（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします

相談者：
はい、よろしくお願いします。

坂井眞：
あのお、今お話を伺っていると、

相談者：
ええ

坂井眞：
結構、あの、不確かな話が、

相談者：
ええ、ええ、そうですよ

坂井眞：
いっぱいあって、

相談者：
ええ、証書もないしね。

坂井眞：
あなたの仰ってることも結構、

相談者：
ええ

坂井眞：
辻褄、結構合ってなくて

相談者：
ああ、ああ、ですか

坂井眞：
ほんとは何なんだろう？、って、分かんないところあるんで
ちよっと整理をしたいんですが、

相談者：
ええ

坂井眞：
離婚しちゃったのは、もう、決まったことっていうか、

相談者：
ええ

坂井眞：
離婚したことなんで、

相談者：
ええ

坂井眞：
でえ、それと、それから離婚の原因が、

相談者：
ええ

坂井眞：
奥さんの方の、不倫があったというような話もあったんだけど、

相談者：
ええ、そうです。

坂井眞：
それと、

相談者：
ええ

坂井眞：
お金を返さなきゃいけないかどうか、って、これ全然別の話ですから

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
それは分けてください。

相談者：
ああ、そうですか

坂井眞：
それで、ポイントはね、

相談者：
ええ

坂井眞：
１０、２、３年前って最初おっしゃって、１０、５、６年前って後から仰ったんだけど、家建てたときね。

相談者：
ええ

坂井眞：
そのときに、７００万円借りましたと。

相談者：
ええ

坂井眞：
あ、借りたんじゃなく、７００万円出してもらいましたと

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
で、それが、あの、贈与、もらったのか、

相談者：
ええ

坂井眞：
借りたのか

相談者：
ええ

坂井眞：
どっちかちょっとはっきりしていないところがあって、

相談者：
そうですよね

坂井眞：
ただ、出してもらったことは、間違いないみたいですよね？

相談者：
ええ、そうですね。

坂井眞：
で、えー、結論から言ってしまうと、それが、当時の奥さんのご両親から、

相談者：
ええ

坂井眞：
もらったもの、贈与を受けたものなのか、

相談者：
ええ

坂井眞：
それとも借りたものなのか？っていう話につきるんですよ、この問題は。

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
うん
で、普通は、貸したんだったら、

相談者：
うん

坂井眞：
ま、なんらかの、証書をね、

相談者：
ええ

坂井眞：
つくるじゃないですか。

相談者：
ま、当然、借用書がある■△％◇＄

坂井眞：
ね、借用書作りますよね、金銭消費貸借契約書。
で、それはない、わけですよね？

相談者：
それはないって言ってました。

坂井眞：
ないんだけれども、身内だから、

相談者：
うん

坂井眞：
ま、あの、あるとき払いの、催促なしじゃないですけど、

相談者：
ええ

坂井眞：
ま、あの、口約束で貸すってこともなくはないですよね。

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
で、そうすると、じゃ、返してたの？っていうことが、

相談者：
ええ

坂井眞：
その、書面がないことを前提にね、

相談者：
ええ

坂井眞：
全然返してないんだったらもらったんでしょ？って話になるわけですが、

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
で、あの、わたしが気になるのは、

相談者：
ええ

坂井眞：
７００万円出してもらって、残りが５３０だって言うんだけれども、

相談者：
ええ

坂井眞：
あの、表現を聞いていると、返してましたとは、必ずしも仰らないですよ、あなたはね。

相談者：
ええ、そうです・・

坂井眞：
小遣いとして月に２、３万円渡してた・・て仰ってましたよね？

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
で、小遣いとして渡す話と、借金返す話って全然違うので、

相談者：
ああ、ああ、ああ
ま、だけど、その、時は、当時は、口、約束かも分かんないけど、もう、何年かしたら一緒に同居するような話はあったらしいんですよ。

坂井眞：
うん、でもね、

相談者：
ええ

坂井眞：
同居するっていう話・・と、貸したか、あげたかって、また別の話なわけですよ。

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
うん、同居するつもりで７００万円あげますっていうことだってあるわけですよね？

相談者：
うん。。

坂井眞：
いずれ同居するから７００万円援助しますっていう話があってもおかしくないじゃないですか。

相談者：
ええ、そうです。

坂井眞：
ね。
で、その後、同居しようかなって思った頃になって、夫婦が離婚しちゃったから同居できなくなっちゃいましたと。

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
法律的に言うと、じゃ、それは、じゃ、７００万円をあげるときに、条件付の贈与だったのか、

相談者：
ええ、ええ、ええ

坂井眞：
同居することを前提にあげたんだから、同居できなくなったから、返してくれ、って話になるのか？

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
どうか？っていう、そういう法律問題になっちゃうんですよね。

相談者：
ああ、なるほどね。

坂井眞：
でも、今色々言ってみても、どんな書面もないわけだから、契約書も。

相談者：
ええ、そうです。

坂井眞：
ちょっと、よく分からないですよね。

相談者：
そうなんですよね。

坂井眞：
で、２、３万円を、渡していたということも、なんか、それは、通帳から、必ず下ろしてたとか、そういう証拠は、あるんですかね？

相談者：
ええ、それは、ないけど、むこうは、通帳は持ってるらしいんですよ。

坂井眞：
えっと、その次男、あなたの次男の方が、

相談者：
ええ

坂井眞：
振り込んでたの？、むこうの、

相談者：
いや、振り込んでたんだけど、向こうの方が、えっと、１７０は、もらってあるけど、あと残りがあるからって言ったわけですよ。

坂井眞：
うん、でも、むこうの方が言ったにしても、そういう記録があるんだったら、

相談者：
ええ

坂井眞：
息子さんの方だって、記憶はあるでしょ？

相談者：
ええ、ええ、それは、聞いて、

坂井眞：
それは息子さんはどう言ってんですか？

相談者：
それは聞いてみなかったですけどね。

坂井眞：
え、でも、この話って、息子さんから聞いたんですよね？

相談者：
ええ、そうです。

坂井眞：
で、そんときには、いや、俺はちゃんと月に、２、３万は返してた、て言ったんですか？

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
それとも、返してたわけじゃないけど、

相談者：
いや、それは、女房にわたして、女房が振り込んでたか、会うたびにわたしてたか、それは分かんないですけどね。

坂井眞：
そのお金は、何だったんですか？

相談者：
それは、自分の給料、

相談者：
そうじゃなくて、何で渡してたんですか？
だから、お小遣いって最初に言ったから、

相談者：
ええ、ええ、ええ

坂井眞：
返済なのか？

相談者：
ええ

坂井眞：
世話になったむこうの両親に対する、お礼の意味も込めて

相談者：
うん、お礼■△％◇＄

坂井眞：
払えるものを渡してたのかで、全然法律的には意味変わっちゃうんですけど、

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
息子さんは、そこ、それを何て言ってますか？
息子さんが、どういうつもりでやったかが大事なんで。

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
あの、あなたが親の立場から見てこうなんじゃないか？って言ってみてもあまり意味がないんですよね。

相談者：
あー、そうですか

坂井眞：
うん

相談者：
なるほど

坂井眞：
息子さんが何と言ってますか？、そこ

相談者：
いやあ、それは聞いてないですけどね。

坂井眞：
聞いてないの？

相談者：
ええ

坂井眞：
それを息子さんに聞かないと。

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
で、もう一つ、あのお、結局、ポイントは、じゃ、息子さんが７００万円もらったのか？借りたのか？っていうのが、

相談者：
ええ

坂井眞：
それが、最終的な結論、を決めるわけだけども、

相談者：
ああ、なるわけですか

坂井眞：
もう一つは、あのお、じゃ、息子さんが今何て言ってるの？っていう、あのお、質問に対して、

相談者：
ええ

坂井眞：
払わなくちゃいけないんだけど、

相談者：
ええ

坂井眞：
今、資産を整理して払わなくちゃいけないんだけれども、

相談者：
うん

坂井眞：
売っても、１千万円ほど赤字になっちゃうから、

相談者：
ええ

坂井眞：
借金が、あるから、

相談者：
ええ

坂井眞：
出来ないんだよって言ったって仰ってましたよね？

相談者：
ああ、そうです。

坂井眞：
で、これは、そうすると、息子さんは、返さなくちゃいけないお金だと思ってることように聞こえるんですよ。

相談者：
ああ、そうですよ、だから、むこうから、

坂井眞：
だって

相談者：
法的に、あのお、請求がくれば、資産を整理して、払うしかないけど、自己破産しちゃわないと、なんとか、

坂井眞：
うん
あの、むこうから請求がくればじゃなくて、

相談者：
ええ

坂井眞：
息子さんが、借りたのか、もらったのか、っていうのが重要だから、

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
お前、どうだったんだ？ってあなたが聞くじゃないですか、息子さんに。

相談者：
ああ

坂井眞：
すと、息子さんの答えは、

相談者：
うん

坂井眞：
払わなくちゃいけないんだけど、今、払えない、っていう話、だと仰ったんで、

相談者：
ええ

坂井眞：
そうすると、払えないっていう話は、全然、別の話なんですよね。

相談者：
ああ、また、■△％◇＄

坂井眞：
ここで、ポイントは、息子さんが借りたと思ってるんだったら、払わなきゃいけない、返さなきゃいけないってことになるし、

相談者：
うん

坂井眞：
もらったと思ってるんだったら、

相談者：
うん

坂井眞：
いや、別に、払わなきゃいけない話じゃないんだけど、ていう話になるはずなんですよ。

相談者：
うん・・

坂井眞：
で、あなたが聞くと息子さんは、いや、払わなくちゃいけないんだけど、資産処分しても赤字になるって仰ってるっていうことは、

相談者：
ええ

坂井眞：
息子さんが、７００万は、借りたんだと。

相談者：
ええ

坂井眞：
思ってるように、わたしには聞こえるんですね。

相談者：
ああ、そうですか

坂井眞：
その辺は結局、当時、息子さんが、どういうことで７００万出してもらったのかっていうことにつきるもんだから、

相談者：
ああ、はあ、はあ

坂井眞：
それで決まるんですよ。
で、それが、本来あるべき、解決なんだけど、

相談者：
そういうことですね。

坂井眞：
うん
だから、繰り返しになっちゃうけど、息子さんが、ほんとに、これ借りたと思ってんのか、もらったと思ってんのか、そっから話を、始め、なくちゃだめですよね。

相談者：
ああ、そうですか。

坂井眞：
うん

相談者：
はい

坂井眞：
どうですか？
分かりますか？

相談者：
え、分かりました。
ああ、確かめて、から、考えてみます、はい

（再びパーソナリティ）