誤配されて開封された郵便物。局の対応にイラつく72歳の女
テレフォン人生相談 2016年2月6日 土曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女72歳 夫75歳 2人暮らし
今日の一言: 自分の体験の、位置づけをしっかりとする。
加藤諦三:
もしもし?
テレフォン人生相談です。
相談者:
お願い致します。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
72歳でございます。
加藤諦三:
72歳。
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
75歳です。
加藤諦三:
75歳。
お子さんは?
相談者:
もう独立しております。
加藤諦三:
今お2人で暮らしてんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
郵便物について、お尋ねしたいと思います。
加藤諦三:
郵便物に、が、どうか(した)・・?
相談者:
実は、あのお、証券会社からあ、送られてくる、取引残高報告書って、なんか重要って書いた、封書が、あの、親展ではないんですね。
加藤諦三:
あ、はい
相談者:
開封された状態で、
加藤諦三:
ん?
相談者:
届きました。
加藤諦三:
ということはあ、あなたから、かん・・
相談者:
誤って・・
加藤諦三:
考えると、郵便局う、の、どこかで開封されたっていうこと?
相談者:
そう、で、それを聞きましたら、
加藤諦三:
ええ
相談者:
誤配して、相手様が、
加藤諦三:
開けちゃった?
相談者:
開封したとのことでした。
加藤諦三:
ああ、なるほど。
相談者:
それで私にとっては、
加藤諦三:
ええ
相談者:
人様に見られたくないもので(笑)、それでまた、見られた人については、なんか不安もありますので、聞かせてもらったら、まあ安心なんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
局も、なんか、「個人情報で」って言って、伝えてもらえませんでした。
加藤諦三:
ああ、誰のところに間違って、
相談者:
はい
加藤諦三:
配達したかは言えないと?
相談者:
はい、そういうことです。
加藤諦三:
誰が開けたか?については言えないということね?
相談者:
はい、はい、そうですね。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
でね?
「誤配は悪かった」と言って見えるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
局は。
本来、普通郵便でなくてね?
加藤諦三:
はい
相談者:
送り先の、方が、
加藤諦三:
うん
相談者:
私の方に確認できる、例えば書留とかね?
加藤諦三:
うんうん
相談者:
それかなんか、他にありますね?
もっとこう、
加藤諦三:
うん、うんうん
相談者:
相手を確認して、
加藤諦三:
うん
相談者:
渡すっていう、
加藤諦三:
うん
相談者:
そんな、「それだったら問題なかったんですがね」って言われたんですが・・
加藤諦三:
うん。
要するに、「郵便局側の、間違いじゃありませんね」っていうことを言いたい、かったわけね?
相談者:
そうです。
「誤配は悪かった」とは言って見えるんです。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ですけれども、私が、「相手の方がどうして、私の名前なのに、開封したんですか?」って言ったら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「ちゃんと相手を確認できる郵便物だったら、お渡しの方も確認するんですが、なんかみんな一緒に、バッと放り込んでくるので、誤配しました」ということだったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、相手の方は当然教えてもらえないし、
加藤諦三:
うん
相談者:
郵便局はそう言って見えるし、
加藤諦三:
うん
相談者:
「私の個人情報は、ほいじゃ、相手の方が見られたわけですからどうなるん、のかなあ?」、と思って、たまたまの・・
加藤諦三:
要するにあなたの資産の、状態が相手に、
相談者:
そう・・
加藤諦三:
分かっ・・
相談者:
そういうことですねえ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
あの、どなたか、知りませんけど、まあ分かってしまったわけですね?
加藤諦三:
うん、うん、うん
相談者:
それでね?
たまたま、開封されても、局、の方が持って見えた、ていうことで、人が、分かってるわけですから、割に問題は、少ないと思うんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
けれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
他人さんに届いて、それが破棄される、事故に繋がることもありますね?
誤配されたら。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
で、「そうなったら、どうするんだろう?」と思ってえ、もう本当に腹立たしくてね、
加藤諦三:
ん・・
相談者:
悶々としてるんですよ。
落ち着かない日が続いてるんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、あの、ていうのは、人があの、少ないから、確認してる、あれがなかったとか、まあ、そういうような、
加藤諦三:
ええ
相談者:
どちらかって言うと、普通郵便だったからっていうようなことを強調されるわけですよね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、「普通郵便だから、あの、他所に届けてもいいっていうもんじゃないでしょ?」
加藤諦三:
うんうん
相談者:
って私が言うんですけれど、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、私、としては、事故に繋がるっていうことはないと思うんですが。
加藤諦三:
んああ、ほんとにそれはな、繋がらないことを願いますよねえ。
相談者:
ん、それでね?
加藤諦三:
うん
相談者:
私はもう腹立たしくて、悶々としててね?
加藤諦三:
うん
相談者:
わ、たしはどうしたら納得できるような、
加藤諦三:
ああ
相談者:
方法はないものか?と思って、ちょっとご相談させていただいたんですが。
加藤諦三:
なるほどね。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたにしてみれば、もの凄い不安なわけですよねえ?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
見られたということがね?
相談者:
で、なんかこの頃ね?
テレビ見ててもね?
加藤諦三:
うん
相談者:
いろんなことで騙されたり、被害に遭ったりっていうの、みんな70代っていう風に出ててね?(笑)
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
そうでなくても、なんかあたし、「気を付けてなきゃ、気を付けてなきゃ」と思ってるんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
それでなんかね、もう、落ち着かないっていうか・・
加藤諦三:
おち・・うん、そうそう
相談者:
家族でもねえ、私の名前の物は誰も開けませんしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
なのに・・
加藤諦三:
要するに、元々もの凄い不安なんだけど、今もう、一層不安になってるわけ?
相談者:
そうなんですね。
フフフッ(笑)
加藤諦三:
そうですよねえ?
相談者:
早く忘れたいと思って、
加藤諦三:
あ、はい
相談者:
お電話しました。
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、あれですね?
今あ、食欲う、が、どうのとか、頭痛がするとか、そういうことではなく?
相談者:
あ、そういうことはございません。
加藤諦三:
ない、ないんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、生活うー、に、支障が出てるってことではないんですね?
相談者:
はい、ございません。
ただね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
イライラ、イライラしてるだけです、ウッフッフッフ(笑)
加藤諦三:
フ(笑)
ということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃあ今日の相談は、まあその、イライラという、ことですし、ひとり1つね、法律て・・
相談者:
なんか落ち着い・・納得できる方法はないでしょうか?
加藤諦三:
ということですね?
相談者:
教えていただきたいと思います。
加藤諦三:
こ、こは、はい、分かりました。
スタジオに今日は、弁護士の塩谷、崇之先生がいらしてるので、大変難しい質問だと思いますけれども、
相談者:
アハハ(笑)
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
イライラの原因がどこにあるのがどこにあるのかを知って冷静なりなさいと言っているだけで根本的な解決策にはなっていない。これじゃまた同じミスは起こりうる。人間が配達する以上配達ミスはゼロにはならない、証券会社がその点を重要視しているかがそもそもの原因に思うが…。ちゃんと配達されるのが当た前と考考えるのはよくない。
簡易証券会社選びも大事だ。