妊娠もしてない女が親になる不安。やらない理由を次から次へ作り出す

(回答者に交替)

三石由起子:
はい、こんにちは。

相談者:
こんにちはあ

三石由起子:
なあんか、真面目なんだか、傲慢なんだか、よく分からない人だ、あなたは。

相談者:
(笑)

三石由起子:
あのねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
子どもを育てるのにい、

相談者:
はい

三石由起子:
一番必要なことっていうのは、

相談者:
はい

三石由起子:
楽天的なことなんですよ。

相談者:
ああ、楽天的なことお、はあい

三石由起子:
楽天的であることなのね。

相談者:
はい

三石由起子:
なるようになると、どうにでもなると、いうことなのね。

相談者:
はい

三石由起子:
でね、生きていく上でね、

相談者:
はい

三石由起子:
ま、強さが欲しいって言ったけれども、

相談者:
はい

三石由起子:
強さの根幹ってさ、

相談者:
はい

三石由起子:
あの、ま、まず、簡単なことを言うと、

相談者:
はい

三石由起子:
将来を、

相談者:
はい

三石由起子:
先取りして心配しないことなんですよ。

相談者:
ああ、そのお、

三石由起子:
つまり、それってね、今を大事にするってことなんだけどお、

相談者:
はい

三石由起子:
今、楽しければ、今の楽しさを、

相談者:
はい

三石由起子:
100%味わって笑ってればいいのね。
それ、先にあるかもかもしれない、これがあるかもしれないと思って心配するっていうのが、弱いところでさ。

相談者:
ああ、そうだと思います。

三石由起子:
うん、それでね、

相談者:
はい

三石由起子:
それえ、あのお、必要ないんですよ。
あのね、

相談者:
はい

三石由起子:
よく聞いてね。

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、現在の、

相談者:
はい

三石由起子:
10歳の子どもがね、

相談者:
はい

三石由起子:
ま、小学校4年生ですね。

相談者:
はい

三石由起子:
この子たちがね、大学を卒業する年にはね、

相談者:
はい

三石由起子:
彼らのうちの、

相談者:
はい

三石由起子:
65%が、

相談者:
はい

三石由起子:
現在、存在していない職業に就くであろうと言われてんの。

相談者:
あー

三石由起子:
意味分かります?

相談者:
はい、もう

三石由起子:
つまりね、

相談者:
先のことは、全然、

三石由起子:
そう、全然、

相談者:
分からない。

三石由起子:
だからね、もう今からの子どもってね、

相談者:
はい

三石由起子:
親の価値観とかあ、

相談者:
はい

三石由起子:
親の発想とかに囚われてたら、生きていけない。
あなた31歳。

相談者:
はい

三石由起子:
人生せいぜい生きて百。

相談者:
はい

三石由起子:
ねえ

相談者:
はい

三石由起子:
で、全部準備してからあ、何かをしようって言ったら一個も出来ないで終わっちゃう、人間って。
完璧に準備なんか、出来るわけないんですよね。

相談者:
はい

三石由起子:
それとね、

相談者:
はい

三石由起子:
子どもが欲しいって言ってえ、

相談者:
はい

三石由起子:
じゃ、決意して、

相談者:
はい

三石由起子:
すぐ出来るかどうか分かんないじゃん、そんなもん。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
で、子どもって出来ないのかもしれないんだよ。

相談者:
はい

三石由起子:
出来なくて一生懸命苦労してる人だっているわけでしょう?

相談者:
はい

三石由起子:
うん
で、そういうことあなた、何も心配しないわけよ。
だって、それを心配したっていいわけじゃない?

相談者:
ああ、出来ないこと。

三石由起子:
作っても出来なかったらどうしよう、っていう心配だってあるはずなのにい、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたはそれは出来ると思ってるんだよね?

相談者:
そうですね

三石由起子:
だからね、

相談者:
はい

三石由起子:
つまりね、

相談者:
はい

三石由起子:
人間が先のことを心配するっていうのはさ、

相談者:
はい

三石由起子:
隙だらけなんですよ。

相談者:
あー

三石由起子:
うん、心配してもしょうがないことを心配してね、

相談者:
はい

三石由起子:
お前、こっちの心配した方がいいんじゃないの?っていうことには気づかなかったりってことがままあるのね。

相談者:
あー

三石由起子:
だから、人間の限界ってのはそれなんでえ、神様じゃないんだから、

相談者:
はい

三石由起子:
ね?

相談者:
そうですね、はい

三石由起子:
で、あなたは離婚するかもしれないって言って、こんなに愛してもらってる夫お、と、別れるところまで心配してるのにい、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたの計画の中には親が明日死ぬっていうのはないわけですよ。

相談者:
そうですねえ。

三石由起子:
ていうことはね、あなたはね、一生懸命、

相談者:
はい

三石由起子:
先のことを心配してるって自分で錯覚してるけどさあ、

相談者:
はい

三石由起子:
現在の努力をしてないってことだけなんだよ。

相談者:
あー

三石由起子:
うん、あのね、悩むことが真面目だと思ってちゃだめよ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん
だって、神様じゃないんだから、明日のことだって分からないの。

相談者:
確かにそうです。

三石由起子:
そう、あなたが親と喧嘩するのを見てえ、

相談者:
はい

三石由起子:
その子どもは呆れていい子になるかもしれないのよ。

相談者:
あー

三石由起子:
何がいいか悪いかなんて分かんないんだって。

相談者:
はい

三石由起子:
とにかく今の努力をしようよ。

相談者:
はい

三石由起子:
で、今の努力をするためにはね、

相談者:
はい

三石由起子:
これ、どうやったら強くなれるか?っていうお答えですけどお、

相談者:
はい

三石由起子:
今の幸せを、楽しめる力だよ。
これが力ですよ。

相談者:
あー

三石由起子:
先のことを心配するのなんか力じゃないの。
外れるんだから。

相談者:
・・

三石由起子:
あのねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
おまじないのようにね、

相談者:
はい

三石由起子:
寝るときにさ、

相談者:
はい

三石由起子:
ああ、今日も面白かったあ、って、楽しかったなあとかって心で思ったりい、

相談者:
はい

三石由起子:
口に出したりして寝るようにしてみなさいよ。

相談者:
あ、分かりました。

三石由起子:
そうするとお、段々楽しめるようになるから。

相談者:
分かりました。
勘違いですね。(笑)

三石由起子:
うん、勘違い、ほんとに勘違い。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、楽しみましょう。

相談者:
分かりました。

三石由起子:
うん
今楽しまないで、どうすんのよ、新婚、

相談者:
(笑)

三石由起子:
時代に、ねえ。

相談者:
はい、ほんと、そうですね。

三石由起子:
そお

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

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