シリーズ第3回。挨拶するな、立ち止まるな。トラブルが怖い首突っ込み女
(内容ここまで。次は管理人コメント。
実はね、この相談者、番組登場は今日が初めてじゃないの)
3回目の登場
あー、面白かった。
さすが三石女史、迷いがない。
「そおんなの簡単なことでえ、」
これだけで解決したような気分。
こんなアドバイスしてくれる人、周りにいないしね。
病みつきになるのもムリはない。
困ったときのテレフォン人生相談(笑)
ヘビーリスナーは気づいたと思うけど、この相談者、3回目の登場。
きっちり2ヶ月おきに放送って、番組スタッフも遊んでない?
一応、履歴。
【今日】
女37歳 夫47歳 長女20歳 次女18歳 三女17歳 長男6歳
【前回】 2ヶ月前(2015年9月14日放送)
「中絶か、産ませるべきか。家出娘が父親不明の妊娠8週目」
女36歳 夫46歳 長女20歳 次女19歳 三女15歳
今井通子 & マドモアゼル愛
【前々回】 4ヶ月前(2015年7月14日放送)
「娘2人が家出。6人家族みんなで暮らしたい」
女37歳 夫45歳 長女19歳 次女18歳 三女16歳 長男5歳
今井通子 & マドモアゼル愛
いくらなんでも、今井さんは覚えてるわな。
初めて語られた相談者自身のこと
てっきり前回の後日談が聞けるかと思いきや、話題は相談者本人の問題に移ってしまった。
でも、長女が同居してるってことは、結局は中絶して、戻って来たんだな。
今回、初めて相談者の生い立ちに触れたんだけど、やっぱりね。
機能不全の家に居たってことは、なんとなく思ってたけど、貧困かあ。
ネグレクト(*)的なものまで伺える。
(*)ネグレクト: 育児放棄
前回放送の感想では、DQNの連鎖なんて書いたんだけど、ちょっと反省。
家出したって、帰れる場所がある娘たちは、あんたとは比べものにならないくらい恵まれてる。
あれほど嫌で出て行った家は、相変わらずドタバタしてるけど、それが傷ついた娘を癒してくれたに違いない。
ウザイって言える母親がいる。
ウザイほど気にかけてくれる母親がいる。
あんたが子どもの頃に願っても得られなかったものがそこにはあって、貧困の連鎖はあんたが断ち切った。
レジリエントな相談者
本人が気にしているから、し方ないけど、変わらずに行け、っていうアドバイスだって有りだったと思う。
自分の中の持てる宝に気づいて欲しいっていうか。
人から話し掛けられるって、暇そうに見える(笑)ってのもあるかもしれんけど、一番はあんたと話したいから。
拒否されない安心感、引きつける何かがあるわけ。
たぶん、わたしも声掛けちゃうかな。
飾らない会話が心地いいから。
バレーボールの件にしたって、後悔することは一つもない。
今どき、こんな対応出来る人いないって。
みんなの目を避けて本人に直接伝えるなんてこと。
普通は顔をしかめながら、その場はスルー。
せいぜい、親しい人との陰口ネタ。
で、堪えられないときはどうするかっていうと、みんながそうしたように黙って去る。
あとは、協会とか、上の人にメールや投書、電話で抗議をする。
匿名でね。
今はやり方がどこまでも陰険になってるの。
か、事なかれ。
安全な場所に身を置いたまま、そこから出ようとしない。
こういうのは、平坦ではあるんだけど、感動もない。
人と交わればトラブルは起きるけど、ハナからそれは避けるものなの?
あんたのこと、ウザイなんて思ってる人、誰もいないよ。
強い正義感は子どもの頃の反動形成か。
だけど、
屈託がなく、素直、
裏表がなく、人に警戒心を抱かせない。
こうした資質は過酷な生育環境とは相容れないんだけど、普通はね。
ひょっとして、この人、生まれながらにレジリエンス(*)を備えた女神なのかもしれない。
(*)レジリエンス:
resilience
ストレス耐性、精神的回復力、心理的なタフさ、逆境に堪える力、などの意味の心理学用語。
成功者が持つ資質とも言われている。
加藤諦三: あなたのお子さん、スーパーキッズって言われるんです。
相談者: スーパーキッズ(笑)
加藤諦三: そう、レジリエンスのある子ども。
相談者: ・・・
加藤諦三: ヒドイい環境であるにも関わらず、立派に育ったっていう・・一体これ、なんだ?っていうこと。
相談者: はい・・
加藤諦三: あなたのお子さん、それなんです。2015年1月19日 放送
「母の奔放な生き方はレジリエンスを持つ息子が支えていた」