勤続24年を捨てて独立?、42歳の家庭持ち男の甘い考え

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いしまあす。

相談者:
よろしくお願いします。

坂井眞:
あのお、ま、お話聞いてて一つ思ったのは、転職をしなきゃならない、具体的な理由ってのが、

相談者:
はい

坂井眞:
あんまり見えてこないんですよね、お話を伺っていると。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
えー、率直に申し上げると。(笑)

相談者:
はい

坂井眞:
で、えー、24年勤めたってことは、そら、高校出て、もう、すぐ就職されて、

相談者:
はい、その通りです。

坂井眞:
ずうっと、勤続でしょう?

相談者:
はい

坂井眞:
だから、その経歴ととしては、社会的にはすごく認められる経歴ですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
あのお、わたし弁護士で個人事業主だから分るんですけど、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
で、異動があったら、そら戸惑うのは、誰でも戸惑うと思うんです。

相談者:
はい

坂井眞:
これまでえ、やってきた仕事と違う仕事になって、

相談者:
はい

坂井眞:
一から勉強しなきゃいけないことも中にはあるだろうし、

相談者:
はい

坂井眞:
それは、あのお、むしろ、当然のことだと思うんだけども、

相談者:
はい

坂井眞:
それでえ、最初に仰っておられたのは、一年やったもののどうもしっくりこないんですと。

相談者:
はい

坂井眞:
給料はちゃんともらって、ボーナスも出てますが、どうもしっくりこないんですと。

相談者:
はい

坂井眞:
そこまでは、まあ分るんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
それで、じゃあ転職だ、っていうのは、

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっとなんか、ジャンプしちゃってんですよ、話が。

相談者:
ああ・・そういうことですか、はい

坂井眞:
うん、で、個人事業主として自立しても良いのかな?と思いながらあ、

相談者:
はい

坂井眞:
それが難しいんだったら、友人のやってる会社でも、と仰ったのは、

相談者:
はい

坂井眞:
こら、ちょっと危ない話で、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、自分で事業起こすってのは、

相談者:
はい

坂井眞:
そんなに、傍で見ているほど楽なことじゃないと思います。

相談者:
あー、はい

坂井眞:
あなたのやってらっしゃる、おそらく、結構、大きな会社なのかな?

相談者:
はい、そうです。

坂井眞:
従業員は、何千人もいる?

相談者:
2千人・・ちょっとですか。

坂井眞:
ねえ、結構大きな会社だよね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、そういうところってえ、

坂井眞:
看板もあるし、社会的信用もあるしい、

相談者:
はい

坂井眞:
そこの会社の社員であるっていうだけで、社会も認めてくれたりするんだけれども、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
それが、その手持ちの資金でちょっと事務所作って、従業員、ちょっと集めてやったら、

相談者:
はい

坂井眞:
社会は全然、今のあなたの、に対する見方とは変わりますよ。

相談者:
ああ・・はい

坂井眞:
こいつはどこの誰だ?ってところから始まるわけですよ。

相談者:
そおですね、はい

坂井眞:
うん、それって、すごく大きな落差だしい、

相談者:
はい

坂井眞:
もっと本質的なことを言うとお、

相談者:
はい

坂井眞:
やるならやった分だけ儲かるみたいに思われるみたいだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
あのお、やる仕事がない人がいっぱいいたりするんです。

相談者:
はい

坂井眞:
要するに仕事がなくて、倒産する会社がいっぱいあるっていうことを優しく言っているだけなんですけど(笑)

相談者:
はい、はい、はい

坂井眞:
で、今は、建築関係、割と、その、オリンピックまではいいだろうみたいな話は、よくきっと現場で話しておられると思うんだけどお、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ま、短期的にはそうですよね。

相談者:
うん・・

坂井眞:
だけど、それが、ずっと続くわけじゃないしい、

相談者:
はい

坂井眞:
オリンピックまでって別に、そんなに何十年もあるわけじゃないしい、

相談者:
はい

坂井眞:
で、今、あの、お子さんが、18歳で、大学はいった、

相談者:
はい

坂井眞:
男の子と?、まだ中学生の女の子ですから、

相談者:
はい

坂井眞:
教育の費用も掛かる時期ですよね?

相談者:
そおです、はい

坂井眞:
で、そういうときにい、その個人事業主、になればそれなりに稼げるかな?というのが、あるかもしれないけど、

相談者:
はい

坂井眞:
それって、あの、そういう小規模の個人事業主になったときに、

相談者:
はい

坂井眞:
仕事が継続的に続いていく保証はまったくないんですよ。

相談者:
そおですね、はい

坂井眞:
それは弁護士だっておんなじだからね。

相談者:
はい

坂井眞:
でえ、例えば、体調壊して、今の会社だったら、病欠しても、すぐ、解雇てことにはならないと思うんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、個人事業主になっちゃったら、

相談者:
はい

坂井眞:
働かなかったら、何も、入ってこないっていうだけで、

相談者:
はい、そうですね。

坂井眞:
はい

相談者:
で、それが、まして、友人が仲間でやってる会社なんかだったら、あのお、解雇が違法か合法か?じゃなくて、

相談者:
はい

相談者:
会社に置いておけないよね?

相談者:
あー

坂井眞:
仕事できないやつは。

相談者:
はい、そうですね、はい

坂井眞:
やっぱ、何千人いる会社だったら、みんなでカバー出来るけどお、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
仲間でやってるう、10人、20人の会社だったらあ、

相談者:
はい

坂井眞:
働かないやつをみんなで支える力はないですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、そういう保証もないしい、

相談者:
はい

坂井眞:
だから、こおんだけ厳しいんですよと。
上手くいけば確かに個人で事業を成功させたら、そら収入は働いた分だけ豊かになれるかもしれない。

相談者:
はい

坂井眞:
会社勤めのときとは、違った桁の、こう数字が手に入るかもしれない。

相談者:
そうですね。

坂井眞:
だけど、上手くいかなかったときは、それどころじゃない。

相談者:
うん・・

坂井眞:
っていうようなことを、ちゃんと考えないと。

相談者:
はい

坂井眞:
あのお、しっくりこないから、ちょっとやってみるんでは・・
そいで落差がありますよね?って言ったんですよ。

相談者:
ああ・・

坂井眞:
だから、この会社に居たら、もう、どうしようも、自分のやりたいことが出来ない、とかあ。

相談者:
はい

坂井眞:
こういう理由でここにはいられないとかね。

相談者:
あー

坂井眞:
その代わり、もう、石にかじりついてでも自分でやっていくんだとか。

相談者:
んん

坂井眞:
新しい会社で絶対成功して認めてもらうんだとか。

相談者:
はい

坂井眞:
ぐらいの気持ちがないと、

相談者:
はい

坂井眞:
そんなに簡単なことじゃないしい、

相談者:
うん・・

坂井眞:
42歳の男性が・・成功すればいいですよ、転職。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
失敗したら、次無いですよ、これ、片道切符だと思わなきゃだめだから。

相談者:
あー、そういうことですね。

坂井眞:
で、奥さんが、あのお、路頭に迷うのは困るけど、って、その可能性がある話だから。

相談者:
はい

坂井眞:
そこまで考えないと、

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっとね、わたしは、そう簡単に、転職、しない方がいいんじゃないかってのが、わたしの意見でね、

相談者:
はい

坂井眞:
だから、きっとね、逃げ出したいってことは悪いことじゃないし、人間、心が弱くなることがあるからさ。

相談者:
はい

坂井眞:
そういうときは、あの、会社の産業医の人もいるだろうし、産業医で、どうもしっくりこないんだったら、あの、別に恥ずかしがらずに、そういう、あの、思い精神的な病気じゃなくたって、精神科医のところに行ったって、いいんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
あなたの話聞いてると、ちょっともう、しっくりこないし、やる気も起きないからって言っているのはあ、

相談者:
はい

坂井眞:
転職じゃなくてそっちの、ことでちょっと、対応探った方がいいんじゃないかと思って聞いてたんです。

相談者:
ああ・・

坂井眞:
いかがでしょうかね?

相談者:
はい、言っていてもらってるのは分ります。

(再びパーソナリティ)

勤続24年を捨てて独立?、42歳の家庭持ち男の甘い考え」への1件のフィードバック

  1. テキストで読ませていただいただけですが、この相談者はしっくりきてないでしょうね、、、
    言われてるのは正論だけど。別の方々に相談できたらよかったのにね、という印象です

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