私と娘が育てて来た5歳の孫。一旦手放した親権を元嫁が要求。渡したくない

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
あのお、お孫さん、がほんとに、ま、なんて言うか、うーん、数奇な運命という、今、感じはしますけどもお、

相談者:
はい

ドリアン助川:
それぞれが、それぞれの、ほんと多様な、育ち方をすると思うんですよ。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、お孫さんの場合は、たくさんの人に、育てられるう、という、それ決して悪いことじゃないと思いますので、

相談者:
はい(泣)

ドリアン助川:
ま、仮に、お嫁さんの方に、親権が移ったとしても、

相談者:
はい

ドリアン助川:
塩谷先生が仰ってくださったように、

相談者:
はい

ドリアン助川:
一月に一回、お婆ちゃんも会える、えー、お姉ちゃんも会えるというような、条件の中で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
話進められるといいな、というふうに思いました。

相談者:
分りました。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
どうも

相談者:
ありがとうございましたあ。

ドリアン助川:
失礼しまあす

相談者:
失礼します。

(内容ここまで)

闘ってもいいと思うぞ、元嫁と、親権を。

孫を奪い合うったって、法定闘争だ。
別に孫の手を引っ張り合うわけじゃなし。

なにより5歳の男の子が嫌がるに決まってる。
母親ったって、いまや知らないお姉さん。
家族から引き離されるようなもんだろ。

今居るココが自分の居場所だと信じて疑わないのに、突然、知らないところに連れて行かれるわけだよ。
意味が理解できんだろ。
泣くだろ。

エゴって言うんなら、元嫁こそエゴだ。
養育する、しないは自分の都合だから。

4年前、元嫁が意思表示さえすれば普通に親権を取れてたハズなの。
どうせ養育費すら送ってはいまい。

 

塩谷
「何日かね、試しに母親の所に子どもを預けてみて、子どもの精神状態に問題が生じないかどうかを見極めて、問題が生じないようであれば、変更してもいいよと。少し実験っていうかね」

実験って・・
(笑)
発想が貧しすぎんだよ。
実験失敗したらやめるわけ?

塩谷
「そして、あなたも一緒に、お孫さんに会える機会を作る」

進め方が逆じゃない?
母親に親権を移すにしても、まずは母親の面会交流からでしょ。

母親が相談者の家に出向いて、息子と会う。
慣れてきたら、日帰りで母親の家に連れて行ってみる。
次に、母親と一泊してみる。

こういう手順。

 

ドリ助
「たくさんの人に育てられるという、それ決して悪いことじゃないと思います」

あのね、それは主たる養親がはっきりと認識された上でのお話。
安心できる居場所があってのお話。
いわゆる3世代同居とか、大家族の効用だ。

でもね、今の状況は全然違うから。
物心ついてから養親が変わる、居場所が変わるって、5歳の中でどう心理的に処理されるかは未知数。

いつまでここに居られるか?っていう植えつけられた不安感は消えないから。

 

われわれが生きていく上で、安心感というものがどれだけ必要であるか。
<中略>
自分にとって大切な人に、自分が受け入れられないことによって、自分で自分を受け入れることができなかった。
安心感が持てなかった。
そして、受け入れられないのは、自分が価値のない存在だからだという決定的な誤解の上に生きてきたのである。

<加藤諦三 「自己不安をくつろぎに変える心理学」>

私と娘が育てて来た5歳の孫。一旦手放した親権を元嫁が要求。渡したくない」への2件のフィードバック

  1. お孫さんは母親に捨てられ父親に捨てられ
    そして祖父母にも捨てられる。

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