愛人契約で130万払ったのに 会ってくれない。詐欺ではないか?
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
諦めてというより、えー、65歳という年齢であれば、
相談者:
はい
ドリアン助川:
もう一花、二花、ね、咲かせて欲しい、と思いますので、
相談者:
はい
ドリアン助川:
いい勉強したと思って、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ
いずれにしろ、65歳、まだ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
20年、30年ありますんで、
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
ええ。
新たな道で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
歩んでいただけたらなというふうに、思いました。
相談者:
ああ、ありがとうございます。
ドリアン助川:
はい。
相談者:
はあい。
ありがとうございました、はい。
(内容ここまで)
大迫 「ずいぶん酷い目に遭いましたねえ」 (すっとぼけ)
絶対、楽しんでると思うんだな、大迫さん。
あなたの手は汚れている。
その汚れた手の人がね、
その汚れた手で、
もう、それくらいにしてあげて www
男自らのスケベな企みなら同情の余地はないけど、完全に女から嵌められてるからね、これ。
この65歳の男に限らず、モテナイ男が20離れた女からのアプローチは断れまい。
たとえ、そこに金が絡んでたとしてもね。
道徳なんて言ったって、頭と下半身とのせめぎ合いだ。
同僚だったって言ってたけど、いったいどういう仕事なんだろうねえ。
こういう、女でも男でも、信用とか信頼とか、時間を掛けて築いた無形の財産に、なんの価値も見出せない人種っているんだよ。
ま、それはこの爺さんも同じだけど。
だからねえ、前払いはダメ、前払いは。
巷では、マンションもらったなんて話も聞くけど、手慣れた男は絶対にそんなヘタは打たない。
実際の名義は男か法人、あるいは家賃の肩代わりをしているだけだ。
関係が終われば、女は住まいも失うようになっている。
田中康夫のペログリ日記(*)なんかでも、ブティックに行って高級品を買ってあげるのは、必ず、都度、都度だ。
(*) 東京ペログリ日記:
氏が、まだ政界進出前、様々な嬢との日常を描いたもの。
セックス描写から、飲食店、ホテル、スポット、社会時評まで。
週刊誌の連載から単行本化もされた。
登場人物は一応は匿名だが、かなり本人を特定できるような書き方になっている。
日本人なら誰でも知っている国民的英雄の実娘と目される女性との情事の回は大騒ぎとなった。
不法原因給付
始めて聞いたので、ちょっと勉強したことの覚書。
概略は大迫女史の言うとおり。
民法の規定で、
不当な利得(女側)によって損失を被った(相談者側)としても、その原因が不法なもの(既婚者の愛人契約)であるときは返還の請求ができない。
なんでも、近代法におけるクリーンハンズ(clean hands)という考え方らしい。
これが、大迫女史が連発していた、「汚れた手」 という表現につながっているわけだ。
どういうことかと言うと、
法を尊重する者(クリーンハンズ)だけが法の救済を受けるべきで、不法行為に関与した者には法の救済を与えない。
だけど、どうしても、一つ疑問が残る。
いくら何でも、今日の女はお咎めなしか?
実は大迫さん、説明を端折ってる。
実際の条文には但し書きが付いていて、
当事者の双方のバランスを考慮して、不法の原因を受益者(女側)が作った場合は返還請求も可能。
だから、相談者だって、出るとこ出れば、いくらかは取り返せる可能性は十分あるわけだ。
だけど、そんなことしたら家族にバレちゃうし、金額や手間を考えたら、大迫さんが説明を省いたのは、まったくもって正しい。