一目ぼれの30歳パチンコ中毒との結婚を夢見て貢ぎ続ける46歳バツイチ女
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
ええ。
あの、今、ほんとにね、
相談者:
はい
加藤諦三:
大原先生のおっしゃる通りで、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたあ、その、一番大切なものがね?
さっき大原先生に3つ挙げて、
相談者:
はい
加藤諦三:
最後に「彼」って言いましたよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それでえー、「結婚したい」って言いましたね?
相談者:
はい
加藤諦三:
でも、結婚しなくて良かったねえ?
相談者:
ええ、です、はい(笑)
加藤諦三:
あのねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚したら、もっともっと、酷いことになりますよ?あなた。
相談者:
ああ、ですねえ、はい・・
加藤諦三:
結婚したら、
相談者:
はい
加藤諦三:
今度は、あなたが、その借金の連帯保証人になります。
相談者:
なるほど・・
加藤諦三:
それからあなたは、次々、あなたの関係者に借金を始めます。
相談者:
はい
加藤諦三:
すと、あなたの人間関係で全部破滅します。
相談者:
うーん・・
加藤諦三:
それでも、恐らく、あなたは彼から離れられない。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
で、もし借金を、あの、離れられ、離婚できたとしたら、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それ以降、離婚後、20年経っても、30年経っても、借金返してます。
連帯保証人になってるから。
相談者:
はあ・・
加藤諦三:
それだけ恐ろしいんです。
ギャンブル依存症との、
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚ていうのは。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでね、彼がね、何で離れてったかって言うとね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたがね、心理的に健康な部分があったから離れてったんです。
相談者:
ああー・・
加藤諦三:
あなたがもうちょっと心理的に病んでたら、彼は離れていかない。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
つまり、彼は、さっき言ったように、甘えられる人間を探していくんですよ。
相談者:
うーん
加藤諦三:
だからさっき言ったように、ギャンブル依存症の人は、的確に、相手を見るってのはそういうことです。
相談者:
ああ、はい
加藤諦三:
で、甘えられなくなったの。
相談者:
ああ
加藤諦三:
彼からすると。
相談者:
あああ
加藤諦三:
煩くなったの。
相談者:
うーん
加藤諦三:
小煩くなったの。
これはもう、道ははっきりしてますね。
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
だから、これ、今度はもう、一目惚れはやめましょう。
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
もうここまできたら、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は相談の電話くれましたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、相談の電話を、ちょっと、する必要がないほど、健康、な姿勢になってますね、今。
相談者:
ああ、良かった。
分かりました。
加藤諦三:
この、この道を、
相談者:
はい
加藤諦三:
進んでくださいね?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
あの、ふとしてまた変な、気を起こして、
相談者:
はい
加藤諦三:
会ったりしちゃ駄目ですよ?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
よろしいですね?
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
はい、ど、はい、どうも失礼します。
相談者:
はーい、ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
一目惚れは、本人は偉大な愛と思っていますけれども、必ず破綻します。
(内容ここまで)
ここまで「一目惚れ」を否定的に言われちゃうと、おばさんはちと寂しい気持ちになる。
大げさな言い方をすれば人生の楽しみを一つ奪われるたみたいな。
♪
睦(むつ)め合ってるうちに
愛に変るなんて
サラダみたいなことは
期待しちゃケガをするぜ
<ほっといてくれ 唄:郷ひろみ 詞:阿久悠 曲:都倉俊一>
さて、(笑)
「えーと、彼氏・・ではないんですけど・・」
「ま、お付き合いって言うほどではなくて」
あー、イライラ。
つまり男と女の関係ではないんだよね?
変なの・・
・・
いや!
やっぱ、もんのすごおーく、変だ。
この謎が解けんと、あたしゃ他のことは何も考えられん。
独身の二人がしょっちゅう会って、遊び行って、飯食ってんだよ。
少なくとも2年間はそんなことしてんだよ。
150万をあげる、貰う親密さだよ。
そいでもって、女は一人暮らしだっつうの。
男がゲイか?
女がゴリラなのか?
加藤、大原両氏も、なぜにそこを突っ込まん?
いや、つい熱くなった。
普通に、男女の営みは行われているものと考えればいいだけなのかもね。
そうなん?
すぐに熱烈な恋愛をする人はたいてい心理的成長に失敗している。
このような一目惚れの恋は現実の相手に恋をしているのではなく、自分が想像する理想の女性(男性)を相手にしている。
そして「こんな素晴らしい人は他にいない」と言う。
これは、「psychology of love」という本の中の「triangulating love」という論文の一説である。
そしてこのような恋愛は親しさの欠如の結果であると言う。人間にとって極めて重要な親しくなる能力を欠如している人が、ある異性を見てカッーとなる。
<加藤諦三 30代からの恋愛ルールズ>
自尊心が低い人は、自分に害を成す人物をわざわざ伴侶にしたがる傾向がある。あるいは、クズな父親を持った女性は、その父親に似た男性を伴侶にしたがる。
一目ぼれは心理的未熟の現れ、当たりかもしれない。自尊心が低い人は隷属することを無意識に優先しがち。
管理人さんの指摘通りに同居しない理由が話題に挙げるべきだったかも。あるいは、この相談者がひょっとしたらギャンブル依存の父親を持っていたかどうかも。