性格を変えたい39歳崖っぷち女
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
・・
はあい
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーとお、中川先生の、お話も、とてもエネルギッシュですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
一つ、僕あのお、アドバイスしたいことがあるんですが、
相談者:
あ、はい
ドリアン助川:
あなたね、性格を変えたいと思って性格見てても絶対性格変わんないの。
相談者:
はい
ドリアン助川:
結果的にもし何か変えようとするなら、あなたの行動変えなきゃいけないのよ。
相談者:
あーはい
ドリアン助川:
それはね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、先ほど、あの、こういうこと楽しいんですって、音楽聴いたりとか、
相談者:
ええ、はい
ドリアン助川:
出来ればそこ、ラジオ聞くってのもお、入れて欲しいんですけどもお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そういう、受身なんだよね。
相談者:
あ、はい、そうです。
ドリアン助川:
で、実はね、たくさんの人がね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
世の中にすでにあるものを、趣味として受け入れようとして、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ちょっとづつのズレを感じてるんですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
ほんとはね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
こんなこと趣味にしたら人から馬鹿にされるかもしんないとか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
誰も認めてくんないかもしんないということが好きなものがるはずなの。
ね。
自分が何が好きか嫌いかも分かんないと、
相談者:
はあい
ドリアン助川:
世間との関係の築き方も難しいと思うんです。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん
子どもの頃から、の自分を振り返ってみて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
無茶苦茶、辛いもん、食べ歩きすんのが好きだとか、
相談者:
ええ、ええ
ドリアン助川:
ま、そういう人も一杯いますけどもね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、何かあなた、やっぱりときめくものあるでしょう?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ない?
相談者:
・・・
ドリアン助川:
だからね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、自分の性格見つめて、うーんて唸っちゃう前に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたが最初にやんなきゃいけないことはトキメキ探しだと思う。
相談者:
ああ、はい
ドリアン助川:
自分が何と接したらトキメクんだろう?って。
相談者:
はい
ドリアン助川:
そしたら、40になろうと、50になろうと、60になろうと、素敵な女性になりますよ。
相談者:
ああ
ドリアン助川:
うん
相談者:
ああ、ありがとうございます、なんか・・あの・・ほんとに・・あの、暗闇で手探りっていうか・・ほんとに、何・・から考えていいのか、分からなくて、
ドリアン助川:
うん
相談者:
いたんですけど・・で、この趣味ってのも、やっぱり人に言えて、人に認められてこその趣味っていうのが勝手に頭の中にあったんですね。
ドリアン助川:
うん
相談者:
自分の気持ちが、まあ、どうこうって言う前に、でも、ちょっと、ほんとに、人に認められるとかの以前に、
ドリアン助川:
関係ない、そんなの。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
わたしの友達は、
相談者:
はい
ドリアン助川:
足に鈴を付けて歩くことを趣味にしている人がいて、
相談者:
はあ
ドリアン助川:
誰も認めないんだけど、
相談者:
はい
ドリアン助川:
彼はたぶんそれで世界一なんですよ。
相談者:
あー
ドリアン助川:
で、みんなに好かれてんの。
相談者:
あー
ドリアン助川:
あなた自身のトキメキを探して。
相談者:
あー分かりました。
ドリアン助川:
いいですか?
相談者:
あ、はい、どうもありがとうございます。
ドリアン助川:
失礼します。
相談者:
はい、失礼しまあす。
(内容ここまで)
ドリ助 「これまで何人の男性とお付き合いしてこられたの?」
相談者 「4人です」
性格を変えたいという相談者にヤッた人数を尋ねるドリ助。
年上男性2人からのアドバイスで元気になれたかしら?
要は崖っぷち女の憂うつ。
29歳でも来るけど、39歳はそれとはまた違うみたい。
体力とか、見た目の衰えは嫌でも自覚させられるし、出産リミットは目の前。
4人付き合ったってことよりも、最後の男が6、7年前っていうことの方が正しい現実なの。
仕事もマンネリだし、上司は何も分かってない馬鹿だし。
自分で勝手な人並み像を作って、そこから離れていくばっかの自分に嫌気がさしてる。
どうしたって持たざるものに目がいく。
希望が持てない将来と得体の知れぬ不安感。
これが、自分を変えたいっていう相談になっているわけだけど、諦めと達観が求められるわけさ。
ドリアン、中川両氏は理解出来たかな?
中川 「あんた、40なんてねえ、盛りだよ」
あー、分かっとらん
トキメキ探しもいいけど、自己肯定感が欠如してて自意識過剰。
まずはこれを自覚しなよ。
教育熱心だった母親の影響を今さら言ったって始まんない。
現実を受け入れるってことは、今ある小さな日常を大切にすること。
友達出来ない、彼氏出来ない、やることない、つまらないと思っていましたけど少し勇気を頂きました。トキメキを探してみます。