なぜ?関係が終わった女に騙されてカネを貸し続けた男

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、あなたにも3人のお子さんいらっしゃいますよね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
その、相手の女性・・のあるいはお子さんのことを考えて、140万ものお金、たった一回会っただけで振込み続けたというのは、気持ちがそっちに行ってた、ということでもありますよね?

相談者:
はい、そうですね。

ドリアン助川:
ねえ
今後まあ、その展開によっては、お子さんたちが全部知っちゃうこともあり得ますよね?

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
ねえ
そこんとこも考えてもらいたいというふうに、横で聞いてて思いました。

相談者:
はい
すいません、どうも。

ドリアン助川:
はい、失礼しまあす。

相談者:
ありがとうございました。

(内容ここまで)

140万って・・14万で気づけよ。

言っとくけど被害者はあんたじゃないから。
奥さん。

知ったら涙止まんないよ。
金額もさることながら、その使いみちに絶望する。
どんだけのものを我慢して暮らしてると思ってんのよ。

 

最初、どうせスケベな企みを隠してるんだろ、と思ったけど違ったね。
男にそんな器用さはない。

塩谷 「動機が理解できないんですけどねえ」
相談者 「自分も分かんないんですよ」

(笑)
加藤案件だよ、これ。

2年間で数十回はあったろう、会いもしない女への振込み。
ATMの前でどんな心理状態だったのか?

 

 淋しい人は、利用されているときでさえ嬉しい。それは、利用されているときに、「認められている」と錯覚するからである。
とにかく人は淋しいから騙される。淋しいときに、自分を信頼してくれる人がいるから嬉しい。
愛されて育っていない人は、対象無差別に脅迫的に「好かれよう」とする。

<加藤諦三 「ずるい人に騙された時どう生きるか~怒りと悔しさの心理」>

 

驚くのは女。

まずは、目利きのスキル。
カモをそれなりの確率で見分けられるんだな。

塩谷、ドリアン両氏が訝(いぶか)るのも無理はない。
あんたたちには間違ってもアプローチしないからだ。

で、きっちりと狙いを定めて外さない。
騙すことに何のためらいもない。

ずるい人の臭覚はするどい。
ずるい人とか、人を陥れる人には「畏敬の念」というものがない。相手は物なのである。

<同上>

 

 

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