母の納骨に300万を要求してきた従姉妹。祭祀用遺産、お墓は誰のもの?
テレフォン人生相談 2016年3月18日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女48歳 夫49歳 子ども3人(女24 男22 女18)
母が半年前に他界 脳梗塞を患う父75歳一人暮らし
母の納骨を渋る従姉妹(父の姉の子)
今井通子:
もしもしい?
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし?
今井通子:
はい
相談者:
よろしくお願い致しまーす。
今井通子:
はい。
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
両親のお墓の件に関してなんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと、いろいろ、分からないようなことがいっぱいあるんで、ご相談して、
今井通子:
はい
相談者:
の、乗っていただきたいんですけれども、お願い致します。
今井通子:
あなたはおいくつですか?
相談者:
48です。
今井通子:
48歳。
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
49です。
今井通子:
49歳。
相談者:
はい
今井通子:
お子さんいらっしゃいますか?
相談者:
はい。
長女24歳、えー、長男22歳、次女18です。
今井通子:
で?
相談者:
そ、はい、あ・・
今井通子:
お父様、お母様っていうのは、どちらのお父様、お母様?
相談者:
えと、私い、の、両親のお墓のことなんですけども。
今井通子:
もう、おじゃ、お2人共、他界されてるのね?
相談者:
いや、違います。
えーとお、母が、半年前に亡くなりました。
今井通子:
あ、お父様は、ご存命でいらっしゃる?
相談者:
ええ、父は、去年、脳梗塞でえ、倒れてしまって、ちょっと、半分麻痺があるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
今1人で、住んでます。
今井通子:
おいくつ?
相談者:
75です。
今井通子:
75歳。
相談者:
はい
今井通子:
で?
あなたの方のご両親の、お墓が?
相談者:
えと、お墓あ、なんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
街中に、父の、親、私にしたら、祖父と祖母が、眠ってるお墓が、街中に、あるんですね?
今井通子:
はい
相談者:
それで、今回、えーと、半年前に母が亡くなっ、たんで、
今井通子:
はい
相談者:
それであのお、お墓あ、に入る手続きをしようと思ったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
その前にちょっといろいろ、複雑なことがあって、少し戻っちゃうお話なんですけれども、
今井通子:
うん
相談者:
二十数年前に、
今井通子:
うん
相談者:
えーと、父い、が自営業してたんですけども、
今井通子:
ええ
相談者:
えーと、それが倒産して、
今井通子:
はい
相談者:
それで、ちょっと、それまでは父が、あのお、団体とかそういう、方の、お金の方は全部払ってたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
倒産してからは、今度お、父の姉、私の伯母なんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
その叔母が、お金を、お寺さんの方に、払っていただいてたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
んであのお、今回その、母が亡くなっったっていうんで、じゃあ、お墓にっていうことんなったんですけど、そのお、前え、に、伯母の、連れ合い、私にとっては伯父なんですけども、伯父い、が生前の頃に、えと、うちの近隣に、お墓、立ててたんですね?
今井通子:
うん
相談者:
それで、伯父が亡くなった時に、「その、近隣のお墓に、入るのかな」って、もう、誰しもが思ってたんですけれども、そこへ、伯母が、うちの父と、私に兄がいるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
兄に、連絡が入って、それで「どうしても、近隣のお墓でなくて、街中の、祖母が、眠ってるお墓に、入れてほしい」っていう風に、言われたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
それで、口頭、だったんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
で、うちのお、も、父もお、経済的にももう、何にもできない、くて、今までのことがまあ、払ってたから、後半戦は、もう、伯母がバトンタッチでお墓守ってたんで、まあそれは仕方ないのかなっていう感じで、父ももう、兄も、ま、渋々、了承、したんですね。
今井通子:
はい
相談者:
それで、その1年後に、伯母が亡くなりました。
そしたら、その伯母も、そこの、お墓に入ったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
それで、母が、亡くなって、お墓の手続きしようと思ったら、
今井通子:
うん
相談者:
「もう、うちは、お墓に入る権利はない」って、伯母の娘に言われたんですね。
今井通子:
うんうんうん
相談者:
それで、「『入るんであれば、300万?払ってくれれば、お寺さんは入れてくれる』って言ってる」っていうお話だったんですよ。
で、ちょっと私も、不審に思ったので、直接お寺さんの方にも確認して、それであのお、「そういうことなんですか?」っていうことをお尋ねしたところ、「いや、うちの方では、そういう、金額的なことは一切申してません」って、いうような、お話だったんですよ。
んでえ、今、父も、え、あのお、体も、調子悪くて、あんまり、強いこととかも、やっぱあのお、お金の件に関しても言えなくて、で、今、お墓もない、入れない状態で、母の、骨はずっと自宅に置きっぱなしなんですよ。
今井通子:
ああ、はあはあ、はい
相談者:
んで、ま、できればお墓に1日も早く本来ならで、入れてあげたいんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
でもあのお、まだその、お祖父ちゃん、お祖父ちゃん、祖父と祖母の、
今井通子:
はい
相談者:
仏壇も、位牌も、うちの父がまだ守ってるんですね?
今井通子:
はい
相談者:
だからその辺、「どうしたらいいものなのかなあ?」って、私達、素人じゃ分からないもので・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
ちょっと相談、はあい、を、していただけたらと思ったんですけどお。
今井通子:
そうすると、まずですね、
相談者:
ええ
今井通子:
従姉妹さんは、
相談者:
ええ
今井通子:
嫁いだの?
それとも養子もらったの?
相談者:
嫁いでます。
今井通子:
伯母さんはどうなの?
相談者:
伯母さんも嫁いでました。
今井通子:
ていうことは、本来、あなたの家系の、お墓あ、なわけですよね?
相談者:
本来はそうです。
今井通子:
で、その伯父さんが買った、その、郊外の方のお墓っていうのは、
相談者:
ええ
今井通子:
い、今、誰が?
相談者:
今はその、伯父、さんの親が1人だけえ、しか入ってないんですよ。
今井通子:
あ、伯父さんのお父さん?お母さん?
相談者:
お母さんですね。
今井通子:
お母さんが入ってるのね?
相談者:
はい、はい
今井通子:
んで、そっちの方は、伯母さんがやっぱり同じように、管理して・・
相談者:
全然に、いや、してないで、なんか、永久、今、何とかっていう、なんか、ありますよね?
もう、おか・・
今井通子:
え、永久供養でしたっけ?
相談者:
あ、そう、それにしちゃったんで、「もう一切ノータッチ」って言ってました。
今井通子:
ふーん
相談者:
はい
今井通子:
で、結局はそうすると、その、えーと、名義って言うのは変だけど、持ち物としての、
相談者:
ええ
今井通子:
その、街中にある、お墓、まだ、ご存命の、お父様が、
相談者:
はい
今井通子:
えー、一応はその、お墓あ、の、
相談者:
ええ
今井通子:
持っている人っていう形になるわけ?
それとも、もうそのお姉さん、
相談者:
いや、そこも・・そうなんですよ。
今井通子:
伯母さんが、払うようになってから、伯母さんが持ってる人に代わっちゃったわけ?
相談者:
人に代わっ・・知らない間に代わってて、
今井通子:
うん
相談者:
で、今度知らないで、その、従姉妹の、名前に代わってたんですよ。
もう、全く全然そんなこと知らなくて、
今井通子:
ああー、じゃもう、今は娘さんの、名前になってるわけね?
相談者:
そうですね、はあい。
今井通子:
うーん。
分かりました。
それで、
相談者:
ええ
今井通子:
今日はそうすると、ご相談としては、
相談者:
はい
今井通子:
どういうことでしょう?
相談者:
あのお、母が、
今井通子:
うん
相談者:
あのもう、できればそのお墓にね?
今井通子:
うん
相談者:
入れてあげたいんだけれども、
今井通子:
うん
相談者:
どういう風な、行動をこれからと、とれば、良いのか?ちょっと、私には、分からないので、
今井通子:
なるほど。
相談者:
その辺をちょっと、はあい。
今井通子:
今日はですね、弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生、よろしくお願い致します。
(回答者に交代)