離婚した娘の夫が月7万を不履行。娘との会話がない母親から
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、お嬢さん、一人娘?
相談者:
長男が、上にいます。
加藤諦三:
長男が。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた長男とは相談してないんですか?
相談者:
ちょっとお、それも、色々、ちょっとゴタゴタしてあったもんで、あのお、相談できる、間柄じゃないんですよ。
ん、あのお、息子の方も精一杯なんでえ、ちょっと相談できないですね。
加藤諦三:
んん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そうするとね、そのお、本来ですと、
相談者:
はい
加藤諦三:
2人で一緒にこの問題に対処していこうという、姿勢なんですよねえ・・
相談者:
はい、そうですね。
加藤諦三:
ところが一緒に対処していこうという・・場合には、
相談者:
はい
加藤諦三:
そこら辺の、今、何だか分からないことってのは、正確に把握できてくるはずですよねえ?
相談者:
あ、そうですか?
加藤諦三:
いや、だって一緒にもう、この問題、あの、対処していこうというわけですから、
相談者:
はい
加藤諦三:
ち、違います?
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、その、あなたのこの問題に対する対処のし方がね、
相談者:
はい
加藤諦三:
なぜ?、今のようになってんのかな?と。
相談者:
ああ
加藤諦三:
あの、3年前に離婚して、3年間、ずっと一度も、その、7万円が払われないということで、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、3年後に、なぜ今、ここで問題・・
相談者:
あのお、やはり、今ちょっと、身体がこう、疲れてきましたのでえ、
加藤諦三:
どちらが?、あなたが?、それともお嬢さんが?
相談者:
あ、娘が。
加藤諦三:
娘が、あ、お嬢さんが、はい
相談者:
はい、やはり・・
はい、娘が。
やはり、病気のためにい、無理をしてんじゃないかな?、やはり、疲れてきたのかな?って思いまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
これなら、ちょっとね、あのお、彼が、お金をちょっと送ってくれれば、ちょっと楽になれるんじゃないかな、と思ったんですよ、ここ2、3日。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で、電話をかけてきてくださったわけですね。
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
なんか、こう・・一緒にね。
相談者:
はい
加藤諦三:
このお嬢さん、大変だから、一緒に困難、を乗り切ろうっていう、むしろそういう気持ちに、なっていないときにね、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが、口を差し挟んでくるのを、お嬢さん自身が好んでないん・・ですね?
相談者:
ああ、それ、話、したことないですからねえ。
わたしの、勝手な考えでしょうか?、ははは
加藤諦三:
うん・・
あのお、第三者から見るとね、
相談者:
はい
加藤諦三:
何で・・お嬢さんと、全く、話の出来ない状態でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういうようなことの、話になんのかな、というふうに思うんですよね。
相談者:
あー、あのですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
やはり、病気い、が元で、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、仕事6時半頃に帰ってきて、食事しまして・・わたしが全部やっておきます。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
で、もお、食事して、お風呂入ると、もう、自分の時間がないので、
加藤諦三:
うん
相談者:
もお、昨日も9時頃から寝てましたけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
会話する、時間がないんですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
で、自分の時間もないですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そこで、やはり、今までの、こういう状態になってきたと思うんです。
加藤諦三:
んん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ほんとはお嬢さんが、この7万円どうしたらいいんだろうね?っていうふうに、あなたに相談するはずですよねえ。
相談者:
それが無いんです。
加藤諦三:
それが無いんですよね?
相談者:
それがないからわたし一人心配してるんです。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
と、お嬢さん、ずうっと、こういう、感じだったんですか?、小さい頃から。
あなたとは、相談しない?
相談者:
あのお、意外と、協調性にちょっと欠けてましたね。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
小さい頃から?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん・・
相談者:
人とあまり、合わせえ、ないっていうか・・
加藤諦三:
うん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、この、お嬢さんのものすごい、孤立感と不信感ですよねえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
周囲に対する。
相談者:
はい
加藤諦三:
それが、もう、あなた・・どこから生まれてきたか?っていうのを、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう少し、こう、小さい頃から、真剣に考え・・ないといけないんじゃないの?
相談者:
はい
加藤諦三:
だからもう、この塩谷先生のアドバイスを生かすための土台がもう、出来てないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
ちょっとこの関係が良くなれば、努力が生きてくるんだけれどもお、今なんかものすごい努力してんだけど、空回りしてる、努力が。
相談者:
空回りしてる。
加藤諦三:
うん
相談者:
あー
加藤諦三:
そんだけの努力が生きてこないんですよお。
相談者:
うーん・・はい
加藤諦三:
ですから、お嬢さんとのね、
相談者:
はい
加藤諦三:
関係を、
相談者:
はい
加藤諦三:
見直すことが、大前提じゃないですか?
相談者:
あ、どういうふうに持って行けばいいでしょうね?
そのお、ここを何とか上手くやっていきたいなと、常々思ってるんですけどね。
加藤諦三:
上手くやっていきたいな、とは誰でも思うんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど、その上手くやるのは当の本人ですからあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ここでえ、長男とお嬢さんのね、
相談者:
はい
加藤諦三:
性格を非難しててもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
ものごと上手くいかないですよねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、なぜ、自分たちが、話し合いが出来なくなってしまったんだろうか?という・・それを、
相談者:
それはあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
常に考えてますけどねえ。
やはり、会話のお、場所を設けないと、お互いのこう、
加藤諦三:
うん
相談者:
話の話題が出てこないですから。
加藤諦三:
いや、ですから、あなたは、まずね、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの話ってのは、まず人を批判するところから始まるんです。
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
そうじゃないですか?
相談者:
あー、自分で、思いつかないですね。
加藤諦三:
だって、今、今だって、全部、そうでしょ?
この事態になったのは、みんな、自分がどっかに原因があるという発想が全く出てこないですよね?
相談者:
あー
加藤諦三:
違います?
相談者:
あー、それは考えたことないですねえ。
加藤諦三:
で、こういう場合ね、一番簡単なのは、人を批判することなの。
相談者:
あー
加藤諦三:
一番難しいのは、自分を理解することなんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたまだ自分が理解できてないんですよ。
相談者:
あーそうですか?
加藤諦三:
そうですかって、違います?
相談者:
あー、思いつきませんでしたねえ。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
とにかく周りが悪いところから始まるんです。
でも、現実はこういう問題が起きちゃってるわけでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
だからあ、まず、そういう目で、お嬢さんの目でこの事態を見てください。
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
あなたの目で、この事態を見るんじゃないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんの目で、
相談者:
はい
加藤諦三:
今の生活を見てください。
相談者:
はい、分かりましたあ、はい
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、はい、どうもありがとうございました。
加藤諦三:
どうも失礼します。
相談者:
はい、どうも
加藤諦三:
治療に一番大切なのは、相手の目で見ることです。
(内容ここまで)
相談者、早く電話を切りたくてしょうがない。
(笑)
そら、そう。
本人としては病気持ちの娘を助ける健気な母親だもんね。
都合の悪い昔のことなんて、今さら。
この、月7万円ってのは離婚の慰謝料か何か?
だとしたら、総額が大事なのに。
3回払いだったら、どうすんのよ。
そもそも、こんだけ何にも知らないクセして、
「公正証書は取ってます」
(笑)
見たことも、内容すらも知らないのに?
そこは、自信なさげに、
「公正証書があるって聞いたんですけどねえ・・・」
って言うもんでしょ。
発病
入院
自殺未遂
離婚
資格取得
就職
娘さん、よく頑張ってるよ。
それを世話をする74歳になる相談者だって。
なのに、2人には会話が無いと。
フム・・
相談者 「会話する時間がないんですよね」
いや、いや、いや、母娘2人暮らしで、それはない。
だって、一緒にご飯食べればいいだけだもん。
7万円なんかよりも、なぜ、そのことを相談しないの?
【2016/5/26 追記】
実は今日の時点で別の問題が起きているのだが・・
再相談。
小さい頃の予想が的中。カネを貸してる息子に不満ながらも頼りたい女74歳
膠原病
こうげんびょう。
「膠」っていうのは、ニカワ。
病名の原語にあるコラーゲンの当て字。
コラーゲンはたんぱく質の一つ。
調べるにつけ、実にややこしい病気。
ていうか、病名というより、カテゴリ名。
様々な症例の総称。
胃だとか、肺だとか、特定の箇所が悪くなるんじゃなくて複数。
何の臓器が原因かを特定しづらい。
医者からすると、そういう意味不明の症状に対する診断名として利便性が高く、語呂がいいこともあって(マジか?)、病名が広まったとも言われている。
縁の無いわたしなんかでも名前だけ知ってたし。
治療法が未だ確立されていないものの、薬によって日常生活が可能なレベルにはコントロールが可能になりつつあって、相談者の娘さんも、この状態にあると思われる。
全部ではないけど、関連疾患の多くは厚労省の難病指定になっていて、公費補助の対象。
<参考 京都大学医学部附属病院免疫・膠原病内科>