貸した車を「貰った」と言い張る元カノ41歳スナック経営
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは。
相談者:
こんにちは、よろしくお願いしまーす。
塩谷崇之:
はい。
えー、お話伺いましたけどね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えっとお、まず、う、その、彼女に貸すことについて、その、元の所有者の、
相談者:
はい
塩谷崇之:
おー、知人の方というのは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは了承はしてたんですか?
相談者:
ああ、了承はしてますね。
塩谷崇之:
了承はしてた?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふーん。
無断で貸しちゃったわけではないのね?
相談者:
いやあ、それは違いますね。
塩谷崇之:
ふーん、なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、え~と、あなたあ、が、その、ま、お金の貸し借りに伴ってね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
え、担保で預かってたということなんですけども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこについてね?
えー、何かこう書面とか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
書類を・・
相談者:
ああ、借用書は、頂き、ありますね。
塩谷崇之:
うん。
借用書は、あるということなんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーと、その、車を担保として預かることについて何か、あー、
相談者:
あ・・
塩谷崇之:
書面は交わしてます?
相談者:
ああ、大丈夫です。
交わしてます。
塩谷崇之:
うえーと、どういう書面を交わしてるんですか?
相談者:
や、あのおー、この、借りたお金を返すまでえ、僕が、そのお、僕には預けときます、みたいな。
で、その間は自由に使ってください、みたいな感じで。
塩谷崇之:
ふーん
相談者:
そう書面は、書いてありますね。
塩谷崇之:
ふーん
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、預けておきますと、なってるわけですね?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
で、えーと、あなたの方は、じゃ、その、車を預かってえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、そうっと、その知人との関係ではそれはあなた、ちゃんと責任を持って、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あのお、保管をしておくう、義務があるわけですよねえ?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
ふーん・・
で、にも関わらず、それを、彼女に貸してしまったと?
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、それはまあ、あー・・その所有者である知人が、
相談者:
はい
塩谷崇之:
承諾してるから、構わないだろうと?
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうことなんですね?
相談者:
そうですね。
はい
塩谷崇之:
ふーん。
で、その彼女が、あー、車を返してくれないと?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ん・・
その彼女は、えーとー、電話を掛けても出ないということなんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
住所は分かってるんですか?
相談者:
ああ、家とかは、全部う、分かってるんですけどお。
塩谷崇之:
分かっている?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふん・・
で、えーと、彼女のおー、まあ、電話を掛けても出ないということなんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーとー、家に、いー、その、車を返してくれというような、そういう、手紙を送ったりとか、そういうことはしてないですか?
相談者:
は(わ)、してないですね、まだ。
塩谷崇之:
してない?
ほおお・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えと、彼女の方は、えーと、車を返さないことについてえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーと、あ、まず、返さないという、うー、意思表示はしてるんですか?
彼女は?
相談者:
「もらったもん、だもんで、返す必要はないよね?」っていう・・
塩谷崇之:
あ、「もらった物だ」と言ってるんですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ふん・・
でもあなたは、あー、彼女に「車をあげる」ということは、言ってないと?
相談者:
いや、あ、まあ、ゆ、そこ・・もう、プレゼントっていう意味では渡してないもんで、僕自身は。
塩谷崇之:
・・ふーん
相談者:
「とりあえずう、乗っとけば?」っていう形で、
塩谷崇之:
ふーん
相談者:
渡してあるやつなもんでえ。
塩谷崇之:
そこは完全に口約束なんですか?
相談者:
そうですねえ、口約束ですねえ。
塩谷崇之:
ふーん・・
「とりあえず乗っとけば?」と?
相談者:
はい
塩谷崇之:
言って渡した?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
で、鍵も彼女に渡して、
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
あなたの方は鍵は持ってないわけですね?
相談者:
僕持ってないですね、はい。
塩谷崇之:
ふ~ん、うーん。
で、彼女はそれを、おー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もらったんだという風に、理解をしてるということですか?
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
ほおー、なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、そうなんであればね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず彼女との関係えー、に関しては、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、それは、あの、貸したものなのか?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー、もらったもんなのか?と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ、まあ、えーとー、あげたもんなのか?というね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、という、ま、じ、どちら、が事実として、あのおー、ま、事実関係がどちらなのか?ということが、一番の問題なのでえ、
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
えー、まあ、あなたの方は、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、今まで、その電話で、え~、そういう風に言ったりね?
えー、口頭で伝えたりしてるだけなんでしょうけれども、
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
そこは書面で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、これは、あー、あなたに貸したものですと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
だからあなたは、あー・・、もらったもんではなくて、これは、か、借りたもんなんだから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー、返す必要がありますと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、「返してください」と。
いうことを、まず書面でね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、きちんと彼女にい、請求した方が良いと思いますね。
相談者:
はい。
ああー、なるほど。
塩谷崇之:
はい
相談者:
内容証明かなんかでええですか?
塩谷崇之:
そうですね。
相談者:
あ、分かりました。
塩谷崇之:
内容証明で、えー、出せば良いんでしょう、けれども、まあ、その、前に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず、普通の手紙でも構いませんので、
相談者:
ああ、はい
塩谷崇之:
うん。
まあ、まずは、あのお、きちんと書面でね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー・・、これは貸したものだから、あー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
返してくれと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうことを請求することが大事だと思います。
相談者:
はい
塩谷崇之:
内容証明で出せれば、あー、尚更良いと思いますけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、それでも返さない場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
やっぱりこの彼女を相手にい、い、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、訴訟を起こすしかないですよね。
相談者:
ああー
塩谷崇之:
裁判をね?
相談者:
なるほど。
塩谷崇之:
うん。
彼女が勝手に車を持ってっちゃったんだったら、
相談者:
はいはいはいはい・・
塩谷崇之:
警察にね?
まあ、被害届を出して、
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
えー、盗まれたんで、何とかしてくださいということはできますけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなた、自分の意思で彼女に渡してるわけですから、
相談者:
そうですよね、はい。
塩谷崇之:
それが返ってこないというだけであると、刑事事件にはならないんですよ。
相談者:
はいはいはい
塩谷崇之:
ですから、あなた、自分自身で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
返還請求をして、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、それでも彼女が返還しない場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、民事訴訟を起こすと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
いう、ま、そういう流れになってくると思います。
相談者:
あ、分かりました。
塩谷崇之:
はい
相談者:
了解・・
塩谷崇之:
で、えーと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
車の・・置き場所・・どこに置いてある・・
相談者:
もう分かってます。
塩谷崇之:
分かってるんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
分かってます。
塩谷崇之:
だからま、あの、ほんとはね、えー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そうやって裁判をやってる間に、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
えー、その車を、また、どっかに、他の人に渡しちゃったりとかね?
相談者:
はいはいはい
塩谷崇之:
そういうことしないようにい、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、ま、仮処分というのをやるとね?
えー、ほんとは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、確実に戻してもらうためにはそういうことをする方が、良いんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
なかなかね、えー、この、車のために、い、そこまですることは、んー、まあ、あのお、自分では難しいと思いますんでえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず自分でできることとしては、その、おー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
きちんと書面で、相手に、返還請求をする。
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、普通の手紙で、えー、駄目であれば内容証明で、えー、返還請求をする。
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
で、その上で、えー、返還請求の、裁判を起こすと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
自分でできることとしては、あー、そのぐらいで、
相談者:
ああ、はい
塩谷崇之:
はい。
そっから先、確実にこの車を戻してもらうためには、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、弁護士に相談をしてですね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
仮処分っていう手続きを、おー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
取ってもらう必要があるかもしれないですね。
相談者:
分かりました。
塩谷崇之:
はい
相談者:
了解です。
塩谷崇之:
で、まあ、もう1つはあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
やはり問題なのは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その車の所有者との関係でえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、あなたはその、車の、おー、元の所有者ね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
その知人の方あ、との関係ではあ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー、きちんと責任を持ってその車を保管しておく義務があったわけですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、えー、それを、まあ、ゆう、お、知人、えー、あなたの彼女に貸してしまったと?
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、貸したこと自体については、あー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その知人の承諾を取って、いたとはいえね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、それが返ってこない場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その知人との関係では、あなたが責任を負うことになります。
相談者:
そうですよね、はい。
塩谷崇之:
はい。
ですから、万が一帰ってこない場合、
相談者:
はい
塩谷崇之:
には、あー、え、えー、ま、その知人がね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー・・借金を完済して、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、「車を返してください」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
「担保に出した車を返してください」と言って、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、返せない、あのー、その時に車を、えー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
戻してあげることができない場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたがその知人に対して、損害賠償の義務を負うことになりますんで、
相談者:
ああ、分かりました。
塩谷崇之:
それは覚悟しておかないといけないですね?
相談者:
はい。
分かりました。
塩谷崇之:
はい。
それともう1つ、あのお~、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、えーと今、あー、その、彼女が乗っている、
相談者:
はい
塩谷崇之:
う~、車でですね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
何か事故か何か起こした場合には、
相談者:
どうなるんすかね?
塩谷崇之:
うん。
あなたとか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、ま、多分知人の男性のところまではいかないとは思いますけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、あなた、の方にね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、その責任がいく場合もありますんで、
相談者:
あー、やっぱり。
塩谷崇之:
そこは気を付けた方が良いと思いますよ。
向こう、共用者ということでね?
相談者:
あー、分かりました。
塩谷崇之:
はい。
あのお、ま、知人の男性の方(ほう)は、彼女とは直接の知り合いでもないでしょうしい、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、彼女に、いー、その、知人の男性が、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ、彼女に直接貸したわけではない、でしょうから、
相談者:
はいはいはい
塩谷崇之:
えー、ま、そこまでの、お、法的な責任を負うことは、あー、あまりないとは思いますけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい。
ただ、あー・・、そうは言ってもね?
何かもし事故があってね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
例えばその知人の、おー、女性が、あ、ち、すいません。
えーとー、彼女がね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、事故起こした、あー、彼女が、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、例えばその意識不明になってしまったと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
いった場合には、当然、そのおー、元の所有者、車の名義人である知人の男性のところにいろいろ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
おー、連絡がいったりする、
相談者:
あー
塩谷崇之:
ま、それは、当然そうですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
だから、そういう形で、あのおー、あなたの、おー、まあ、お金を貸した知人の方(ほう)も、おー、この事件に巻き込まれる可能性はありますんで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい。
で、そうなった場合には、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー、ま、その、おー、あなたがね?えー、
相談者:
はい
塩谷崇之:
車を貸した、ま、本人として、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、あなたの責任っていうのは生ずると共に、その、お、知人との関係でも、あなたが責任を負うことんなることも、ありますんで。
相談者:
ああ、分かりました。
塩谷崇之:
はい。
そこはもう、覚悟していただくしかないと思います。
相談者:
はい。
分かりました。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい、すいません。
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)