犬に噛まれて後遺症が残る。弱さを強調する裏に隠された攻撃性
(回答者に交代)
中川潤:
ちょっと、先にお聞きしたいんだけどお、そのお、相手の飼い主っていうのにはあ、
相談者:
はい
中川潤:
さっきのお話だと80代のご高齢の、
相談者:
はい
中川潤:
の、お一人住まいの方なんですかあ?
相談者:
いえ、あの、ご夫婦でおります。
中川潤:
ご夫婦っていうのは、その奥さまがいらっしゃるの?
相談者:
はい、はい、はい。
でも、犬を、毎日散歩してるっていうかね、
中川潤:
はい
相談者:
そういう感じはご主人です。
中川潤:
ああ・・
そいでねえ、ちょっと、今、お話し聞いてて、すごい気になったのはね、今、我々にお話になってるように、
相談者:
はい
中川潤:
こんな酷い目にあって、こんなわたし、お母さん、こんな状態なんだと。
相談者:
あ
中川潤:
いうことはきちんと、お嬢さん、息子さんに、話、されましたか?
相談者:
いいえ。
中川潤:
なぜされないの?
相談者:
だってえ・・・わたしのこんな小さな問題を?・・
中川潤:
小さくないでしょうに。
相談者:
えー
中川潤:
あなたの場合、医者からね、
相談者:
はい
中川潤:
わき腹まで噛まれてね、入院せい、とまで言われて、
相談者:
はい
中川潤:
で、それを、通院で、頑張って、治療を続けて、
相談者:
はい
中川潤:
で、その結果、手にはシビレは残るの、日常のね、生活が不自由、になるって、いうねえ、
相談者:
うん
中川潤:
その、精神的な問題だけじゃなくてえ、身体にい、まで、変調が、あるわけでしょうに。
相談者:
はい
中川潤:
交通事故に遭ったのとおんなじような問題じゃないですか。
相談者:
はい
中川潤:
だとすれば、逆にわたしが息子の立場だったら、
相談者:
はい
中川潤:
母親がそんな目に遭って、そういう状況になってたらあ、
自分が怒鳴り込みますよ。
相談者:
うん・・
中川潤:
なぜ息子さん、お嬢さんにお話にならないのか、そこが、ちょっと、よく飲み込めないのです・・
相談者:
わたしって、そういうこと言えないんですよね。(泣)
中川潤:
息子さん、お嬢さんと、は、特に、仲が悪いとか、そういう・・
相談者:
いえ、そういうのじゃなくて、なんでしょ、わたしの、じゃ、見栄でしょうか。
(泣)なんか、いつも、強がっているようなね・・
弱みは言いたくない・・(泣)
中川潤:
あのね、
相談者:
はい
中川潤:
今、仰ってる、お話聞いたら、日常の生活まで人・・の手を煩わせないと、他人に手伝ってもらえないと、出来ない状態に
相談者:
はい
中川潤:
今、あってねえ、
相談者:
はい
中川潤:
で、かつ、そのこと自体、にも、苦しんでおられるし、
相談者:
はい
中川潤:
はっきり言って、後遺症みたいな形で、今、残っちゃっているわけでしょ。
相談者:
はい
中川潤:
その、手のしびれっていう、具体的な・・その、ぶ
相談者:
シビレよりも、
中川潤:
はい
相談者:
使えないっていうか、曲がらないっていうことでですよね。
中川潤:
曲がらなくなっちゃんてのお?
相談者:
はい、はい。
それで、車の運転も出来ないわけですよね。
中川潤:
あのねえ、息子さんにしても、お嬢さんにしてもね、
相談者:
はい
中川潤:
今、奥さまのその状態を、
相談者:
はい
中川潤:
何も正確に聞かされてないから、
相談者:
はい
中川潤:
逆に分ったときに、お母さん、なんで言ってくんなかったんだよ、と。
相談者:
はい
中川潤:
そういう話になるに決まってるじゃないですか。
相談者:
うーん・・
中川潤:
頑張り過ぎんのもほどがあるよと。
相談者:
いや・・
中川潤:
そう、
相談者:
ああ、そうですかね。
中川潤:
わたしは思うんですけどもね。
相談者:
ああ・・
やっぱり、そういうことは、なんでも、すぐ話すべきですかね。
中川潤:
当たり前です。
あのね、こうされるべきですよ。
まず、息子さん、にお話になって、ちょっと来てくれ、も、ちょっと遅くなったんだけども、もうちょっと軽く済むのかと思ったらあ、こんな状態なんだよと。
相談者:
うん・・
中川潤:
で、実はこれこれしかじかなんだと。
いうことをきちんとお話しになって、
相談者:
はい
中川潤:
息子さんの方から、まずもって、むこうの家へ話に行ってもらう、で、それでラチが明かなかったら、場合によっては弁護士頼んで、損害賠償請求する。
相談者:
はい
中川潤:
ぐらいのこときちんとなさるべきです。
相談者:
それが第一歩ですね。
中川潤:
それが第一歩ですよお。
相談者:
はい、わかりました。
ほんとにありがとうございました。
中川潤:
はあい。
相談者:
なんか、こんなことをね・・
中川潤:
こんなことじゃないです。
ああたね、事故に遭ったんです。
相談者:
(泣)
中川潤:
ね、あなたに落ち度の無い事故に遭ったんです。
相談者:
(泣)はい
中川潤:
そっからものごとを出発して考えなければしょうがないんです。
で、人の手を借りなきゃいけないときは借りるべきなんです。
相談者:
はい
中川潤:
いいですか?、必ず、息子さんにすぐ連絡とって。
相談者:
はい、ありがとうございました。
中川潤:
はい。
相談者:
はい、すいません(笑)
(再びパーソナリティ)