、
相談者:
はい
勝野洋:
しかないと思いますね。
相談者:
はい。
ありがとうございます。
勝野洋:
はい
これでよろしいでしょうか?
相談者:
はい、ダイジョブです。
ありがとうございます。
勝野洋:
はあい。
じゃ、これで失礼いたします。
相談者:
はい、すいません、ありがとうございます。
失礼いたしますう。
(内容ここまで)
妻が戻るつもりはない本当のワケ
良すぎる返事は、軽く聞こえるという例。
キツく指摘したつもりの言葉にまで、元気に「はい」と言われるとねえ。
大迫: あなた、その、はい、って軽く仰るのがとても気になるんだけど。
相談者: はいっ
(笑)
さて、
この番組でもよく言われることだけど、
「離婚の原因は昨日の出来事ではない」
たぶん、奥さん、5年間に小さな絶望がいくつもあったと思う。
もちろん、奥さんの軽さは非難されよう。
4歳と2歳を父親から引き離すんだから。
だからって、結婚生活続けた方がいいってことにはなんない。
話がそっち、「子どものことを考えて」みたいに、ぶれないのは大迫女史のいいところ。
ネットなんかのコメント(たぶん男)を見てると、ため息が出るんだけど、今日の相談で、妻の行動を非難したところで何になる?
実は、大迫さんが、関係修復が難しいと断じた本当の理由は、もっと本質的なことにあるんだけど、それは、軽々しく指摘できるようなことじゃない。
妻が手伝ってくれないと言ったから、出来ることを書いた。
気持ちの整理をしたいと言ったから、「どう?」って聞いた。
肉体関係は無いと言った。(から、肉体関係はない)
そして、今日の受け答えのし方。
大迫さんにキツイことを言われても、動じない、返事のトーンが変わらない。
つまり、
相手の言葉を額面どおりにしか受取れない。
行動やしぐさから真意を感じとれない。
それはそう、この男自身が喜怒哀楽に乏しいから。
あえて、名称は出さないけど、この男が抱えるコミュニケーション上の問題。
プチレベルではあるんだけどね。
仕事が忙しいと言うけど、この男が重宝されるのは、定型処理までだ。
周りは、ちょっと変だなあと思いつつも、
この男の問題点は、非定型の仕事や、修羅場で初めて顕在化する。
妻がそれを確信したのも、子育てという、まさにそれだったわけだ。