優しく大人しかった娘が子連れで出戻って片足上げて食事するように
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、お願いします。
大原敬子:
辛いですよねえ?
相談者:
辛いです。
大原敬子:
お嬢さんの感情、これは、お孫さんではないんです。
お嬢さんが向けてる感情、あなたに向ってるんですよ、実は。
相談者:
そおです、そおです、そおです。
大原敬子:
知ってました?
相談者:
分ります。
大原敬子:
ね、まず、一つはお母さんが一番困ることを、今お嬢さんしてるのは間違いないんです。
相談者:
そおです、そおです。
大原敬子:
とうとう別れてしまいました。
もお、怖いものないですよねえ。
相談者:
うん
大原敬子:
その今まで積もり積もった、苛立ちを、お母さんにぶつけられないんです、このお嬢さん。
相談者:
うん・・
大原敬子:
子どもってのは、幼児期から、
相談者:
うん
大原敬子:
母親が、例えばですね、偉大なもの、例えばライオンとかね。
相談者:
うん、うん
大原敬子:
虎とか熊と思っていると、
相談者:
うん
大原敬子:
自分が大きくなっても、
相談者:
うん
大原敬子:
親ってそう見えるんですね。
相談者:
うーん
大原敬子:
あなたには直接彼女は向けられないんです。
相談者:
うん・・
大原敬子:
その、向ける感情を、自分の娘に向けてるんです。
相談者:
でも、最近は、あたしにもしますけどね。
大原敬子:
どのようにしますか?
相談者:
「どいてえ」
とか、
「このご飯はおいしくない」
とか、
「しょっぱい」
とか、あたしの嫌いなお菓子、いっぱい食べたりい、
大原敬子:
うん
相談者:
足、椅子の上に、こう、なん、片足立てて、食べて?
大原敬子:
うん
相談者:
子どもみたい。
大原敬子:
そおですね。
それはなぜか?って言うと、抑圧があったことなんです。
相談者:
うん・・
大原敬子:
人間は、一度は昔出来なかったことを、
相談者:
うん
大原敬子:
ある、理性が、
相談者:
うん
大原敬子:
も、抑えきれないときは、
相談者:
うん
大原敬子:
やぶれかぶれでやってしまうんです。
相談者:
うん
大原敬子:
そうしなければ、次のエネルギーが出ないんですね。
相談者:
うん、うん
大原敬子:
お願いだから、わたしを止めて欲しいってことなんです。
相談者:
うん
大原敬子:
で、あなた自身が、今、怖いんでしょ?
相談者:
怖いんです。
自分がね、何するか?分んなくて、怖くて、も、死にたいって思ったり、するんですよ。
あたしがいなきゃ、どうにかなるかなあ、と思ったり、娘が。
大原敬子:
たぶん、お母様も甘えたいんです。
相談者:
確かにね。
大原敬子:
人間、死にたいって言う人は、「お願い、わたしを愛して」
相談者:
そお、そお
大原敬子:
ていう意味なんです。
相談者:
そお、そお
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
娘に、あたしも、「もうちょっとあたしのこと理解して」、って言いたいんですよ。
大原敬子:
つまり、お嬢さんと、あなたが、両方とも、抑圧が切れて、お互いが、お互いを、愛を求めてる関係なんです。
相談者:
そおですね。
分ります。
大原敬子:
分ります?
相談者:
はい
大原敬子:
で、ほんとに、このお嬢さんが、求めているものは、あなたが動かないことなんですよ。
相談者:
動かないこと?
大原敬子:
「どいて」って言ったら、
相談者:
あ、そうか
大原敬子:
「ここ、お母さん、この椅子好きだから。」
相談者:
うん
大原敬子:
「動けない」って。
相談者:
うん
大原敬子:
「でも、どいてよ」
って言ったら、
「なぜなの?」
ってことです。
相談者:
うん
大原敬子:
言い訳も一切しないで。
相談者:
うん
大原敬子:
そしてお母さん、「これ食べなよ」って言ったときに、
「お母さん、これは食べたくない」
ちゃんと自分の意思を言うことが第一条件なんです。
相談者:
うん、ふん、ふん、ふん
大原敬子:
あの、これね、子どもがですね、
相談者:
うん
大原敬子:
家庭内暴力したときに、
相談者:
うん
大原敬子:
最初にやることは、例えば、「コンビにで、おにぎり買って来い」なんです。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
そうすと、親が買って来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
買ってきたら、そのおにぎりを、床に、投げつけて、
相談者:
うん
大原敬子:
足で押さえるんです。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
そして、「これを食べろ」って言うんです。
相談者:
ああ
大原敬子:
と、怖い親は、
相談者:
食べちゃう・・
大原敬子:
食べるんです。
相談者:
うん
大原敬子:
そのときの子どもの心境は、
相談者:
うん
大原敬子:
こうしてどんどん、どんどん、僕を追い詰めるんだ、
相談者:
うん
大原敬子:
そして、僕を悪人にするんだ、ってことなんですよ、役は。
相談者:
うん
大原敬子:
そのときに親がですね、その、押さえつけたおにぎりをですね、子どもの口に持っていく強さがあったならば、子どもは、そこで初めて愛を知るんですけども、そういう関係は出来ないんですね。
相談者:
そおですねえ。
大原敬子:
その関係、◆#$%分りますか?
相談者:
うん・・
大原敬子:
で、お嬢さん、今、わざわざ、意地悪してますねえ。
相談者:
うん
大原敬子:
ここまでも、わたしをダメにしていくお母さんなんです。
相談者:
うん
大原敬子:
それでね、お孫さんは大丈夫です。
相談者:
うん
そう思います。
あちこち相談しても、大丈夫だって言われます。
大原敬子:
なぜか?って言うと、
相談者:
うん
大原敬子:
このお孫さんは、生きていけます。
相談者:
うん
大原敬子:
お母さんも、この娘だけが、
相談者:
分ります
大原敬子:
親子逆転なんです。
相談者:
はい、はい、はい、そうです、そうです。
大原敬子:
母親の役割を、お孫さんしてるんです。
相談者:
そお、そお、そお、そお、そお見えます。
大原敬子:
見えますか?
相談者:
はい
大原敬子:
そしたらね、今、あなた自身が今後、生きていくために、あなたの中にね、
相談者:
うん
大原敬子:
あなたが産んだお嬢さんなんです。
相談者:
うん、そお
大原敬子:
世間から見るとね、どうしようもない娘と、思うんです。
やってることは。
相談者:
うん、うん
大原敬子:
でも、心ん中は、自分がどんどん、どんどん、落ち込んでいってるんです。
相談者:
あ、そうですね。
大原敬子:
奈落に落ちてるんです。
相談者:
はい、はい、はい
大原敬子:
ですから、第一段階、
相談者:
うん
大原敬子:
「お母さん、そこどいてよ」って言ったら、
「ごめんね、お母さん、この席好きなの」
相談者:
うん
大原敬子:
「じゃあ、わたし、向こうに坐るわ」って言ったら、
「そう」
言葉を短く。
で、
「わたしこれ食べるわ」って言ったら、
「そう」
「身体に気をつけてね」
相談者:
うん
大原敬子:
と、次の段階はね、
相談者:
うん
大原敬子:
「あなたはいつもこうして、」
相談者:
うん
大原敬子:
「わたしを無視して」
幼児期の話がでます。
相談者:
うん
大原敬子:
彼女、幼児期の話がしたいんです、実は。
相談者:
うーん、うん
大原敬子:
因縁をつけて。
相談者:
うん
大原敬子:
「わたしをこういう子どもにしたのはあなたなんだ」
っていうことを、
相談者:
うん
大原敬子:
怖くて言えなかったチャンスを狙ってるんです。
相談者:
うん・・
大原敬子:
でもあなたは、その、幼児期の話を聞くチャンスを作るんです。
繰り返し、繰り返しなんです。
相談者:
ああ
大原敬子:
そしてね、一番言ってはいけないことは、
「そう、あなた、そんなに苦しかったの」
相談者:
ああ
大原敬子:
「ごめんなさいね」
は、ダメなんです。
相談者:
あ、そうなんですか。
大原敬子:
たった一言ね、
相談者:
うん
大原敬子:
ごめんなさいで、わたしのこのね、37年間、◆#$なんですね。
相談者:
うん
大原敬子:
それだけ苦しかったことを、お母さんは、気がつかなかったことなんです。
相談者:
ああ、そうだよねえ。
大原敬子:
辛いんです。
一言で終わってしまうことは。
相談者:
うん
大原敬子:
そういうことではないんだって。
優しい子ですから、根は。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、ゴメンなさい、って言われてしまうと、
相談者:
うん
大原敬子:
振り上げたわたしの怒りが出ていかないんです。
相談者:
ああ、何て言えばいいんですか?
大原敬子:
それだけね、
相談者:
うん
大原敬子:
苦しんだことを、気がつかなかったお母さん。
「辛かったんでしょうね」
って。
相談者:
うん
大原敬子:
辛いとか、どれだけ我慢したんだろうか?って。
相談者:
うん
大原敬子:
「こんなに気づかなかったお母さん、どうしたらいい?」
って聞いて欲しいんです。
相談者:
そおだねえ、そっか、そっか。
大原敬子:
どうしたらいい?って言うとね、
相談者:
うん
大原敬子:
「いや、どうしたらいい、ってね、」
相談者:
うん
大原敬子:
「ただ、聞いてくれればいいんだ」って、治まってきます。
相談者:
うん
大原敬子:
「お母さん、わたしを、そうして怯えてるんでしょ?」って、
相談者:
うん
大原敬子:
「そうじゃないの」
って。
わたしはこれだけ、我慢したという、娘の気持ちを理解して、って言ってるんです。
相談者:
うん
娘の気持ちを理解するのね?
大原敬子:
そうです。
このお嬢さんが、ほんとにお母さんを、わたしが頑張ったことを、理解してくれたときに、
相談者:
うん
大原敬子:
昔のお嬢さんに戻りますから。
相談者:
じゃ、今、仕事一生懸命頑張ってるんで、大変だね、って、
大原敬子:
そおです。
相談者:
言ってあげればいいんですね。
大原敬子:
そおです、頑張ってるんでしょ?仕事。
相談者:
うん、頑張ってますよ。
時間もね、
大原敬子:
うん
相談者:
40分も自転車こいで行ってます。
大原敬子:
いじらしいですよねえ。
相談者:
そお、だからあたしね、
大原敬子:
うん
相談者:
「電動自転車買えば?」って言ったんですけどお、
大原敬子:
うん
相談者:
「高いから」、とか、言うんですよ。
「でも、わたしお金持ってるからいいよ」、って言ってもお、
「そんなの要らない」って言うんですよ。
大原敬子:
あのお嬢さん、全体的には、お母さんに絶対ムリはさしたくないってあるんです、根底に。
ただ、お母さんから、こういう娘と思われることが辛いんです。
相談者:
ふうん
大原敬子:
レッテルか。
相談者:
ふうん
大原敬子:
だから、お嬢さん自信は、自分のことは堪えています。
相談者:
うん
大原敬子:
だから、今言ったように、電動自転車あるでしょう?
相談者:
うん
大原敬子:
「あなたは、そうして昔から、」
相談者:
うん
大原敬子:
「我慢してたんだね」、って。
相談者:
うん
大原敬子:
「今になったら、よおく分る」っていう言葉で、是非とも、一度ですね、
相談者:
うん
大原敬子:
わたくしの言葉を騙されたと思って、一度、行動に移して、
相談者:
頑張ってるんだね、っていうことを、
大原敬子:
うん、頑張っていただきたいと、思います。
相談者:
はい
大原敬子:
必ず、あの、理解が出来ると思いますけども、先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)