（再びパーソナリティ）

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
あ、はい、分かりましたあ、はい

今井通子：
で、癌とはいってもお、

相談者：
はい

今井通子：
今はお家にちゃんと居て、普通の生活出来てんでしょ？

相談者：
はい、出来てます。

今井通子：
うん、そしたら、あなたが心配するのは、今、大迫先生が仰ったようにい、

相談者：
はい

今井通子：
あなたが子どもとしてえ、

相談者：
はい

今井通子：
親不孝しないようにっていうことを考えたらあ、やっぱり、アルバイトでもなんでもいいけれども、仕事をしてえ、

相談者：
はあい

今井通子：
少しづつでも返す努力をするっていう・・それが一番だと思うけど

相談者：
ああ、そうですね。

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
そういう目標が出来ればあ、

相談者：
はあい

今井通子：
たぶん、病気も良くなってくると思うよ。

相談者：
ああ、そうですね、

今井通子：
うん

相談者：
前向きにってことですね。

今井通子：
そうです。

相談者：
分かりました、はい

今井通子：
はい

相談者：
どうもありがとうございました。

今井通子：
はあい、どおもお

相談者：
はあい、はあい

今井通子：
失礼しまあす

相談者：
・・ます

（内容ここまで）

かわいそうな女、ってな感じで聞いてたんだけど、考えてみたら、あたしに無担保でカネ貸してくれる人はいない。

ハハ・・

 

全部パチンコが悪い。（笑）
ニッポン放送からは今日も朝っぱらから軽快なＣＭが流れる。

借金してまでつぎ込むのは、パチンコ中毒。
もう、自分の意思では止められない。

ハズなんだけど、状況からして、今はやめてるんじゃない？、この人。
だって、ガン治療。
さすがに命削ってまでパチンコしないでしょ、お金も掛かるし。
何にでもプラス面はあるもんだな。

で、その治療費は医療扶助（つまり生活保護でタダ）か、もしくは母親が出すしかないんだけど、その母親が、
「自分でしたことだから、自分で返しなさい」

さすが。
娘が返せないって誰よりも知ってるくせに。
放っておけって言ってるのと同じだよね。
同僚からの借金なんて返さなくても問題ないって知ってるふう。

 

返すために借りる、女はＡを怖がっている

５年前にＡに９０万借りて、２年前から返し始めて、残金３０万。
で、２年前からＢ君に借り始めたのが５５万。

（笑）
これ、Ｂ君から借りた５５万がそのままＡに渡ってんだね。

Ａの催促がキツイんだな。
週一メールしろって、かなりきてる。

揉めてるんだよ、Ａとは。
だから、Ｂ君が巻き込まれてしまった。

もう少しＢ君に頑張ってもらって、Ａの残り３０万もＢ君に一本化できれば、スッキリしたのにねえ。

自宅へ押しかけるなんて、聞き方によっちゃ脅迫だ。
今日の相談は、Ａに対して、ある種の怖さを感じたからこそなの。

別に家族に知られたくないとかじゃなくてね。
てか、もう、母親知ってるし。

Ａが暴力的な態度で家に押しかけて来ることを恐れているわけ。
これが、「個人情報を知られてしまって・・」、という意味。

最初わたしも、借りてるくせして、なあにが個人情報だ？
って思ってたんだけど、聞いてて分かった。

大迫さん、ここらへんを汲みとってアドバイスが必要だったんだけどねえ。
男のどういう行動や言動が警察事案になるかとか。

もお、「借金踏み倒す女」で固まっちゃってるもんだから。

 

いいか悪いかなんて、どこからモノを言うかで変わる

 

大迫　「借りたものは返さないといけない」

そうなんだけど、普段クライアントには、自己破産(*)とかを平気で勧めてるわけでしょ？

(*)自己破産：
借金が返せない人は、国がチャラにしてくれる仕組み。
貸し手はたまったものではない。

 

ちょうど先週（１１／７　土）、今日と同じように、家族の借金を相続放棄で免れる話だったんだけど、ちょっとオモシロイから並べてみた。

先週の塩谷弁護士：
「紙切れ一枚、裁判所に出せば簡単にできますんで、手続きをとってもらえれば、借金の請求が来ることはないですから心配する必要ない」

今日の大迫弁護士：
「手続きを取らない限りは、あなたの家に行ってね、借金を払ってください、という権利はあるんですよ。当然のことなんです」

とても、同じ相続放棄の説明とは思えん。
立ち位置が変われば言い方も変わるってだけなんだけど。

だから、今日のそもそもの相談、
「自分の借金が親に関係してくるのか？」

大迫女史は絶対に答えたくなかったみたいだけど、これに対する答えは、「何の心配もない」、となる。

ま、相談者が万一のときに、Ａが返済を求めて家にやって来るぐらいのことはし方ないんだけど、それ以上のことは何もない。

もちろん、相談者が生きている間は、親、および親の財産はまったく関係ない。

だから、相談者は無職のまま、ゆっくり治療に専念すればいいだけなの。

知っておいて欲しいのは、返せない人が借金を返さないという行為は違法でもなんでもないんだということ。

払いたくても払えない、その上、差し押さえる財産もない。
これが今の相談者。
民亊上最強。

暴力的行為に対しては警察。

怖れるものは何も無い。