緊急出産した子に身に覚えのない51歳の男。実は次男も・・
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、今、中川先生がねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
ほんとに良いアドバイスい、してくださいましたけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた元々あれですよねえ?
問題解決型の、タイプでしょ?
論理優先、合理主義っていうか・・
相談者:
ん、あ・・はい
加藤諦三:
ですよね?
相談者:
そうです、はい。
加藤諦三:
分析で、が得意で、結論は割と早いんですよ。
それで、出した結論は、あまり動かない。
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、例えば機械が壊れた時ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
車でも何でもいいんですけれども。
相談者:
は、はい
加藤諦三:
機械が壊れた時って、メカニックって、何をしますか?
ここが壊れてる、
相談者:
はい
加藤諦三:
この部品が悪いっていう、
相談者:
はい
加藤諦三:
いろんな事実をみんな、1つ1つ、集めて、
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、ここをこうすりゃいいってことが出てきますよね?
相談者:
あ・・はい
加藤諦三:
あな、たは、普通の人に比べると、
相談者:
はい
加藤諦三:
論理優先型なんですよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
そういう、タイプの人でさえ、思いもかけないことが人生に起きた時には、多少混乱するんだよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ、あなたの話を聞いてると、まあ、この、女性、というのを、正確に把握するってのが、かなり困難ですよね。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だから、あなたの論理優先では、把握しきれないところがある。
相談者:
ああ、はい
加藤諦三:
つまり、論理的にはこういう行動をしないはずだと、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、合理的な判断では捉えきれない、動きをする、人ですよ。
相談者:
あ・・はい
加藤諦三:
この女性は。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
普通だったらもう離婚、の問題になってますよ。
もっと早くに。
相談者:
あ、はい・・
加藤諦三:
だけど非常に、論理、論理優先型、合理主義で問題解決タイプのあなたでも、その、いう、解決していった結果、赤の他人になったんですよね?既に。
相談者:
ん、はい
加藤諦三:
ですから、メカニックの心境で、取り組んでください!
相談者:
あ、はい。
分かりました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい。
ありがとうございます。
加藤諦三:
人生には、思いもかけないことが起きます。
そんな時に、心理的に、楽な解決を考えないこと。
(内容ここまで)
ああ、そっかあ、名前ねえ。
何にすっかねえ。
(笑)
奥さん、もうヤケクソになってんのかな。
それとも次男でダマせたんで三男も、ってことなのかね。
だったら、何が何でも一回はやっとかないと。(笑)
明日見舞いに来る旦那に何をしゃべってくれるんでしょう。
謝るのか?開き直るのか?
旦那の方も、昨日の今日なのに、さっそく番組に相談してきたってのがシュールだわ。
でも、今さらジタバタしても始まんない。
相談者、種馬の子として出生届けを出したいみたいだったけど、中川先生言うようにそれはムリなの。
出生届けの期限は生まれてから14日以内。
で、
中川 「当然、嫡出推定は働く」
これは、民法の規定にある、
「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」
これによって、相談者夫婦の子(嫡子)とみなされて、戸籍に入籍することになるということ。
「この子は夫の子ではありません」
なんていう出生届けは認められない(*)。
(*)200日ルールはある。
婚姻から200日未満に生まれた子については、非嫡子(夫婦の子ではない)として出生届けをすることも可能。
じゃ、身に覚えのない相談者はどうすればいいかというと、
出生届けの後、嫡出否認の調停を家裁に申し立てるわけ。
これが認められれば、嫡子の決定を覆すことが出来る。
あとは、種馬が認知してくれさえすれば、名実ともに正しい父子関係が出来上がる(*)んだけど、そこは相談者には関係ない話だ。
(*)嫡出否認が効力を生じるまでは、たとえ真実の父であっても認知することができない。
さて、
昨日生まれたばっかの子はこういう手続きでいいと思うんだけど、問題は次男。
今回の件で、相談者の不審は確信に変わったはずだ。
じゃ、三男と同じように次男についても嫡出否認の調停を申し立てればいいじゃないか?
こう思うかも知れんけど、これが出来ない。
嫡出否認の提訴期間は生まれてから(正確にはそれを知ってから)1年以内であり、それを過ぎると夫婦の子であるという身分は確定的となる。
<高橋朋子・床谷文雄・棚村政行著 『民法7親族・相続 第2版』>
だから、大沢樹生さんが元妻・喜多嶋舞との間に出来たとされていた10代の息子について争っていた裁判は、嫡出否認ではなく、「親子関係不存在の確認」。
いつも楽しく拝見させて頂いております。テレフォン人生相談の幾つかはその後の様子が気になるの物がありますが、今回のは特に気になりますね。
今回の相談は相談者と加害者?との間で解決できる話ではなく、幼い子供が必然的に関わっていかないといけないのが可哀想です。
奥様も奥様で避妊や胎児等をしなかったところを見ると相談者様を小馬鹿にしている様な感じも伝わってきます。また、本当の父親の逃げた態度や幼稚さも感じます。
浮気問題をよく取り上げているテレフォン人生相談ですが今回のは色んな意味で心に残る相談でした。
ブログ主さん、これからも楽しいブログよろしくお願いします。気温の変化が激しい時期ですのでお身体に気をつけて。
6年経ちましたが、この件その後どうなったんでしょうね。
世の中いろんな人がいるんだなぁと衝撃を受けました。
通常なら妊娠が分かった時点で旦那さんに報告するでしょうから、次男の時も出産ギリギリまで黙っていたという事はほぼ黒だと思います。
それを酔った時に関係を持ったと言われて納得してしまう旦那さんも旦那さん。
にしても、そこでやめておけば托卵成功だったのにまた同じ事をしたんですね。
浮気なら避妊してほしいものです。
心に見当たらない。これはとても闇深いですね、もし奥様が不倫をしていた場合で子供が生まれたらとても大変ですよ。