スポブラを肩から出して見合いする娘は部屋を片付けない
(回答者に交代)
三石由起子:
はい
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
こんにちはあ
お願いしまーす
三石由起子:
はーい
あのねえ
相談者:
はい
三石由起子:
家(うち)い、広いですか?
相談者:
どーだろうな・・狭い家(うち)ではないです。
三石由起子:
ない、はいはい、そうですね。
あのねえ、例えばねえ
相談者:
はい
三石由起子:
そのお嬢さんのお、部屋があ、あまりにも片付かないので、そっからダニが発生するとかね、
相談者:
はい
三石由起子:
あるいはね、悪臭が漂うとかね、
相談者:
はい
三石由起子:
そういう事ではないわけでしょ?全く?
相談者:
・・ないです。
三石由起子:
うん、だったらいいじゃん
相談者:
ええええ!
三石由起子:
うん、あの、えええーって言いますけどね、
相談者:
うーん
三石由起子:
あのお、彼女の部屋は彼女の部屋なんですよ
相談者:
うーん・・
三石由起子:
これはね、まあ、個人の物であってね
相談者:
うん・・
三石由起子:
親が何か言うのもおかしい話で
相談者:
ううーん
三石由起子:
うん、例えばねえ、あのーしょっちゅうしょっちゅう置いた物が分んなくてえ、
相談者:
うん
三石由起子:
「お母さん探してちょうだいよ」とかね
相談者:
うん
三石由起子:
「なんとかしてちょうだいよ」って迷惑だっていう話でもないし
相談者:
うん・・
三石由起子:
何かこう、居間の方まで変な臭いが漂ってくるって話でもないし
相談者:
うーん
三石由起子:
ね、何かあの掃除しない為にダニが出てわたしの部屋まで痒くてしょうがない
そういう話でもないわけですよ。
相談者:
はい。
三石由起子:
これねえ、30の娘治りませんから。
相談者:
はあ・・・・
三石由起子:
はっきり言って
相談者:
あ、はい
三石由起子:
だからね、「片付けなさい」って言うだけ無駄。
相談者:
あちゃー・・
三石由起子:
うん
あのねえ、一人暮らししたことありますか?このお嬢さん
相談者:
ありません。
三石由起子:
ありませんよね
相談者:
はい。
三石由起子:
あのねえ、あのお、わたし教え子に何人も知ってるんだけど
あのー全然片付けができない子がねえ、
相談者:
うん
三石由起子:
あのお、ま、大学う、に入る時に、親から離れた所に行って、
相談者:
うん
三石由起子:
一人暮らしを始めたらね、
相談者:
うん
三石由起子:
いやこれおんなじ人だろうか?っていうぐらい、ピカピカに暮らしてたのね。
相談者:
あー
三石由起子:
自分の家(うち)だから。
相談者:
あー
三石由起子:
あるいは、結婚した途端、
相談者:
うん
三石由起子:
それ、自分の家(うち)だから。
相談者:
はいはいはい
三石由起子:
で、実家ってえ、親の家(うち)なんですよ
相談者:
はいはいはいはい
三石由起子:
で、人の家(うち)なんですよ、フフフ(笑)
相談者:
はいはいはいはいはい
三石由起子:
それでね、お嬢さん不自由してないのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
でね、わたしも実はねえ、あのお、片付けが下手だっていう事を散々言われたんだけどお、
相談者:
うん
三石由起子:
で、親にも本当にうるさい程言われたんだけど、
相談者:
うん
三石由起子:
うるさいって思った事はあるけど、
相談者:
うん
三石由起子:
片付けなきゃいかんなあって思った事は一回も無いですね。
相談者:
ハハハ(笑)
三石由起子:
一回もない。
うん、それとね、不自由したことがないんだもの・・汚れてる状態で。
あのねえ、ところがねえ、例えば結婚・・するとね、
相談者:
うん
三石由起子:
夫に対する見栄があるわけですよ
相談者:
はいはいはい
三石由起子:
子供が生まれると、子供に対する見栄があるわけですよ
相談者:
はいはいはいはい
三石由起子:
うん、自然に片付くんですよ、わたしの家(うち)だし。
わかります?
相談者:
はい。
三石由起子:
あのねえ、えっと30歳の、女の人がね
相談者:
うん
三石由起子:
実家で生きてるわけですよね?
相談者:
はい。
三石由起子:
あのお、仕事に出て
相談者:
はい。
三石由起子:
でね、人が生きるっていう事はねえ、
相談者:
うん
三石由起子:
動きますからあ。
相談者:
はい
三石由起子:
動くっていう事は、散らかるんですよ、当然ね。
相談者:
はい。
三石由起子:
で、その、ち、散らかった物を片付けるとか、
相談者:
はい
三石由起子:
元に戻すっていうのはね、
相談者:
はい。
三石由起子:
見方を変えればねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
余計なエネルギーなんですよ。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
しなくていい事なのね。
相談者:
はいはいはい
三石由起子:
で、次から次に次から次へと例えば興味がどんどんどんどん移ってる人っていうのはあ、
相談者:
うん
三石由起子:
先に先に、先に先に進むわけですよ
相談者:
うん
三石由起子:
体がね、例えば、グデグデしてるじゃないか、って親が思おうが
相談者:
うん
三石由起子:
頭で違う事考えてたりするのね。
相談者:
うーん
三石由起子:
そうするとねえ、散らかるっていうのが当然なんですよ。
相談者:
うん
三石由起子:
で、元に戻すなんていう所にねえ、エネルギー使ってちゃいかんのよ。
相談者:
フフフ(笑)
三石由起子:
っていう考え方もあるの。
ね?
相談者:
うん(笑)
三石由起子:
うん、うん、だからずっときちんと、あの生活してこられた人は、気になって気になってしょうがないでしょうけども、
相談者:
はい
三石由起子:
あのこれ無理なんですよ。
例えば幼児教育で徹底しちゃうとかね。
相談者:
あーはいはいはい
三石由起子:
幼稚園の頃に、もう片付けを徹底しちゃう。
でもそれが、わたしは良いとは思わない。
相談者:
あーはい
三石由起子:
うん、で、きっちり片付けが出来る子があ、必ず立派な人になるとはわたしは思わないしい、
相談者:
はい
三石由起子:
グッジャグジャの人、何人も知ってるけどお、
相談者:
うん
三石由起子:
もお、みんな偉い人になってるよ。
相談者:
あー
三石由起子:
それとね、うん、結婚すればね、
相談者:
うん
三石由起子:
やっぱり夫や子供に見栄をはってね、
相談者:
うん
三石由起子:
家(うち)に遊びに行けばみんなキチンとしてますよ、「ほう!」って言うくらい。
相談者:
はあー
三石由起子:
それでね、例えばね、
相談者:
はい
三石由起子:
早い話が、彼氏が出来るとするじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
「ちょっと呼んでらっしゃいよ」って言ってご覧なさい。
あっという間に綺麗になりますから(笑)
柴田理恵:
(笑)
相談者:
あー
三石由起子:
そんな、そりゃそうですよお、見栄はりますから。
相談者:
うーん
三石由起子:
だからね、お嬢様に必要がないんです、今。
相談者:
今ね、はい
三石由起子:
うん、必要がない
相談者:
うーん、うん
三石由起子:
そしてね、あなたもお、お嬢さんの部屋に入る必要はないからあ、
相談者:
はいはい
三石由起子:
もっと言えばあ、
相談者:
うん
三石由起子:
お嬢さんの部屋がどうであろうがあ、
相談者:
うん
三石由起子:
気にする必要がないのよ。
相談者:
あー
三石由起子:
うん
で、もう30の女の子ですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
30の子供の部屋の中がどうなっていようが、
相談者:
はい
三石由起子:
これ例えば幼稚園児だったらね、
相談者:
うん
三石由起子:
こんなところにあれば怪我するんじゃないかって、これ親が気にしますよねえ?
相談者:
はい
三石由起子:
これせいぜい義務教育までじゃないですかねえ。
相談者:
うんうんうん
三石由起子:
あとはほら、何が転がってるか分りませんもん。
相談者:
はい
三石由起子:
そんなうっかり見ようものなら、「しまった、見なきゃ良かった」なんて物が出てきますからね。
相談者:
はあい
三石由起子:
うん、やはり、プライバシーを守らなくちゃいけないんで。
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、我が家の中で、
相談者:
はい
三石由起子:
その空間はあなたと関係のないものだと思うべきなんですよ。
相談者:
はい(笑)
三石由起子:
うん。
で、だから、えとー、今61・・あのねえ、61って、60代って、一番楽しめる時でさ。
相談者:
はいはいはい
三石由起子:
っていうのはね、も、70過ぎた、あのお、知り合いがみんなそう言うんですよ、「60代が一番楽しかった」って。
相談者:
あー
三石由起子:
で、何でかって言うとほら、子供お、は手を離れ、
相談者:
ああ、はい、はい
三石由起子:
うん、自分の責任も無くなって、
相談者:
はい
三石由起子:
体力もまだある時なのね。
相談者:
はい
三石由起子:
で、こおの10年がねえ、、やっぱり遊び時っていうかさ、あなたのね。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
そおの、この大事な時にね、
相談者:
はい
三石由起子:
30の娘の部屋なんか、考えてる暇があればこそですよお。
相談者:
はい(笑)
三石由起子:
これ無駄ですよ、あなた、勿体無い自分の時間。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、わたしは、それだけが心配で心配でしょうがないですよ
相談者:
あ、はい(笑)、分りました。
三石由起子:
だからね、色んな考え方があるの、ね?
相談者:
はい、うん
三石由起子:
片付けるう、のが上手な人もお、元に戻す事に命かけてる人もさ、
相談者:
うん
三石由起子:
いるし。
相談者:
うん
三石由起子:
それを美だと思う人もいるし。
相談者:
はい
三石由起子:
で、グッジャグジャでなきゃ落ち着かないって人もいるんですよ。
相談者:
はいはい、分ります。
三石由起子:
いや、わたし自分がそうだったから分かりますもん。
相談者:
あー
三石由起子:
うん、でもあたしい、あの、結婚してえ、夫に対する見栄もあり、
相談者:
はい
三石由起子:
子供に対する見栄もあってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
わたし家(うち)汚いって言われた事ないですよ今。
相談者:
あー
三石由起子:
うん
だからそれはね、母親が、娘にい、心配する事じゃない。
もはやこの時期でね。
相談者:
はい
三石由起子:
30年前なら別ですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
61の人間が30の娘に無駄!
相談者:
はい、わかりました。
三石由起子:
うんうんうん
ほっといてください、
相談者:
はい、分りました。
三石由起子:
あの、彼氏が出来たらコロッと治るから(笑)
柴田理恵:
(笑)
相談者:
はい、わかりました
三石由起子:
間違いない。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)