60年前の借地権付き住宅、3年前に 退去依頼、地代免除で住んでたが

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
よろしいですか?坂井先生の、

相談者:
分かりました。

加藤諦三:
■△%ね。
どうも失礼しますう。

相談者:
はい、ありがとうございます。
どうも、お世話になりました、どうもお

(内容ここまで)

なんくるないさー

とはなんないか。

女性が父親のことを親父、って、これって方言?

 

「あと、ちょっと再婚して出来たのが、26歳と、24歳です」

(笑)
なんか都会の悩める女性に聞かせてあげたいわあ。

 

しかし、もうパラレルワールドだね。
ペーパーレス化が半端ない。(笑)

トラブって当然だけど、でも見方変えれば、60年間は無問題だったわけだ。

地主の息子 「家に、おいでってさ、裁判かけるってさ」
相談者  「強制撤去させるのお?」
地主の息子 「そうだよ」

こういうやり取りも笑えるわ。

 

同居してる息子夫婦なんてどうだっていいんだけど、婆さんの気持ちは分かるよ。
今さら、一軒家からアパートに引越しなんてね。
そら生家で死にたいさ。
でも、ほら、ご長寿県だし、ずっと先の話でしょ。

 

どうなるんだろう、話し合い。

3年前の地主の態度にもユルさがあるのは否めない。
だからって、それに乗じて3年の猶予を無視した形の相談者もアレだ。

立ち退き料と3年間の地代はバーターできそうだけど、そうすると更地にする費用が宙に浮くことになる。

結構デカイよ、これ。

地主は裁判をチラつかせてるんだけど、もし、この婆さんのヤル気に火がついて、住み続けることを決意でもしたら、難しい裁判になることは必至だ。

  • 更地に戻すのは地主が負担
  • 立ち退き料として若干の上乗せ

これぐらいで、大人しく立ち退いてもらった方いいと思うけどね。

 

借地借家法

平成3年制定。施行は4年8月
元の借地法と借家法は大正時代もので、戦前のものが戦後50年近くも引き継がれていたわけだ。

力関係に差が生じる、貸し手と借り手の平等性を確保するのが目的にあって、このため借り手保護の性格を帯びる。

 

60年前の借地権付き住宅、3年前に 退去依頼、地代免除で住んでたが」への2件のフィードバック

  1. 60年前って、アメリカ占領時代?
    アメリカの法律下にあったのならば、
    旧借地法適用で良いのでしょうか?
    それとも鹿児島県かな?方言似てる地方もあるし。

    1. おー、するどい、そうだ。

      占領軍による土地所有権の認定作業(1946年~1951年)は一応終わっているので、60年前の1956年は民間人による土地の売買や賃貸借は可能だったみたい。
      復帰後は、当然日本の法律に引き継がれたと思われ。
      なので、おっしゃるとおり現在も旧借地法の適用事案ですね。

      ちなみに、沖縄県には未だ所有権不明の土地が東京ドーム17個分残っていて、県の管理下なんだとか。
      (参考 共同通信 2015年2月)
      (参考 沖縄県読谷村 あなたの土地ではありませんか?~所有者不明土地~)

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