新築費1千6百万とヘソクリ1千万を返してくれない娘夫婦
テレフォン人生相談 2015年10月17日 土曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女72歳 夫75歳 長男47歳 長女42歳 次女37歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
お世話になります。
今井通子:
はい、こちらこそお。
今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
お金のことに関して、お尋ねしたいと思います。
今井通子:
はい、あなたはおいくつですか?
相談者:
えーと、72です。
今井通子:
72歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人いらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
おいくつですか?
相談者:
75です
今井通子:
75歳。
お子様たちは?
相談者:
えーと、3人です。
今井通子:
男女と年齢を教えていた・・
相談者:
あのお、長男が、あ、えーと47ですね。
今井通子:
はい
相談者:
次女が、42ですね。
(筆者注: 子ども3人が本当なら、次女じゃなくて長女。
てか、母親がそんな間違いあり得る?)
今井通子:
はい
相談者:
それと、一番下が、えー、37ですね。女で。
今井通子:
あ、女のお子さんが・・
皆さん、もう、独立されて結婚されてんですか?
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、
相談者:
一番下が、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、今、一緒に商売を、今までしてたんです。
今井通子:
あ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、お家は自営でらっしゃるのね?
相談者:
そおなんです。
今井通子:
はい
それでえ、その、お金のことと仰ると?
相談者:
娘夫婦は、ま、養子じゃないんですけど、10年ぐらい前にい、うちの仕事を継ぐからって言って、うちに来たんですよね、娘夫婦2人が。
今井通子:
あのお、37歳のお嬢さんね。
相談者:
そうです、はい
今井通子:
はい
相談者:
それえで、5年前に、あのお、同じ敷地内に、家・・もう、そばの方がいいでしょ、ってことでえ、建てたわけなんです。
今井通子:
はい
相談者:
で、家を建てるときに、ま、貯金もないだろうと思って、親バカでえ、ま、なあなあの、あれで、お金を・・わたしが、だいたい、出してあげたわけなんです。
今井通子:
はい
だいたいそのときの、お金って、おいくらぐらい?
相談者:
1千6百万ぐらいでした。
今井通子:
1千6百万、はい
相談者:
で、一千万は毎月5万円づつは返してもらいたいと、口約束なんです、それを。
今井通子:
ああ、はい
相談者:
それえ、でえ、えーと、ずうっと、入れてる様子がないもんですから通帳に。
あのお、度々い、は、言ったんです。
今井通子:
全く一回も入れてらっしゃらないの?
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、まだ、そのお、一回でも、5万円を入れた形跡は無い?
相談者:
無いです。
今井通子:
はい
相談者:
それで、ちょっとお、したことで、あたしが腹を立ててえ、
「も、いくらでもいいから振り込んでよ」
って言ったんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら、それから3万円づつ振り込んでるんです、毎月。
もう、今、5回ぐらいですけど。
今井通子:
はい
相談者:
そのとき、そのお、些細なこと・・て言ってもわたしにしては大きなことだったもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
も、それからちょっとあたしも、あの、おへそを曲げて、も、あんまり、顔合わせないようになっちゃったわけなんです、
今井通子:
はい
相談者:
娘夫婦とは。
今井通子:
はい
相談者:
それで、えーと、そのときに、家があ、うちの方は木造で、30年ぐらい経ってるもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
風呂お・・は、薪で炊いたもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
火事になるといけないよね?って言ってわたしのヘソクリを預けちゃったわけなんです。
今井通子:
あなたのお宅が火事になった場合のことを考えられてえ、
相談者:
考えて・・ええ
今井通子:
で、あなたのヘソクリを・・
相談者:
うん
今井通子:
お嬢さんのお家は、火事になり難いからというのでえ、
相談者:
うん、うん、そお
今井通子:
お嬢さんの所にい、
相談者:
預けたわけなんです。
今井通子:
ええ、ええ
で、そのヘソクリはおいくらぐらい?
相談者:
2千万です。
今井通子:
はい
これ、銀行とかには預けれないの?
相談者:
それがあたしの、浅はかなところだったんです。
今井通子:
はい
相談者:
それで、イザコザがあったときにい、まあ、
「そのお金は取りあえず返して」
と言ったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
半分だけ裸で返したんです。
今井通子:
はい、一千万?
相談者:
はい、その中の、入れてる入れ物には、わたしのメモ用紙とか色々入ってたんですから、
今井通子:
はい
相談者:
「それも一緒に、一応取りあえず全部返して」
って言ったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
もう、全然取り合わなくて、
今井通子:
ええ
相談者:
でえ、
「借用書も書いてもらいたい」
って言っても、もお、返事もしなかったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それで、
「金の亡者だ」
って、今度は向こうが言い出して、
今井通子:
はい
相談者:
それで、今あ、そのままなんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
で、こっちも、もう、歳ですからあ、
今井通子:
はい
相談者:
そのお金で、もう、養老院でも何でも入ろうかな、って思ってたんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
もう、返してもらえ(笑)なければ、どんなふうな、手段で出たらいいのかなあ、と思って、ずうっと、ここ、考えちゃってるんです・・
今井通子:
あー、なるほどねえ・・
あのお、今、そのお、ご主人とあなたは自営業は続けてらっしゃるの?
相談者:
はい、主人は、ま、取りあえず役員として、仕事はしてます。
今井通子:
はい
相談者:
それで、わたしはもう、そのときが、あってから、もう一切、出る気分が無くて、もう一切出ない・・
今井通子:
そのときというのは何年前ですか?
相談者:
去年です。
今井通子:
ああ、昨年ね?
相談者:
はい
今井通子:
昨年から、出てらっしゃらない?
相談者:
はい
今井通子:
で、そうすると、そのお、実際に運営してらっしゃるのは、お嬢さんのご主人?
相談者:
あ、そうです、娘婿。
今井通子:
ご主人おいくつなの?
相談者:
38ですね。
今井通子:
あ、はい
ちょっとちなみに伺うんですが、
相談者:
はい
今井通子:
銀行に預けてるお金とかは無いの?
相談者:
あります、少しは。
今井通子:
それは別にあんのね?
相談者:
はい、別にあります。
今井通子:
はい
それからあ、ご主人が役員をされてるとき、のでえ、
相談者:
はい
今井通子:
えー、役員報酬みたいなのはおあり?
相談者:
はい、毎月10万づつくれてます。
今井通子:
ああ、なるほど
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、当面、生活は困ってらっしゃらない?
相談者:
はい、あの、年金とあれで、生活は困らないんですけど。
今井通子:
そおですよねえ。
相談者:
はい
今井通子:
ただあ、あのお、上にい、息子さんとお嬢さんいらっしゃってえ、
相談者:
ええ
今井通子:
もしもどちらかに何かがあったときにい、
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、分けましょう、みたいな話になると、揉める可能性はありますね?
相談者:
そうだと思います。
今井通子:
んん、なるほど
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、弁護士の塩谷崇之先生がいらしてますので
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
お願いいたします。
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
お金は貸したらあげたものだと思いなさい。とよく言われます。