登記を元に戻せるか?、認知症の父 VS 統合失調症の息子
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相続、の話、と、いうふうに仰ったけど、お父さん、ないし、お母さん、親御さんが亡くなったときに、その子どもたちが、
相談者:
ええ
坂井眞:
それを、遺産として引き継ぐっていうのが相続なんだけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
今は、あの、お父さんもお母さんも、お元気だ、っていうことなんで、
相談者:
ああ、はあ、はあ、はあ、はあ
坂井眞:
相続の話とは、全然、無いということをまず、ちょっと整理して、
相談者:
ええ
坂井眞:
いただくといいかな、と思います。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、お父さん84歳、年金暮らしで、頭ははっきりして、カクシャクとしてらっしゃる?
相談者:
会話はあ、多少出来るんですけど、今、ちょっと、病院に入ったり出たり、
坂井眞:
うーん
相談者:
してる状況ですね。
坂井眞:
お母さんはどうですか?
ま、それはあのお
相談者:
月に2回くらい病院に、
坂井眞:
うん
相談者:
薬を、貰いに行く程度で。
坂井眞:
お2人で暮らしてらっしゃるの?
相談者:
ええ、そうです。
坂井眞:
とまあ、2人で、社会生活を営む、分には別に不自由してないんですか?
相談者:
ただ、あのお、病院に行ったりするのがですね、
坂井眞:
うん
相談者:
交通の便が悪いもんですから、
坂井眞:
はい
相談者:
三男坊がそれは補ってくれてます。
坂井眞:
ああ、なるほど。
坂井眞:
それから、8年前のお父さん、お母さんどんな感じでした?
相談者:
うー、普通に、元気で。
坂井眞:
元気だった?
相談者:
ええ、◆△%&■◎3@#×
坂井眞:
その頃は農業もやってたのかな?
相談者:
四男坊中心にした農業をやってたんですね。
坂井眞:
うん
相談者:
親は、手伝うという。
坂井眞:
ああ・・
でも、まあ、あのお、今みたいな病院通いとかじゃなくて、
相談者:
はしてなかったです。
元気でした。
坂井眞:
主役は四男坊に譲ったけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
自分たちも、ずうっとやってきた仕事を、
相談者:
はい、そうです。
坂井眞:
まあ、ちょっと、あのお、一線・・からちょっと退く形だったけど、やってたと。
いう感じですか?
相談者:
はい
坂井眞:
分りました。
で、なんでこんなことを聞いたかというと、
相談者:
はい
坂井眞:
この問題って、その8年前に・・正確にいうと、親の財産というよりも、お父さんの財産ていうことですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
お父さんの財産を、建物以外は、ほぼ全てを、四男坊の名義に書き換えちゃったと。
相談者:
はい
坂井眞:
それは、要するに、家の敷地だとか、それから、農業だと、田畑ですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
耕作している土地?
相談者:
はい
坂井眞:
それを全部、四男坊の、おー、名義に書き換えちゃったという。
こういうことですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
で、問題は、8年前に、
相談者:
はい
坂井眞:
土地を、お父さんの名義から、四男の方に書き換えるっていうことは、
相談者:
はい
坂井眞:
その登記の名義を書き換えるっていうのは、それが主ではなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
そのものが、お父さんから、四男の方に、所有権が移る。
相談者:
はい
坂井眞:
ていうことなので、
相談者:
はい
坂井眞:
所有権が移る、
相談者:
はい
坂井眞:
理由?、が必要なわけですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、今考えられるのは、贈与。
あげますってことですよね?
プレゼント。
相談者:
ああ、はい、はい
坂井眞:
贈与か、売買。
お金を出して買います、売ります。
相談者:
はい
坂井眞:
そのどっちか・・しか、ちょっと考え難いんですよね。
こういうケースだと。
相談者:
あ、それで、ちょっと聞いたのがですね。
坂井眞:
ええ
相談者:
親は、そういうふうにやった記憶が無いと言うんです。
坂井眞:
うーん・・
相談者:
てことは、実印はいつでも、持ち出せる状況でしたから、
坂井眞:
うん
相談者:
ま、要は、親からすると、勝手に名義を換えてるというふうに言うんですね。
坂井眞:
と、それは、
相談者:
ええ
坂井眞:
そうするとね、所有権て、物件って言うんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
こういう財産を、ま、別に不動産だったら登記があるけど、その他の、動産、宝石でもいいし、その他の、おー、電気器具でもいいし、車でもいい、ま、車は登録があるかな。
相談者:
はい
坂井眞:
いずれにしても、自分の財産を、誰かに、渡すっていうためには、
相談者:
はい
坂井眞:
登記が先行するんじゃなくて、まず、あげますとか、売りますとかっていう、ま、実体って言いますけどね、権利の実体を動かしますという、そういう合意がないと、動かないわけですよ。
相談者:
ああ、はあ、はあ、はあ
坂井眞:
だから、登記の名義が変わっているから、そのものの所有権が、その名義人のところに行ったという関係には、無いんですね。
相談者:
ああ、そうなんですか。
坂井眞:
分りやすく言うと、
相談者:
ええ
坂井眞:
反対側から言うと、ある土地がありますと。
相談者:
はい
坂井眞:
お父さんが持ってましたと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、お父さんが、四男の方に、これをお前にやるよ、と。
ま、贈与ですよね。
相談者:
はい
坂井眞:
これをお前に売るよと。
時価で。
相談者:
はい
坂井眞:
と、代金もらって、えー、それで売りました。
だから、
相談者:
はい
坂井眞:
所有権が、四男に移ったから、登記をします。
相談者:
はい
坂井眞:
贈与だったら、代金もらわないで、あげましたと。
相談者:
はい
坂井眞:
贈与税掛かりますけどね。
相談者:
ああ、はい、はい
坂井眞:
ぞ、贈与税、掛かるって話はまた別なんで、あげますと。
相談者:
はい
坂井眞:
もらいました。
ていうちゃんと合意があって、
相談者:
はい
坂井眞:
その合意があるから、登記をすると、意味があるんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
登記が移ったから、知らぬ間に所有権が移っちゃうってことは無いんです。
相談者:
あー
坂井眞:
法律的にはね。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、そういう前提で考えると、
相談者:
はい
坂井眞:
お父さんが本当に、あげた覚えも無いし、売った覚えも無いって言うんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
そら、登記が間違ってるんだから、登記を戻さないといけない。
相談者:
はい
坂井眞:
だからあ、よく、そのお、詐欺師が勝手に、登記を動かして、それで人を騙して、みたいな事件が、あるわけですけど、
相談者:
ああ、はあ、はあ
坂井眞:
それも、別にい、そういう悪い人が勝手に登記を動かしたから、本当の所有者の所有権が無くなるわけでは無いわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
何にも自分が関わってなければね。
相談者:
ええ
坂井眞:
そういうこと知っててえ、放置しておいたら、放置しておいたあんたの責任もあるよ、って言われることもあるんだけれども、
相談者:
ええ、ええ
坂井眞:
何もしないでいてえ、誰が悪い奴が勝手に、登記をいじったからといって、
相談者:
ええ
坂井眞:
自分の土地が知らん間に、人に移っちゃうってことは無いんです。
相談者:
ああ、そうなんですか。
坂井眞:
だから、お父さんが、ほんとに俺は知らないってのは、これは真実だとしたら、
相談者:
ええ
坂井眞:
登記の名義が移っているのは、正しくないわけだから、
相談者:
ああ、なるほど。
坂井眞:
お父さん、あげても無いし、売ってもないんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
四男の方の、に、所有権が移ってないわけじゃないですか。
相談者:
はい
坂井眞:
所有権が移ってないってことは登記が間違ってるってことだから、弟さんに言って、
相談者:
はい
坂井眞:
弟さんが任意で応じなかったら、訴訟やらないといけないですよね。
相談者:
なるほど。
これ役所に行けばいいんですか?
坂井眞:
いや、役所に行ったって、変えてくれませんよ。
だから、お父さんが、四男の方に、お前に土地をあげたり、譲ったりした覚えはないから、名義を返せって言って、分りました、って言って、
相談者:
はい。
申請する・・
坂井眞:
と、登記名義を法務局に行って、
2人で申請をして、
相談者:
ああ、はい
坂井眞:
弟さんが納得していれば、
相談者:
はい
坂井眞:
2人がちゃんと委任状を司法書士さんに渡して、登記を回復してもらうと。
相談者:
はい
坂井眞:
間違った登記だからと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、弟さんが、それ、ちょっと今、ご病気で入院中っていうんで、弟さんがそうすると、離婚もしちゃってるから、成年後見人選ばなきゃいけないてことになろうかと思いますが、
相談者:
ええ
坂井眞:
で、成年後見人の方が、なるほど、ってことだったら、それで戻せるだろうしね。
相談者:
ええ、ええ
坂井眞:
なるほどって言ってくれないんだったら、お父さんが四男の方に対して訴訟起さないといけないですよね。
相談者:
ああ、なるほど。
坂井眞:
登記名義を戻しなさいっていう訴訟を起さなくちゃいけない。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、お父さんが、四男の方に、
相談者:
はい
坂井眞:
不動産をあげた記憶も、売った記憶もないのに、
相談者:
はい
坂井眞:
名義が、四男の方の名義になっちゃってると。
相談者:
はい
坂井眞:
それをどうしたらいいでしょうか?っていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
法律問題なので、
相談者:
はい
坂井眞:
どういう証拠が必要で、どういう交渉をして、交渉がだめなら、どういう裁判をしなきゃいけないのか、ていう話なので、
相談者:
はい
坂井眞:
弁護士のとこに相談に行くのがいいと思います。
相談者:
あ、弁護士さんに相談して、
坂井眞:
はい。
で、しかも、弟さんが今、統合失調症で入院されてるっていうことなんで、
相談者:
はい
坂井眞:
四男の方が。
相談者:
はい
坂井眞:
そうすると、成年後見の選任の話もしなくちゃいけないと思いますから、
相談者:
はい
坂井眞:
いくつかの法律問題をクリアしなきゃいけないから、
相談者:
はい
坂井眞:
そういう意味で、この話は弁護士のとこに相談に行くのがいいと思います。
相談者:
分りました。
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
お父さんも高齢ですし、元気なうちに早く動いた方がいいですね。
この管理人もテキトーな憶測しか書かないな。四男が農業やるだのいい加減な事言って、長男亡くして失意の父親から印鑑証明書と実印持ち出して、ついでに贈与契約書を勝手に作って登記したんだろうよ。八年前は父親はボケてはいないが、登記変更時点で関係が悪化したと相談者は述べている。それで鬱になって嫁との関係も悪くなり、便宜上病名は糖質と診断が付いて離婚事由となった。親父がやるべき事は登記時点の書類を司法書士なりからださせて、インチキの贈与契約書の無効を主張する事だ。四男の見方?は別れた嫁だけでしかも勝手に権利書持ち出してんだから、母親や三男などの証言合わせれば勝ち目あるで。