祖母の憂さ晴らしのはけ口にされた恨みを断ち切りたい39歳の女
テレフォン人生相談 2016年2月27日 土曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田浩一郎(医学博士)
相談者: 女39歳 夫39歳 結婚1年2人暮らし
今日の一言: 本当の許しは憎しみを通して生まれてきます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください
相談者:
39歳です。
加藤諦三:
39歳
結婚してますか?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
同い年です。
加藤諦三:
同い年
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
いないです
加藤諦三:
すと、今、お2人で暮らしてんですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分りました
そいで、どんな相談ですか?
相談者:
もう、亡くなっているんですけどもお
加藤諦三:
はい
相談者:
祖母、の、精神的に? ◆#$%されているというかあ、逃れられないのが、辛いので・・ご相談いただきたいです。
加藤諦三:
祖母と言うと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
と、まず、あなたのお母さんは?
相談者:
母、は、います。
父、母といます。
加藤諦三:
ええ、何歳ですか?
相談者:
70歳です。
加藤諦三:
お母さんは70歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで、祖母は、いつ?、亡くなられたんですか?
相談者:
3年前に、亡くなりましてえ、
加藤諦三:
ああ・・はい
相談者:
母方の祖母になります。
加藤諦三:
そいで、何歳ぐらいで亡くなられたんですか?
相談者:
91、だったと思います。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、そいで?
そのお、祖母、が?、どういうことですか?、忘れられないという・・
相談者:
祖母もそうなんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、両親?
加藤諦三:
両親っていうのは、先ほど言った、
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
お母さん、70歳のお母さんと、
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんは?
相談者:
70歳
加藤諦三:
はい
相談者:
を、ちょっと、すごく恨んでるというかあ・・
加藤諦三:
恨んでるということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
で、も、なんか、気分の波がすごく激しくてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、もう、イライラしてきてるときはもう、何も、手に付かない?
加藤諦三:
ええ、気分の波が激しい、イライラしてるってのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが?
それとも・・
相談者:
あ、あたしがです。
加藤諦三:
あなたがね?、はい
相談者:
はい
で、もう、自分が嫌でえ・・ほんと、し方がないのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
この先どうやって、前向きに生きていけばいいのか?
加藤諦三:
はい、分りました、そうすると、その、あれですか?
その、あなた今、自分の気分がね?、不安定だと。
イライラしてると。
相談者:
はい
加藤諦三:
いう、その、原因が、やっぱり、その両親じゃなくて、祖母だというふうに、あなたは考えてるということですか?
相談者:
そうですね、あ、両親もなんですけどもお、祖母、と、ずっと子どもの頃からあ、同居してましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、祖母は孫に対して、全部否定するというかあ・・「もう、あなたには何の能力もない」だとかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、自分の思っていることを、言うとお、
加藤諦三:
はい
相談者:
その、「子どものクセに」?
「偉そうに言うな」とかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
祖母が経済的に、面倒看てくれていたのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「誰のおかげで」?
「生活が出来てると思っている?」とかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「お前さえ我慢すれば」?
「家は上手くいく」とかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
いうふうな、言葉の、暴力というかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そういうのが、すごく、あったんですね。
加藤諦三:
その、誰のおかげでね?生活出来てると思うんだ、とか、
相談者:
はい
加藤諦三:
子どものクセに、エラそうなことを、って、そういうような言葉は、あなたが何歳の頃ですか?
相談者:
中学、高校、と・・
加藤諦三:
高校の頃になってもまだそういうことを言われていた?
相談者:
あ、あのお、働いていてもそれは言われました。
加藤諦三:
働いてからも言われてたんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
誰のおかげで、生活出来てんだ、っていうことをね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、「お前さえいなければ」っていう、その言葉は、ま、覚えてるんですけどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
それはいつ頃ですか?
相談者:
「お前さえ居なければ」っていうか、「お前さえ我慢すれば」っていう・・
加藤諦三:
はい
相談者:
それは、祖父が亡くなってから、すごくそういう言われ方をするようになりました。
加藤諦三:
ああ・・そうすと、祖父、は、いつですか?、亡くなられたの。
相談者:
小学校の、4年生か、5年生のときだったと思います。
加藤諦三:
それで、あなたが、その、主として、あの、お父さん、お母さんじゃなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
祖母に、面倒看てもらっていたというのは何でなんですか?
相談者:
長男、があ、◆#$%からの仕事を、辞めてしまいましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
別居とかもし始めまして、生活費も入れてくれなくなったんですう。
加藤諦三:
父親が、仕事、
相談者:
はい
加藤諦三:
辞めて、生活費、入れなくなったのはいつ頃からですか?
相談者:
仕事辞めたのは、もう、わたしが高校生のときだったと思うんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
父は、小さい頃は、ほんと、普通の父親だったと思うんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
祖父が亡くなってからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
態度がガラッと変わりましてえ、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
で、母、と、しょっちゅう喧嘩をしたりい、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんか、暴言吐いたり、
加藤諦三:
はい
相談者:
暴力振るったり、母に対して。
で、それから態度が変わってえ、あんまり生活費とかも、
加藤諦三:
はい
相談者:
入れなくなってえ、でえ、わたしが中学生のときに別居始めてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
高校生のときに、もう仕事辞めてしまいました。
加藤諦三:
そうすると、お父さん、お母さんではなくて、祖母の方が、あなたの面倒を看ていたと。
相談者:
そおですね。
加藤諦三:
そうすと、あなたにとって重要な、人物っていうのは、お父さん、お母さんよりも、祖母だったわけですね?
相談者:
そおですね。
加藤諦三:
そいで、その、あなたにとって重要な人物の祖母から、まあ、「誰のおかげで、生活出来てんだ」とかあ、「能力がない」とか。
ま、色んな言葉を言われて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたの兄妹は?
相談者:
姉が2人います。
加藤諦三:
お姉さん2人?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、お姉さんの方は、どうなんですか?
そのように言われてたの?、それとも言われてなかったの?
相談者:
わたしだけではなくてえ、姉2人も、同じように・・言われてました。
加藤諦三:
あ、お姉さんも同じように言われてたということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、はい、分りました。
そして?、結婚したのは?、何歳ぐらいのときですか?
相談者:
あの、1年前です。
加藤諦三:
1年前ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、あなたとすると、「もう、これで祖母から逃れられるな」、と思ったけれども、まあ、今も、祖母から離れられないと。
あの、離れられないっていうのは心がね?
相談者:
はい
加藤諦三:
恨んでいる。
相談者:
そうですね、祖母も、両親に対しても、恨んでますね。
加藤諦三:
最初っからずうっと恨んでました?
相談者:
大学出てからです。
加藤諦三:
大学に、卒業してから、
相談者:
はい
加藤諦三:
その、恨みだしたということですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
そいで、そのときはそうすると、お父さん、お母さんと、
相談者:
はい
加藤諦三:
大学に入学して、別に住みだしたの?
相談者:
いえ、26歳のときに、一人暮らしを・・
加藤諦三:
26歳のときに、何で家を出たんですか?
相談者:
この家が、異常でえ、そう・・いうこと言われるのも、ものすごく辛かったのでえ、あの・・
加藤諦三:
あ、そうすると、26歳の、家を出るまで、同じように、「子どものくせに偉そうなことを言って」っていうようなことを言っていたと・・
相談者:
そうですね。
で、もう、何回も、仕事を始めてからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分ひとりで生活していこうと、家を出ようとしたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
そうすると、邪魔を、するんですね。
加藤諦三:
邪魔っていうのは具体的に言うとどういう、邪魔をしました?
相談者:
「あなたが、一人で生きていけるはずがない」とかあ・・
加藤諦三:
ああ、はい、はい、はい
相談者:
「生活力がないのに」?
加藤諦三:
はい
相談者:
「生意気なことを言うな」とかあ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうこと言われました。
加藤諦三:
ああ、はあ、はあ、はあ
そいであなたの今日の相談というのは・・
相談者:
主人がすごく穏やかで、優しくてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
すごい、いい人で、この人と結婚して良かったなあ、と思ってるんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんか、こう、いつまでも?
自分で新しい生活を始めようとしてるのに、
加藤諦三:
はい
相談者:
いつまでも、こう、祖母とか両親、引きずってるんですね。
で、主人に、◆#$のことで、心配と、迷惑を、掛けてるんじゃないかな?っていうの・・があるんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
でもう、祖母も、亡くなったことですしい、で、自分の家庭も出来たことですしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
もお、その、祖母を、両親のことを、断ち切ってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分の?、人生を生きたいなってすごく、
加藤諦三:
うん
相談者:
思います。
加藤諦三:
はい、分りました。
今日はスタジオに医学博士の森田浩一郎先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、お願いします。
(回答者に交代)
似たようなことがあったので気持ちわかります。
憎しみ恨みはその渦中はいっぱいいっぱいで辛く苦しいけど、支配されコントロールされてしまってるので、自分を守れず逃げることもできず、サンドバッグにされ被害を受け続ける。恨むことすらできない。自分が悪いと精神に重い物背負わされて支配。精神虐待です。いくら金銭的に養って貰っていてもその家族から受けていた心の傷は大きい精神 心 やられるのでとても深いんです。後からくるんですよ。支配逃れた後から、やっと何をされていたのか理解出来て、やっと辛く悲しいこと恨み憎しみ段階にきて、恨み抜き疲れ、許せるようになり解放されると思います。虐待は離れて終わったように見えても影響が心の深い傷と影響は終わっていない。ずっと苦しかったと思う。私も同じ年代で、今は恨み疲れ消化されそうです。きっと相談者も今は解放されてると思います。